舞台「ブルーピリオド」を見た話

舞台ブルーピリオドを観ました。
とにかく舞台演出がすごい。
舞台セットはほとんど変わらないのに、映像技術、音楽、演者によってそこが渋谷学校予備校海受験会場に変わる。
ファンタジーやSFでもない、現代日本の作品を舞台化するのは難しいことではないのかもしれない。
けど、ブルーピリオドというアートの散りばめられた世界観を完全に再現しているのを観て、演劇って、音楽って、芸術って、こんなにも人の心を動かすのか、とひしひしと感じた。

舞台だから歌唱はそんなにないのかと思ってたらすごい歌う。この曲がまたいい。
絵への熱い思いと歌の熱量の親和力といったらもう圧巻。予備校の先生声伸びすぎ歌うますぎと思ったら宝塚出身の方でした。どおりで。
演者さんたちもキャラクターまんまで、ユカちゃんとか笹森くんの美脚が存分に披露されてた。
もともと恋ヶ窪くん役の立花くん目当てで見に行ったんだけどやっぱカッコよかった。声がいいなあ。
そして八虎役の岡宮くん...!
ほとんど全シーンに出てて、大量のセリフと歌と演技、こなしててめちゃめちゃ引き込まれた。
岡宮くんの演劇への熱意が、八虎の美術への情熱へと込められていた。

休憩なしの2時間45分、ずっとずっと感動してた。
ほんとに、楽しかった。観れてよかった。

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