猫になれるTRPG「夜のあしあと」をプレイしてみた#TRPGリプレイ
皆様はTRPGという遊びを知っているでしょうか?
自分だけのキャラクターを作り、サイコロを転がして一喜一憂し、友達と一緒に想像の旅をする。
そういう遊びです。
そのTRPG の中でも、今現在発行されている最新のものが「夜のあしあと」。
「夜のあしあと」は、猫になって一晩の冒険を楽しむTRPGです。
この文章は、某掲示板で集まった同士で行った「夜のあしあと」のオンラインセッションを、読み物にしたものです。
大変楽しかったので、皆様にもこの楽しさを共有したいと思い、筆をとらせていただきました。
読んでいる皆様にも、この楽しさが少しでも伝えられたら幸いです。
世界観説明とキャラクター作成
猫GM : てすてす^
プレイヤーA :こんばんわー
プレイヤーB : おっすー
プレイヤーC : こんばんわ
猫GM : さて全員揃ったところで夜のあしあと体験卓準備を始めさせていただきますにゃ!
プレイヤーA : パチパチパチ
プレイヤーB : よろしくお願いします
プレイヤーC : よろしくおねがいしますにゃ!
猫GM : ルールブックを持ってる方もいると思いますが、改めて説明すると、このTRPGは夜の危ない世界を猫が夜回りして冒険するTRPGですにゃ
猫GM : なのでなんか猫っぽい感じに進むゲームになりますにゃ
プレイヤー達 : にゃーにゃー
猫GM : この世界の猫はかつて、世界の王として支配していました。しかし、昼間の世界でヒトに敗れたので、小さな猫となってしまいました。その争いから幾星霜を経た今日、ご存じの通り世界には、猫が満ち満ちております。つまり、猫が新たなる天下の王に返り咲いたのですにゃ
プレイヤーA : 猫の…王!
プレイヤーB : な、なんだってー!
猫GM : なおこの古来の猫、略して古猫の再来を望んで現在を破壊しようとするテロリスト、ニャラルトホテプという一派もいるんにゃ
プレイヤーC : 冒涜的な猫もいるもんだにゃー
プレイヤーB : テロはよくない
猫GM : 昼はヒトが支配していますが、この世界は夜になるとガラリと世界がかわります
猫GM : 夜の闇を武器に不思議な世界の住人ヨナという存在が、自分たちと同じモノを増やそうとヒトやネコを惑わすのです。なおこのヨナ、一人で増えないのでこういう方法でしか仲間を増やせないんですね。
プレイヤーB : オバケにゃ?
猫GM : だいたいオバケ
プレイヤーB : こわいにゃー
猫GM : 一番怖いのは鉄の走る箱
プレイヤーB : それはそう
猫GM : 怖いものは多いですが、猫は王なので守るべき規律がありますにゃ。誇りとも言えます。
猫GM : 第一:縄張りの主張
猫GM : 第二:ヒトを守れ
猫GM : 第三:尊厳を守れ
猫GM : 第四:冒険心を回せ!
猫GM : 第五:夜を警戒せよこまけえことはいいんだよ
猫GM : 第六:こまけえことはいいんだよ
プレイヤー達 : こまけえことはいいんだよ!
猫GM : だいたい、夜を回ってヒトを守ってネコらしく、野生を失わず、知らないところでも恐れず歩んで、夜は自分たちの時間だと誇示し、こまけえことはいんだよ!
猫GM : というわけで皆様には世界を歩むPC(プレイヤーキャット)を作ってもらいますにゃ
プレイヤーA : わかったにゃ
プレイヤーB : ほんとだ。ちゃんとルルブにも、P(プレイヤー)C(キャット)って書いてた
猫GM :よし!それじゃあ、キャッツ作成タイム!
プレイヤー達:にゃー!!
猫GM:ハチマルはハチワレのオスの野良猫。太巻は黒いメスの飼い猫。しろは迷い猫ね。OK!
猫GM : そして最後にあしあと
猫GM : あしあととはその猫の所有物や縄張りを示すにゃ
猫GM : 野良猫はねぐら、飼い猫は飼い主、まよい猫は恩猫(自分以外のPC)につけられます
猫GM : んで何ができるかというと
猫GM : 土地にあしあとがつけると、エリア移動時にヤバいから回り道するわってすることができますが、そのコストが軽減されるにゃ
猫GM : エリア移動時に振らなきゃいけないランダムダイス表はやばい。なぜなら冒企だから。
太巻: そうにゃね
猫GM : 飼い猫があしあとを飼い主につけると、飼い主を子分という自分の装備品として使うことができるにゃ。装備品としての効果はランダム。 無論この能力はある程度の制限はあるけど強力だにゃ。
猫GM : 仲間にあしあとをつけるまよい猫だと、猫の手!という判定をお助けする能力で消費するやる気が軽減されるにゃ
猫GM : というわけで飼い猫の太巻は飼い主を子分にするにゃ?
