Lomokie Diary #29🇬🇭「誰がBeautiful Lomokieを創ったか」

まこし

2023年8月15日 00:35

それは先週、活動拠点校からの帰り道、用はないけどなんとなく寄った配属先(郡の教育事務所)での出来事。

「Lomokieにとって神はどんな存在？」
その日はじめて話したスタッフ(40代男性)からこんなことを聞かれました。

よくある宗教の話題。

「日本には"世の中に存在するすべての物に神が宿っている"という考え方があります。」と返したところ、

「それは一般論でしょ。そうじゃなくて、Lomokie自身はどう考えているの？」と。
「私自身ですか。うーん難しいこと聞きますねえ。」

「じゃあ何の宗教を信じているの？」
「うーん…これまた難しい。正月は神社やお寺に行きます。先祖のお墓はお寺にありますしお葬式は仏教です(たぶん)。そしてクリスマスはケーキを食べて家族友人とわいわいします。」

「神道・仏教・キリスト教、その中で特に信じている宗教は？」
「うーん…困った困った。」

「質問を変えようか。キミは誰がBeautiful Lomokieを創造したと思う？」

紙に書いて理解を確かめながらの討論でした
どうも、Beautiful Lomokieです✋

「私の両親…？」
「じゃあキミのペアレンツは誰が創造したの？」
「私の祖父母？」
「じゃあそのグランドペアレンツは誰が？」
「私の曾祖父母？？」
「じゃあそのグランドグランドペアレンツは誰が？」
「私の高祖父母…」
「じゃあキミのグランドグランドグランドグランド…グランドペアレンツ…つまり一番最初の人間は誰が創造したと思う？」

「うーん…創造論とか宇宙の起源とか進化論とかそういう話…？それは完全に私の領域外。有識者!Help me!!」

「僕はね、ある方がこの世のあらゆるものを創造したと考えているんだ」

かれこれ30分は話していました。
途中部屋に他の人が入ってきた時には、「ここを出よう!Come!!」と言われて廊下で話の続きがはじまったりと、アツかった。

そして最後の問いは、
「Lomokieは進化論についてどう考える？」

JICAのルールで日没前には帰宅しなければならないため、これは宿題になりました。その翌日には「考えはまとまったかい？」と電話がかかってきましたが、もう少し時間が欲しいと伝えて現在保留となっています。

また、とある朝には、別の人から
「イエスキリストを知っているか」と尋ねられました。その話の流れで、「キミの目や心、それから"愛"を創ったのは誰だと思う？」と。拠点校へ向かう途中だったので、今度ゆっくりお話しましょうとその場を後にしましたが、

最近この話題引き寄せてるな私！

正直、これまでの20数年間、創造論や進化論について深く考えたことはありませんでした。学校の教科書に書いてあることをそのまま受け入れてきた(というかただ単に暗記してきた)だけで、習ったことを批判的に捉えたことはなかったし(たぶん)、英語の教科書(ピンクか青のクラウン)にダーウィンが出てきた気がしなくもないけど、それは遥か昔の遠すぎる記憶。その程度。悲しいほどに無知。

その後は少しでも彼らの考え方を知りたいと思い、教会に足を運んでみたりもしました。(ガーナにきて2回目の教会！)
が、はじめて行った時よりもDangme語のみで繰り広げられる時間が長く感じ(といっても前回は途中退出したから比較しようがないけど)(今回は2時間半のプログラムのうち2時間程は英語ゼロの時間だった…)、なにも理解できず。唯一聞き取れたフレーズは"Wa na mawu si."(神への感謝を表す表現)のみでした。

はじめての教会についてはこちら⬇

今後補うべき(というか補いたい)知識の多さにはめまいがしますが、bɔbɔ(少しずつ)学んでいきますのでどうかみなさまお手柔らかにお願いします。

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これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊まこし

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