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Mリーグ2023-24 11月3日 NAGA解析/チーム雷電・本田朋広プロ、黒沢咲プロによるデイリーダブル達成!
2023年11月3日、Mリーグ2023-24・28日目です。本日はセガサミーフェニックス・チーム雷電・BEAST Japanext・KADOKAWAサクラナイツの4チームが対戦。
第1試合は茅森プロがひたすら不運な展開。とにかくほうじゅうしまくることになってしまい、他3人でトップを争うことになります。その中でも大きなアガりを決めた内川プロと本田プロの争いとなりますが、オーラスに本田プロがマンガンをアガって内川プロを逆転!見事トップ獲得となりました。
第2試合でもフェニックスの不運は止まりません。今度は東城プロが持ち点を減らしていく展開に。第2試合でも渋川プロと黒沢プロというサクラナイツvs雷電のトップ争いの構図になりましたが、この試合でも雷電の黒沢プロがオーラスに逆転のアガりを決めてトップを獲得!雷電はデイリーダブルを達成しました。
雷電が本田プロと黒沢プロの2連勝で一気にポイントを回復した本日の試合、NAGAと共に振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
南家:本田朋広(TEAM雷電)
西家:中田花奈(BEAST Japanext)
北家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
NAGAデータ
茅森早香
![](https://assets.st-note.com/img/1699013854054-IM6jhAbXjy.jpg?width=800)
本田朋広
![](https://assets.st-note.com/img/1699013863295-rb6arc5qXn.jpg?width=800)
中田花奈
![](https://assets.st-note.com/img/1699013867843-1ggfGuZPDW.jpg?width=800)
内川幸太郎
![](https://assets.st-note.com/img/1699013858487-WU8dfa6c1W.jpg?width=800)
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
NAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:中田花奈
![](https://assets.st-note.com/img/1699023309211-AjrXxaxQHI.png?width=800)
中田プロは上家から出た赤5sをスルー。この赤5sを見送ってしまうと、ソーズのリャンカン部分は残り4枚で苦しくなっていきます。局も中盤にさしかかったところで、まだ手牌もリャンシャンテンですからここは鳴いておきたいところです。
NAGAも全タイプで鳴きを推奨。メンゼン型のヒバカリすら鳴き推奨ですから相当鳴きたい場面だと考えられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699023288977-xjbNOsjBDx.png?width=800)
その後、自力でソーズを埋めますが、親から先制リーチを受けます。そこで上家から6pが切られるのですが、中田プロはこれもスルー。親リーチを受けてしまった時点でもう遅れを取ってしまっていますから、ここは鳴いてテンパイを取った方がいいと思います。
NAGAとしては78pで鳴いて7p勝負をやや推奨していますが、45pを鳴いて現物の8pを切って安全にテンパイを取るのも十分選択肢としてはあり得ます。いずれにせよ、どちらかの形で鳴いてテンパイを取っておいた方がいいでしょう。
東1局:本田朋広
![](https://assets.st-note.com/img/1699023289451-cIip4s8jnH.png?width=800)
本田プロはここから7s切りを選択。一方、NAGAは2p・8p・9pあたりを打牌候補に挙げています。この手牌はすでに5ブロックがある程度見えている形です。それならばドラソバの7sは残して打点上昇を狙うべきでしょう。そのためにピンズのどれを切るかは好みになりそうですが、ここで7sを先に切ってしまうのはいささかもったいないです。
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