オーストラリア旅行記②
長時間のフライトに疲れて眠ってしまい、目が覚めるともうお昼だった。友達は夜まで仕事だから1人でケアンズ観光を楽しむことにした。ケアンズはすごく狭くて、どこでも徒歩圏内だ。自撮り棒を片手に歩き出す。気分はフワちゃん。
それにしても暑い、暑すぎる。なんという日差し。ちなみに、オーストラリアは紫外線の量が半端じゃないから日焼け止めは必須です！！！（日頃から紫外線浴びまくってるAussieは皮膚ガンの割合も高いそう）暑さに負けそうになりながら、Cairns Centralというケアンズのショッピングモールに向かう。
Cairns Centralの中はめちゃくちゃ涼しくて生き返る。大型スーパー、アパレル、ドラッグストア、フードコートなんでも揃っていてここにくれば大体の買い物は済ませられそう。オーストラリアは物価が高いので、旅行期間すべて外食となるとかなり高くつく。泊まっているゲストハウスには、共同のキッチンがあって自由に使えるのでスーパーで食材を買って調理することにした。食べたいものは決まっている。カンガルーだ。オーストラリアのスーパーにはカンガルーやクロコダイルのお肉が普通に並んでいる。Cairns CentralにはColesというスーパーがあるので、カンガルーを買いに行く。
スーパーの中は物珍しいものが沢山あって本当にずっとぐるぐる見てた。周りにアジア人はわたししかいなかったのだが、1人のおじさんに話しかけられた。
「やぁ！観光かい？どこから来たの？」
「日本から友達に会いに来たんだよ」
わたしが日本人だということが分かると、おじさんは明らかに嬉しそうにしてた。
「実は僕、日本に行ったことがあるんだ！何年か前に東京に遊びに行ったよ。日本はすごくいいところだね。君は日本のどこに住んでいるの？」
どうやら日本が好きみたいで、おじさんと日本の話をした。
「こうやって話が出来たから、僕と君はもう友達だ！僕はナイトマーケットでお店をやってるから遊びに来て！」
そう言って手を伸ばしてきた彼と握手をして、カンガルーを手に気分よくスーパーを後にした。その話を友人にしたら、ただのよくあるお店の勧誘だからそんなの行かなくていいよと言われて友情は一瞬にして終わった。なんとも切ない。そしてカンガルーは美味しくなかった。
そうこうしている間に、友人の仕事が終わりケアンズを案内してもらうことになった。夜のケアンズはどこもかしこもライトアップされていてまるで街全体がディズニーランドみたいだった。
友人はまずカジノに案内してくれた。ケアンズのカジノは、カジノの上に動物園がある。変な作りだ。カジノの中に入ると、映画でみたような光景が広がっていた。この光景、オーシャンズでみたぞ、、！！と大興奮。
ディーラーとゲームをする勇気は出なかったので、機械でできるルーレットをひたすらやったけど結果負けた。わたしがジョージ・クルーニーじゃなくてよかったな。ゲストハウスに帰ったあと、悔しくてもう一回やろうかと思ったけど、オードリーの春日が全く同じ状況でボロ負けしたのを思い出して踏みとどまった。ありがとう春日。
（続く）
まだ1日目のことしか書いてないのに、一体いつ書き終わるんだ。
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