太巻 : するにゃー
猫GM : 1d6適当にどうぞ。これで飼い主に来てもらったときお助けして貰える効果を決めます
太巻 : (1D6) > 6
猫GM : 「フォロー」だね
しろ: 強いにゃー!ソードワールドだと最強の能力!
猫GM : ではお次は野良猫のハチマル。ねどこ(場所)にあしあとつけれるよ
ハチマル : 団地にするニャ。団地なら人間がいっぱいいて御飯もねぐらも思いのままだニャ~。
猫GM : では最後、まよい猫のしろは恩猫ということで、 たぶんふたりのどっちかに猫としての助けられたんだと思うけど?
太巻 : まぁフォローするなら野良猫の方がサポートする機会多そう
しろ : ふむふむ
しろ : じゃあ好奇心で夜をうろついて行き倒れかけたところをハチマルさんに助けられたってことにするにゃ。猫の流儀とかいろいろ教えてもらったにゃ~。
ハチマル : しょうがねえなぁ。色々教えてやるにゃ!
しろ: ありがてえ!
ハチマル : なんかよくわからねえ姿格好だが、猫の仲間として見捨ててはおけねえにゃ!
猫GM : アニキだ
しろ : マジリスペクトにゃ!あしあと付けさせてもらうんにゃ!🐾
ハチマル : おう、くるしゅうない。目立つところにつけニャ
しろ : 眉間にあしあとぺたぺた
太巻き : 無礼キャッツ!
ハチマル : すげえところにつけられたな
しろ: 兄貴!めっちゃ目立つにゃ~!
猫GM : よし。これでキャラクター作成はおしまい!
プレイヤー達:やったにゃー!
シナリオ「初めての夜回り」
猫GM : 冒険に出かけるよ。準備はいいかニャ?
ハチマル : いいニャー!
しろ : おっけー
太巻 : もーまんたいにゃ
猫GM : では、夜のあしあと「はじめての夜回り」はじめていくにゃー!
プレイヤー達 : よろしくお願いします!
猫GM : というわけでこの街、あかね町はその昔にゅーたうんとか呼ばれていたけども最近ヒトが減っていたにゃ。そこで起死回生の一手として、団地をりのべーしょん!してペット可団地に生まれ変わって、賑わいを最近取り戻しつつあったにゃ。
猫GM : つまりにゅーたうんからにゃーたうんになったんだにゃー
猫GM : とまあヒトの都合はさておき、貴方達はこの町に最近やってきたとか成猫になったのですが、それぞれ不思議な方法で「夜になったら公園に来るように」とお知らせが届きました
猫GM : 野良猫ならカラスから伝言が伝えられ、飼い猫の元には窓越しに一匹の猫に伝えられたり、まよい猫なら虫のしらせだったり
猫GM :そうして貴方たちは公園に集まりました。
ハチマル:集まったニャ!
猫GM : そこには、すべり台の一番高い所に威厳がある大きい老猫がいるではありませんか!
ボス猫「ムゥ」 : 「よくあつまってくれたにゃ」と傷だらけですが風格のある猫です。
ハチマル : なかなか強そうなやつだニャ。
太巻 : 「オジサン。何の用?」と気安く声を掛ける。
しろ : 「ど…どうもですにゃ…」威圧感がこわいんでハチマル先輩の後ろにいます
ボス猫「ムゥ」 : 「うむ、お前たちも良い頃合いだ。夜回りを体で覚えるべきだにゃ」と古猫の末裔としての猫の働きをすべきときがきたことを伝えるでしょう。
猫GM : 猫の掟にもあるように夜回りは猫が猫たる為のお仕事でもあるのです
ハチマル : 「夜回り…」しろの手前よくわからないが堂々としておく
しろ : 「よまわり…?」よくわからないがパイセンが堂々としてるから大丈夫かな…くらいのこと考えてる
ボス猫「ムゥ」 : 「何、簡単なことだにゃ」と尻尾を愉快そうにゆらします。「夜明けまでに、それぞれが、ヒト町と団地で新しいあしあとを付けて、広場に戻ってくれば良いにゃ」
ハチマル : 「わかったニャ!」野良なので土地勘には自信があるようです。
しろ : 「が…がんばります!にゃ!」不安しかない!
