Lomokie Diary #21🇬🇭「3学期Week2」

2023年7月8日 16:24

こんにちは。Lomokieです。
今回は、3学期の第2週目に見たもの・感じたことについて綴ります。

１．最近の活動状況(ざっくり)

私の配属先は、とある郡の教育事務所です。
拠点校(幼稚園〜中学校の一貫校)を中心に、機会があれば郡内の小・中学校を巡回することになっています。現在は、拠点校に直行(7:00am)➡︎郡事務所に寄って帰宅(4:00pm)する毎日です。拠点校では、SHEP(School Health Education Programme:学校保健)担当の先生やカウンセリング・女子生徒担当の先生を中心に話を訊き、情報収集(現状・課題の把握)を進めています。

２．学校保健にかんして今週きけたこと(ざっくり)

1)ヘルストーク
毎週水曜日1限目におこなわれる全校集会"Worship"(礼拝の時間)や朝の会などを利用して、10分20分のヘルストークをおこなっている。

2)Ghana School Feeding Programme(日本でいうところの"学校給食")
ガーナ政府がおこなっているプログラムで、幼稚園・小学校の子どもたちに給食が提供されている。(そのうちもう少し詳しく書きたいと思います)

3)トイレ掃除
小学4年生以上が当番制で実施している。
水は、水道が使えれば水道水を使い、断水時には水を汲みに行く。(たぶん次の投稿でも少し触れます)

4)水道設備
蛇口は校庭に1つあるが、幼稚園児が勝手に遊ばないように、水道は基本鍵をかけて使えないようにしている。朝と夕方に1回ずつ、担当生徒や教員が鍵を開けて「水が出るか断水しているか」を確かめ、水が利用可能であれば、ベロニカバケツ(手洗い用の蛇口付きのバケツ)やタンクに水を溜める。

他にもいろいろありますが、ざっくりとこんな具合です。特に学校給食と水道設備については、まだまだ情報収集していきたいなと思っています。

学校保健担当の先生(日本でいうところの"保健主事")にお話を伺う中で「トイレ掃除は"罰"として受けるものはなく"生きていく上で必要なスキル"として身につけてもらいたい。」と仰っているのが最も印象的でした。すごくいい。自分の健康に必要な行動を自分で積極的に選択できるようにサポートするのは、まさに自己管理能力を高めるための保健指導だなと。

これらに今後どう関わっていくかは、これから検討していきます。なにができるかなー

３．その他学校のようす(今週見たもの・感じたこと)

1)朝

ガーナの朝は早いです。
朝7:00に学校に着くと、中学3年生がすでに授業を受けていました。どうやら8月に大切な試験があるらしく、この時期は朝6:00から授業が行われているようです。生徒も先生方もすごい…

2)授業

「私の授業見においで！」と言われて中学2年生の現地語(Dangme語)の授業を参観させてもらいました。説明もDangme語だったため授業内容はなんにも分かりませんでしたが、授業でグループワークが行われていること、積極的に参加する生徒が多いことが分かったのは今後の活動に活きるかもしれません。

3)青空職員室

前にも書いたとおり、職員室がありません。先生方は、各教室もしくは校庭の木陰にならべた机で仕事(生徒が提出したノートの丸つけやテストの点数の入力など)をしています。

学校の様子が広く見渡せるので、タイミングよく生徒や先生に話を訊きに行けたり、タイミングよく気になる場所に気になる物事を見に行くことができたりと、情報収集するにあたってはメリットが大きいと感じています。

とはいえ、電源が使えないという一面も。屋根の下で充電しながら一人でもくもくとパソコン作業をする時間が恋しくもあります…

4)出勤簿

毎朝出勤簿に名前を記入するのですが、公文書だろうと推測してオフィシャルネーム(本名ローマ字)を書いていたところ、校長先生から「明日以降はLomokieって書いてね」と言われました。頭に浮かんだのはこれ。

『いつもは千でいて、本当の名前はしっかり隠しておくんだよ』

千と千尋の神隠し

けっして隠しているわけではありませんが…
Lomokieでいいのね〜

なお、Lomokieと書くようになって以降、他の先生方からは「オフィシャルネームで書かないの？」と言われます。「いや校長先生にそう言われたから…」

３．これからの見とおし

活動計画を立てるにあたり、引き続き気になるところには億せず出向いて情報収集をしていきたいです。その際、以下の2つを意識したいと思います。

1)想像力は適度にオフ

勝手に物語をつくって納得しないこと。相手の言っていることが聴き取れないと頭の中で勝手に話を推測して納得しそうになりますが、きいた内容を文字に起こして確認しながら、相手の言うことを繰り返しながら、正しい情報を得ていきたいと思います。

2)報連相

ちゃんと郡事務所の同僚(SHEP担当)に「報連相」しながら計画を立てていくこと。独りよがりにならないように、拠点校および郡事務所とうまく情報共有・活動内容の共有をしていきたいと思います。

そろそろJICAに提出する報告書第一弾に手をつけようか…

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これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊 Lomokie

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