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Mリーグ2023-24 11月17日 NAGA解析/渋谷ABEMAS・松本吉弘プロ、個人首位浮上となる4勝目!
2023年11月17日、Mリーグ2023-24・36日目です。本日はEX風林火山・セガサミーフェニックス・渋谷ABEMAS・KADOKAWAサクラナイツの4チームが対戦。
第1試合、東1局に勝又プロが内川プロからハネマンを直撃してリードを作ると、そこからトップを一度も譲らない見事なゲームメイク。東城プロが食らいつくが結局オーラスまで追いつけず。そのまま勝又プロが逃げ切ってのトップを獲得しました。
第2試合、東1局に親番の亜樹プロが6000オールツモで一気にリード!しかし東1局2本場には松本プロが出アガりの倍満を決めて追いつきます。その後は松本プロと亜樹プロの熾烈なトップ争いとなりますが、松本プロが南2局にハネマンをツモって勝負あり。松本プロは園田プロを0.1ポイントかわして個人首位となる4勝目をあげました。
勝又プロの見事なゲームメイク、松本プロと亜樹プロによるトップの叩き合い…NAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)
西家:東城りお(セガサミーフェニックス)
北家:勝又健志(EX風林火山)
NAGAデータ
内川幸太郎
![](https://assets.st-note.com/img/1700224085787-WPEQ0Nb9XI.jpg?width=800)
白鳥翔
![](https://assets.st-note.com/img/1700224094738-8JwgDgUohh.jpg?width=800)
東城りお
![](https://assets.st-note.com/img/1700224099353-7snKc0x1In.jpg?width=800)
勝又健志
![](https://assets.st-note.com/img/1700224090463-8jKCJ2S544.jpg?width=800)
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:勝又健志
![](https://assets.st-note.com/img/1700231635350-nqZ4zqkzZP.png?width=800)
勝又プロは上家から出た中をスルー。そこそこ手は整っているので鳴く人は鳴きそうです。本田プロなどはその典型でしょう。NAGAはオメガ・ニシキ・カガシはポン推奨、ガンマとヒバカリはスルー推奨です。
中を鳴くと安い手のリャンシャンテンですが、鳴かない場合と速度は段違いです。ただ対戦している3人はそれほどポンポン仕掛けてくるプレイヤーでもないので、鳴かなくてもなんとかなるかもしれません。この辺は相手プレイヤーによって判断が多少変わりそうです。
東2局:東城りお
![](https://assets.st-note.com/img/1700231604936-LWhMiC4pnC.png?width=800)
東城プロのこの手牌何を切るか?チートイツを残すか、メンツ手を強く見るか…東城プロは9mを切ってメンツ手を見ました。NAGAは6m・7m・9mのいずれも僅差で打牌候補となっており、どれもありそうです。個人的には打点をMAXにするチートイドラドラを残して6m切りが良いのではないかと思います。
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