ハチマル : 「よし!しろついてこい!夜回りについて教えてやるニャ!」
しろ : 「あ!先輩!ついていきますにゃ!」ふたりの猫は駆け出しました
ボス猫「ムゥ」 : 「あと太巻、オジサンじゃないからあとで覚えておけにゃ」と牙を見せます
太巻 : 「…細かいことは気にしにゃいで」
太巻 : 「あ、待つにゃふたりとも!」
ハチマル : 「ついてくるニャ!だれでもウェルカムぅ!」
しろ : 「仲間がいっぱいで安心だ!にゃ!」太巻と合流し、みんな夜の闇に消えていきます。
ボス猫「ムゥ」 : 「…まったく」とすべり台の上であなた達を待つべく丸くなるでしょう
猫GM : という感じの導入にゃ!
ハチマル : 結構いい感じになったニャ
しろ : こっからいろんなとこ行くのかにゃ
猫GM : ここからスタートとして1d6を2回ふって気持ちを獲得するにゃ
猫GM : 気持ちは最大3つ(初期の気性を含め)までもててそれが行動の選択肢になるにゃ
猫GM : 行動として使うと消費して消えちゃうにゃ
しろ : そんじゃ振らせていただくにゃ。コロコロ。
しろ : 「こわい」「こわい」
しろ : めっちゃこわい!
太巻 : コロコロ。
太巻 :「さびしい」「好奇心」
太巻 : さみしがりキャッツ!
ハチマル :ころころ。
ハチマル :「好奇心」「誇り」
ハチマル : なんかいい感じになった
猫GM : このとき、気持ちが2つかぶっちゃったぞってとき。この気持ちを使う時には▲印のしか使えなくなるので注意にゃ。太巻は寂しいきもちを使うとこれは自分のって目印つけることしかできなくなるってことにゃね
太巻 : まぁあしあと付けて来いって話だから問題ないにゃー
太巻 : …でどうすればいい?
猫GM : ではお次は皆セットで移動になります
猫GM : 今広場だから団地orヒト町にいけるけどどっちいく?ってやつにゃ
猫GM : んで行くときにそれぞれ遭遇表を振ってもらうにゃ。これはランダムでイベントが起こる。遭遇表怖いから回り道する!ってこともできてこの場合やる気1d6点消費して遭遇表使わないことも選べるにゃ。この時、場所にあしあとつけてると、2点でいいよってなるのがハチマルのあしあと効果にゃ
ハチマル : なるほど~。どっちいく?正直どっちでもいいニャ~
しろ : どっちがいいわるいとか全然わからんからどっちでもいいにゃ!
太巻 : つまりダイスに全てを託すにゃ!
太巻 : 細かいことは気にするな!にゃ。コロコロ
太巻 : 団地
ハチマル : じゃあ団地に行くかニャ
猫GM : はーい
しろ : ゴー!
太巻 : にゃー
団地にて。子猫「トラタ」との出会い
猫GM : ではそれぞれ遭遇表なので1d6使うか回り道するか宣言どうぞにゃ
太巻 : 1d6 (1D6) > 5
しろ : 1d6 (1D6) > 5
猫GM : では太巻としろ
猫GM : 夜の気配を感じる。夜回りへの意欲が上がるかも。【知覚】で判定。成功すると、【やる気】を1D6点回復する。
太巻 : 鼻血が出るにゃ
しろ : いまやる気満タンだから意味ない?
猫GM : まあ失敗しても成功しても今やる気マックスだから意味ないにゃー。
太巻 : ざんねん。でも、夜の澄んだ空気で気持ちが落ち着くにゃ。
しろ : ふわふわ漂いながら団地うろうろしたにゃ。モチベーション上がるー。
ハチマル : 「では、オラの縄張りをみんなに見せつけてやるかニャ」コロコロ。
猫GM : はい。
ハチマル:はい…?
猫GM : 1 「ガチャン!」しまった。扉を閉められた。別の出口を探さねば。【知覚】で危険度3の判定。失敗すると、【時間】を[足りない成功度]だけ減少する。
ハチマル :「ふふふーん!こっちニャ!近道があるんニャ!」ガチャン!
ハチマル :「…え?」もしかして…閉じ込められた…?
太巻 : あいつ。ヤバイ。
太巻 : ナワバリとは?
しろ : 先輩…?
猫GM : 猫は丸いドアノブでしめられるとあけられない…
ハチマル :どうすればいいんですか…?
