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Lomokie Diary #19🇬🇭「この鶏肉どうなるの」

こんにちは。Lomokieです。

今日は、2023年下半期の一日目である7月1日(土)昼下がりのお話をします。

この日私は近所の人から精肉店の場所を教えてもらい、任地にきてはじめて鶏肉を買いました。そう、鶏肉記念日です🐔
ちなみにヘッダーの写真は、その精肉店で撮らせてもらったものです。

1.「その鶏肉どうするの?」


何をつくろうかなーとあれこれ考えながらの帰路、日頃からよくしてもらっているマダムに「Lomokie! その鶏肉で何を作るの?」と聞かれました。

まだ決まってないと答えると、その人は私の家までついてきて一言。「今買ってきた鶏肉、この鍋とボウル、サラダ油・オニオン・卵・米を持ってうちにおいで。一緒に料理しよう!」
そんなわけで土曜午後の昼下がり、私は急遽ガーナ料理を教わることになりました。

1) そしてはじまったお料理教室

言われたとおりの材料は持って行きましたが、これらから何を作るのか、何も言われず何も聞かずにはじまったので、この鶏肉どうなるの?といった具合でした。

まずは、2本の包丁を上手に使って
鶏肉を細分化します
材料A(唐辛子・オニオン・生姜・ニンニク・ピーマンをすり潰したもの)で鶏肉に下味をつけ、
熱した油にエイッ

こうしてできあがったのはフライドチキン!
ここで終わりかと思いきや…

2) まだまだ続くよお料理教室

今度はいったい何を…
このオニオンどうなるの?

まな板を使わずにサクサクと切っていきます
「鶏肉を揚げた油」から鶏肉を取りだし、
そこに切ったオニオン、トマト缶
を加えます
そして、
材料A(唐辛子・オニオン・生姜・ニンニク・ピーマンをすり潰したもの)と卵を追加

できあがったのはエッグシチュー!
いやこのシチュー9割油じゃん…と思いましたが、美味しいからよし…

3) ここで終わらないお料理教室

そして最後はプレーンライス。〆のご飯!

サラダ油を数滴たらします

ここでも油…と思いましたが調べたところ、どうやらふっくらツヤツヤになるらしい。なるほど。

これに蓋をして20分ほど置きます

完成です。


美味しいと健康をうまく天秤にかけ、油とは上手にお付き合いしていきたいと思います。なお、完成したフライドチキン、エッグシチュー、プレーンライスは鍋でそのままお持ち帰りしました。2〜2.5日は食事に困らなそうな量です。



2.「ちょっとこの子見てて」

私の任地では(ほかの地域もそうでしょうか)大家族で住んでいるおうちが多いです。今回お料理を教えてくれた家族も例にもれず。ざっと数えて15人はいました。

そして、食事の準備はちいさな子どもから大人(主には女性)までみんなで協力して行います。「ちょっとそれ取って」「ちょっとこっちきて」「ちょっとこの子(生後1ヶ月)見てて」などと常に会話が飛び交い、とてもにぎやかです。積極的にお手伝いをし、幼いきょうだいの面倒を見ている子どもたちの姿は、見ていて本当にまっすぐだなと感じます。

私もお料理の合間合間にその子(生後1ヶ月)を抱っこさせてもらいましたが、すぐに泣かれてしまいました。その後は2歳児を相手にひたすらいないないばあをしたりスマホのインカメで遊んだり。いつのまにかマッチ棒を手にしていたので慌てて注意したり。こうやってちいさい子どもたちと関わっていると、年の離れた妹を思い出します。


3.最後に

鶏肉を買いに行っただけのはずが、気づいたらはじまっていたお料理教室。本当はほかの買い物もしたかったけれど、流れに身を任せつつ活気に溢れた土曜日となりました。

お料理の様子が気になるapletsi(山羊)

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これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊 Lomokie

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