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Mリーグ2023-24 12月19日 NAGA解析/セガサミーフェニックス・東城りおプロ、志願の連闘からトップ獲得!

2023年12月19日、Mリーグ2023-24・54日目です。本日はEX風林火山・セガサミーフェニックス・赤坂ドリブンズ・KONAMI麻雀格闘倶楽部の4チームが対戦。

第1試合、東2局に伊達プロが園田プロから12000をアガって一歩リード。そこに東城プロが迫っていきますが、南場に入ると勝又プロが連続のアガりで一気にトップに浮上!オーラス、東城プロは裏が2枚乗れば逆転のリーチをかけますが裏は乗らず。勝又プロが逃げ切ってトップを獲得しました。

第2試合、東城プロが志願の連闘。この試合では瑠美プロが一人沈みとなり、たろうプロ・東城プロ・滝沢プロの3人でのトップ争いに。最後まで誰がトップを取るか分からない僅差でしたが、オーラス東城プロがハネ満をアガって逆転トップ!

本日は東城プロが2着からの志願の連闘で見事にトップを獲得。この2試合を振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:東城りお(セガサミーフェニックス)
南家:伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
西家:勝又健志(EX風林火山)
北家:園田賢(赤坂ドリブンズ)

NAGAデータ

東城りお

伊達朱里紗

勝又健志

園田賢

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:園田賢

園田プロは1巡目からこの1sをポン。園田プロは先日も似たような仕掛けをしていましたが、今期はこの仕掛けを入れていくということなのでしょう。白バックの1000点で形もバラバラなのでNAGAもスルーを推奨しています。

ただ仕掛けられたら無視はできないのが人間というもの。毎局仕掛けてプレッシャーを与えつつ、本手の時にアガりやすくしようという狙いでしょうか。鳴きの少ないMリーグで鳴きまくるとどうなるか見ていきたいですね。

追記:園田プロが赤5m引きの場合について、以下のようなことを仰っていました。

…というわけで、ちょっと赤5mを切った場合のデータをNAGAで確認してみたいと思います。

テンパイした次巡、赤5mを引いてきたと仮定します。(手牌は矛盾がないように一部変えています。)

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