猫GM : ・【知覚】で判定して成功する・回り道をしてやる気を消費する
のどちらかですにゃ。
太巻 : なおハチマルの能力だと知覚判定を成功させることは無理。
太巻 : そう言う時の秘密兵器が猫の手
猫GM : しろが眉間にあしあと付けたのでシロはやるき2点でダイス目増やしてあげられるよ
ハチマル : 「助けて!しろ!助けて!」ガリガリ!ガリガリ!
しろ : 「にゃ!先輩がピンチ!」お助けしますにゃ!
猫GM : というわけでハチマルは知覚振ってください
太巻 : (正直ハチマルのナワバリだから回り道した方が得なんだけどね…)
system : [ しろ ] やる気 : 10 → 8
太巻 : 何事もチャレンジ
しろ : 「いま助けますにゃ~!」と助けにいきます!
ハチマル : ううにゃ~!
ハチマル : 知覚判定 > 3,4 > 成功数1
しろ : 猫の手 > 3,1 > 成功数0
猫GM : ダメだった
しろ : あの…成功数0って…
太巻 : 成功度0は
太巻 : 成功度0
ハチマル : んニャー!ぅんニャー!ガリガリガリガリ
しろ : 「にゃ~!!駄目でしたにゃ~!」ガリガリガリガリ
system : [ 時間 ] 宵の口 : 3 → 1
猫GM : というわけで宵の口2ポイント過ごしてなんとか脱出しましたとさ
ハチマル : 「ひどい目にあった…」
太巻 : 「アンタのナワバリじゃなかったの…?」
ハチマル : 「…まぁ、この団地は広大ニャ…そういうことも…ある」
太巻 : 「ふーん…まぁそういうことにしておくにゃ」太巻はオトナなメス猫だからクールに去るにゃ
ハチマル : これって結構大きいミスニャ?
猫GM : だいぶ時間はゆるいから安心していいにゃ
ハチマル : よかったニャ
猫GM : 最悪そこに時を遡れる猫いるにゃ
しろ : まかせて!危なくなったら、ぼくが時かけするにゃ
太巻 : 今はまだその時ではない…
ハチマル : シロは使えるやつだニャ~
太巻 : さてと、行動するにゃー
猫GM : というわけでうにゃんうにゃんとゆったりと時間を掛けて団地へ来たあにゃたたち
猫GM : その前に薄汚れて小さい猫があなた達に近づくでしょうにゃ
ハチマル : 「どうしたんにゃ?」情けないところを見せてしまったので、いいところを見せようとする。
子猫 : 「にゃにか、たべるものありますかにゃ…」とろれつもまわらないほど弱っているようですにゃ
太巻 : 食べるもの…そんなん持ってたかにゃ?
しろ : 「大変!なんとかしにゃいと!」
子猫 : どうもこの子猫、母親からお乳をギリギリもらっているくらいのですが最近母親が失踪。狩りもできずに弱っているようで、名前もない状態ですにゃ。
しろ:かわいそうだにゃ~…
子猫 : ハチマルの魔法でご飯を挙げてもいいですし、ハチマルあたりはこのへんでご飯をあげてるヒトを思い出せるでしょう
ハチマル : そうだった!ここはオラのナワバリだった!
太巻 :「あんたね…」あきれ顔
ハチマル:「ここはオラの庭ニャ!任せろ!」
しろ : 「先輩…!」なんとかしてくれることを期待する眼差しを向けるにゃ
猫GM : というわけで手がかり発見にゃ!
猫GM : 手がかり1「ごはんのばしょ」
条件:子猫を助けようとする
場所:団地
危険度:2
団地のどこかに、夜、ご飯をくれるヒトが住んでいる場所があるって聞いたことあるニャ!どこだっけ?
猫GM : 御飯にありつける場所がどこか、ボケたようですにゃ
ハチマル : 「…どこに居たっけ餌係…?」
太巻 : この猫こんなんばっかだにゃー…
猫GM : では太巻から「気持ち」を使って行動してね
太巻 : にゃ!にゃ!
太巻 : ムウから言われたし、団地にあしあと付けるにゃ
猫GM : 毛並みで難易度1判定にゃ
太巻 : 毛並みは2 (2D6) > 7[6,1] > 7
太巻 : 成功!
猫GM : お見事!
ハチマル : やるもんだニャー
しろ:ですにゃ~
猫GM : では太巻は縄張りとして団地を獲得!
太巻 : そつなくこなす。私失敗しないんで…にゃ!
ハチマル : ぐぬぬ…うらやましい…
しろ : やり手だにゃ…かっこいい~
猫GM : というわけでさみしい気持ちが一つ消費されました
太巻 : 「あのオジサンから言われたように、あしあとつけておくにゃ。やることはやる」
太巻 : 丁度良い感じの室外機の上辺りでゴロゴロしながら、自分の匂い付けたにゃ
太巻 : 「さて、あのふたりはどうしてるかなー」
猫GM : 行動としては以上かな?
太巻 : 以上だにゃ。というかあのふたりが七転八倒だからサクサク行くよ
しろ : 七転八倒させるにゃ(予告)
ハチマル : ニャァー!ゴロンゴロン!
猫GM : 予言猫たち
猫GM : ではお次はハチマル
ハチマル : 可哀そうな子猫を助けるニャ
ハチマル : 魔法があるけど使える?それとも好奇心で手がかり探すほうがいいかにゃ?
しろ : 兄貴やさし~!
猫GM : 魔法でごはんあげてもいいよ
ハチマル : じゃあ「夜の魔法」の「猫まんま」使いますニャ
猫GM : そういうのが無い時のための手がかりね
ハチマル : 「確かここら辺の茂みに…」
子猫 : 「…?」突然茂みに消えたハチマルの行動がわからないようで首をかしげますにゃん
ハチマル : ずるずるとカリカリの入った小袋を持ってきます
ハチマル : 「カラスが盗んでいったやつなんニャ!」「あいつら袋丸ごと盗むのに全然食べないニャ!」
子猫 : 「…ええとぉ…にゃう?」と幼い故か、何していいかわからないようです
子猫 : 「これなんなんにゃう?」
ハチマル : 「こうやるにゃ!」バリっと爪で袋を裂きます
子猫 : 「…ごはん!」とピンと尻尾を立てて中身がなんなのかようやくわかるようでした
ハチマル : 「このカリカリがたまらないニャ~」と言いながら食べて、一緒に食べるよう促します
子猫 : 「…!…!」と恐る恐る口にしておいしい!とわかると勢いよく食いつきますにゃ
しろ: うんうんと後ろからうなづきます
猫GM : という感じで子猫は久方ぶりの食事にありつけたでしょうにゃ!
子猫 : 「あ、ありがとうにゃ…! アニキと呼んでもいいでしょうかにゃ!?」と感謝の意を述べます。このコにあしあとをつけると子分にできるでしょうにゃ
ハチマル : あしあとをつけて子分にします。「じゃあ後輩にしてやるニャ」
しろ : 後輩を作ったのか…俺以外の猫を…
猫GM : 重いにゃ!
猫GM : 知覚判定で難易度は1!
ハチマル : 知覚判定 (2プレイヤーB6>=4) > 3,2 > 成功数0
猫GM :失敗です
ハチマル : あれ!?こいつ…カリカリ食わせてやったのに…!
猫GM : 猫の手とぶにゃ?
しろ : 猫の手飛ばしますにゃ
system : [ しろ ] やる気 : 8 → 6
太巻: しろが後輩でよかったにゃ、ハチマル
しろ : 猫の手 > 5,4 > 成功数2
しろ : やったんにゃー!
太巻 : この後輩デキるね
猫GM : 先輩を支える後輩のプロ…!
しろ : こーはいが増えてうれしいんにゃ~
ハチマル : 俺だけの魅力ではこの子猫を後輩にできなかった…
子猫 : 「??」猫の作法がよくわかっていないようで、あしあとづけを避ける子猫でしたが、しろの指導でこうすればいいのかとわかるでしょうにゃ
ハチマル : しろはさすがニャ…
しろ : よかったよかった
子猫 : 「このひとはセンパイと呼べばいいのかにゃ?」とひらひらするシロのシーツ姿にしっぽを揺らしていますにゃ
しろ : 「そーだにゃ。先輩のことは先輩って呼ぶのだにゃ!」
しろ : 「ちなみにぼくのことも先輩って呼んでいいんだよ?にゃ」
子猫 : 「ハチセンパイ!シロセンパイ!」と子猫特有のキラキラとした目で2猫を見つめるでしょう
ハチマル : 「うんうん」しろにも後輩ができてうれしそうです
しろ : 「ふふふ…ぼくもせんぱいって呼ばれたにゃ…」シーツをひらひらさせて喜んでる
猫GM:ということでこの子猫はハチマルの子分になりました。ダイスを転がして能力を決めますよ。コロコロ。
猫GM : この子猫は子分として、「庇う」してくれますにゃ
ハチマル : 結構肉体派…
子猫 : 母親の教育がそんな感じだったかも…
太巻 : ていうかコレ母親絶対この子猫庇って死…
猫GM : シーッ!にゃ!
太巻 : 「…そろそろその子にも名前付けてあげたらどう?」無駄に高い所から見下ろしながら
子猫 : 「名前ー?」とどうもしっくり来ないみたいですにゃ
しろ : 「おかあさんいないのに名前って付けていいの…?」
太巻 : 「母猫がいない間は私たちが面倒見るしかないよ。そうなったら呼び名は必要」
しろ : 「なるほど…」
猫GM : これはメスキャッツの本能…?
ハチマル : ママンキャット…
しろ : ママ…
太巻 : 「どっちにしろアンタらに懐いてる。アンタらが決めるのが筋にゃ」
ハチマル : 「よし!この先輩がお前の名付け親になってやるニャ!キジトラの子猫だから…」
ハチマル : 「お前はトラタニャ!」
子猫「トラタ」 : 「トラタ!僕トラタにゃ!」と名前をもらって嬉しそうです
しろ :「トラタ!君も僕たちの仲間にゃ!」
太巻:「トラタね…安直だけど、まぁいいんじゃない?よろしくね、トラタ。」
子猫「トラタ」 :「トラタ…トラタ。トラタ!」自分の名前がもらえてとてもうれしそうです
プレイヤー達:にゃにゃにゃ!みんなうれしそうです
猫GM : あとこのトラタはあなた達に付いてくることができますけど付いてきてもらうにゃ?子分は集会(チーム)に1体だけエリア越えてもつれていける。
ハチマル : じゃあ連れて行こうかな。危ない時にしろを、かばってもらいたいし。
猫GM : 冷静キャッツ!
太巻 : 鬼!悪魔!ハチマル!
ハチマル : そうにゃ!あぶない!心優しい兄貴なのに!
太巻 : というか子猫一匹放置するわけにもいかないにゃ。野良として狩りの仕方も出来ないのに。
しろ : いっしょに連れてってお作法教えたいにゃ。後輩に先輩面するにゃ~。
猫GM : というわけでトラタが仲間になりました!
猫GM : では最後はしろの手番
しろ :うーん…もう団地にやること残ってない気がする…「こわい」を使ってヒト町に行くにゃ
太巻 : でもこの団地に足跡つけるのもいいかも。ムウの話的には夜の間に全員が団地とヒト町であしあと付けてこい!だったから
しろ :でも、 あしあと付けれる気持ちがないにゃぁ…
ハチマル :猫GM、猫GM。 あしあとつけたい場合どうすればいいニャ?
猫GM : そういうときは毛づくろいといって気持ち1つ消費して、 新たな気持をゲット!もできるよ
太巻 : 但しサイコロ振って得た気持ちだから、ランダム性高いにゃ
しろ : そういえばクリア?条件ってどういう形になるにゃ?
猫GM : 夜明けまでに、各PCがヒト町か団地につけてこいという感じだね
猫GM : なので太巻は達成してる
ハチマル : しろは「こわい」しかもってないから、足跡つけるの大変だニャ。気持ちガチャをガチャガチャしないといけないニャ。
太巻 : そうだにゃ~。猫の手も使えるからガチャガチャしてみるのもいいと思うにゃ。
しろ : 内緒だけど、ヒト町いったら子猫みたいにあしあと付けれるイベントありそうとは勝手に思ってるにゃ(小声)
ハチマル : にゃるほど
太巻 : …確かにイベント求めて行くのもアリだね
しろ : というわけでこわい使ってヒト町行くにゃ!
猫GM : 「こわい」を使用してヒト町に移動ね、OK。ふわふわとあなた達は不思議な風船が飛び立つのを見かけました。明らかに、この世のものとは思えない雰囲気をまとっています。
太巻 : にゃ!?
しろ : ふーせんふわふわ~…だけど、なんか…変…?
猫GM : それはどんどん数を増して一種恐ろしい光景にも見えるでしょう…「こわい」気持ちがしろの心にどんどん湧き出してきて、逃げたい気持ちを抑えることができません。しろはヒト町のほうに駆け出しました。
しろ : 「にゃぁあああ!なにあれ!こわいいいいいいい!!!!!」
ハチマル : 「えええええ!しろのなかまじゃないの⁉」
太巻 : 「仲間じゃないから逃げてるんでしょ!追うよ!」
ハチマル :「しろまつニャー!」
トラタ:「あ~!おいてかにゃいで~」トコトコ
ヒト町。ヒトとヨナ
猫GM : ではヒト町へ移動するので遭遇表振ってね
猫GM : では太巻から1d6どうぞ
太巻 : (1D6) > 3
猫GM : 3 「あ、猫ちゃんだ。撮っちゃえ」若いヒトが機械をこちらに向けている。【知覚】で危険度[自分の【毛並】]の判定。失敗すると、ダメージを1点受け、今の【気持ち】1つを〔いらいら〕に変更する
猫GM : フラッシュをバチバチに使って猫をいらっとさせるやつ
しろ : 猫ミーム素材にされちゃう!
太巻 : いやダメージ1点は重いよ! ここは回り道!
猫GM : はーい。やる気1d6消費だにゃ
太巻 : 1D6 > 4
system : [ 太巻 ] やる気 : 10 → 6
太巻 : 「うにゃ…なんかでりかしーがなさそうなやつらがいる…ああいう奴らの前に出ると、光るやつでバシャバシャやられちゃうのよね…」ひょいっと物陰に隠れて回り道する。
太巻:でも、結構やる気ダメージ痛かった…失敗してもダメージ1点なんだからチャレンジしてもよかったかも…
太巻 : 皆!回り道は結構重めのコストだぞ!
ハチマル : はーい
しろ:はーい
猫GM : ただイライラの気持ちは得るから後々不利になるかもだから人によるね
しろ : エリアにあしあと付ける大切さがわかった!
しろ : ていうか回り道って振ったあとでもいいんだ
太巻 : 寧ろ遭遇表のデメリットが重い!って時の回避用なんだにゃ~。今回はちょっとデメリットの計算を間違えた
猫GM : 行動するにしても気持ちの数持ってるのは手段の広さに広がるからにゃ
猫GM : というわけでお次はハチマルね
ハチマル : (1D6) > 1
猫GM : 1 :雨がふってきた! しばらく雨宿りだ。【時間】を1減少する。
猫GM : 通り雨だにゃ!
ハチマル : 「ああああん!濡れたくないニャー!」トラタを咥えて、どこかの家の軒先に避難するにゃ。
太巻 : ハチマル、時間系遭遇表多すぎ!
猫GM : 野良だから雨に濡れる強さをしってるんだにゃ
子猫「トラタ」 : 「雨の時隠れてなきゃだめなんです?」と降ろされながら、後輩が尋ねてるにゃ
ハチマル : トラタも覚えておくニャ…水は…ヤバイ
子猫「トラタ」 : 「はいにゃ!」と元気よく一緒に隠れるでしょうにゃ
猫GM : 期せずして野良の暮らし方教えてるね
ハチマル : 二人一緒になって空を見上げてるニャ
猫GM : という感じで時間消費したものの体力温存したにゃ
猫GM : では最後はしろ
しろ : (1D6) > 5
猫GM : 5:ちょうどいい板を発見! 爪とぎしよう。【運動】の判定。成功すると、今の【気持ち】1つを好きなものに変更。
しろ : ぼく運動へたっぴなのにー!
太巻 : まぁ1個成功させるだけだからにゃ。どーんといこうにゃ
猫GM : アニキに教えてもらった爪とぎ法かつようしよう!
しろ : 1D6 (1D6) > 5
しろ : 「にゃあああ!いい感じの板!」よくわかんないのから逃げて不安だった気持ちを落ち着ける!ガリガリ!
猫GM : 気持ち一つ獲得ー
しろ : ご機嫌ほしいけど普通にあしあと付けれる気持ちにしますにゃ
ハチマル : おお、やったニャ!しろ!
太巻 : 「さびしい」か「誇り」が足跡つけれる気持ち
しろ : ぼくは誇り高い猫だった気がする…誇り取るにゃ
猫GM : なんか爪とぎうまくなってちゃんとした猫になった気分なんだね
ハチマル : しろも成長してるにゃ…
しろ : よく見たら獲得じゃなくて変更!
猫GM : ほんとだ
猫GM : 怖いと交換かな?
しろ : 爪ばりばりやって猫として自信ついてこわい気持ちとオサラバにゃ!
猫GM : 一つ上の猫にゃ
しろ : 「あーたのしかったー!もうおばけなんてこわくないよ!」まんぞく
しろ : 手番終わり
猫GM : という感じでヒト町へかにゃ
猫GM : これでサイクル終了したので時間を一つ進めるにゃ
system : [ 時間 ] 真夜中 : 3 → 2
猫GM : というわけで皆猫がヒト町につくと同じ足音がずっとついてきますにゃ
[情報] 猫GM : 手がかり2「足音」
条件:ヒト町に向かう
場所:ヒト町
危険度:2
何者かがつけて来ているいったい誰だ?何がしたいんだろう?
猫GM : 手がかり2をゲットしてヒト町についたにゃ!
ハチマル : 足音…
太巻: そういえば、私の飼い主がヒト町にいるにゃ
飼い主 : …これ呼び出して良い?
猫GM : OKですよにゃ
猫GM : では太巻からスタート
太巻 : まああしあと付けるにゃ、「さびしい」消費ですりすりするんにゃ
太巻 : …時にGM
猫GM : へい!
太巻 : コレ飼い主の【フォロー】って全員いける?書き方的に自PプレイヤーAだけのようには見えないけど…?
猫GM : 全員にイケるものと思っていいと思いますにゃ
太巻 : とりあえず判定ね
太巻 : 2D6 (2D6) > [1,4]
太巻 : 成功!ヒト町にも足跡つけたよ!
猫GM : 流石に太巻の町なだけあって慣れたものにゃ
ハチマル : すごい…
太巻 : あしあとにヒト町追加。というかコレ家に帰っただけだにゃ
猫GM : まあ帰り道を縄張りとして規定したという感じだね
飼い主 : 家に帰って「にゃあ」と鳴くと、どてらを羽織って和風の寝間着を着ている少女が出てきました。この女性が太巻の飼い主です。
飼い主 : 「太巻、何ですかこんな真夜中に…」目を擦りながら太巻についていきます。太巻の様子を見るのと同時に、なんとなく夜の散歩に出かけてもいいかぐらいの気持ちです。
太巻 : まぁそんな感じで子猫を含む他3匹の様子でも見に行きます。
猫GM : はーい
猫GM : そんな感じで手番終了かにゃ?
太巻 : 手番終了にゃ!
猫GM : ではお次はハチマル!
ハチマル : はいニャ
ハチマル : あしあとつけたいけどやれないから毛づくろいでもしようかな
太巻 : 待つにゃ!
太巻 : 「コレ手掛かりってどう調べるのかなー」ってルルブ見たら調査もあしあとと同様に特定の気持ちでしか出来ないにゃ
猫GM : 説明ありがたい
太巻 : 対象となるアクションは「はらへり」の「かぐ」、もしくは「好奇心」の「聞く」だにゃ
太巻 : ハチマルが両方持ってるにゃ
ハチマル : この場所のてがかりはもう手に入ってると思ってたニャ
ハチマル : そういうものではない?
太巻 : 持ってるのはてがかりだけで、真相は判ってない。だから、気持ちを使用して、手がかりを調査する必要があるにゃ
ハチマル :へー、なるほどニャ…
ハチマル : よっしゃ!じゃあハラヘリ使って「かぐ」ニャ!
猫GM : そうなると知覚にゃ!
猫GM : 危険度(難易度)は2ニャ!
ハチマル : 知覚判定 > 1,4 > 成功数1
猫GM : あ、成功度1足りない…
ハチマル : にゃぁぁ…
しろ : 猫の手出すにゃ
猫GM : ではやるき2点減少してどうぞ
system : [ しろ ] やる気 : 6 → 4
しろ : 先輩の力になるにゃ!
しろ : 猫の手> 1,4 > 成功数1
ハチマル : 「ありがとう…しろ…!」きらきらした目で後輩を見る。
猫GM : これで2点達成したので真実はハチマルのみに公開されるますにゃ
ハチマル : ハイニャ。確認したニャ。これは自信があるぞ…!
猫GM : そしてニャラティブタイムにゃ!
猫GM : 「真実」
あのヒトは団地の住人で、たしか〈 〉という仕事をしていたはず。
手に持った機械が、時折「カシャッ」と変な声で鳴いている。
どうやら自分たちが好きみたいだ。
ヒトは猫のトリコだにゃ。
猫GM : 〈〉が禁句でそれを共有するための行動なんだけど、挑戦にはやる気1点を消費するにゃ
猫GM : 本当は1分間そのキャッツが説明するんだけど音声通話やオフセッション仕様なので、制限時間3分で〈〉の説明をハチマルが書いてくれないかにゃ
ハチマル : はーいニャ!
しろ : がんばるんにゃ先輩!
太巻:ちゃんとしないと承知しないよハチマル!
猫GM : 正解者にはやるき1点プレゼンツ
ハチマル : 黒い線で描いてあって、かっこいい人とかかわいい人とか出てきてやんややんやするやつなんなんだニャ。 ぺらぺらのやつにかいてある。これを作るのが難しい難しいってみんな言ってるニャ。ヒトはみんなこれに夢中で、月曜日とかにこれを買い求めて殺到するニャ!
太巻 : にゃ!制限時間!
ハチマル : これで大丈夫だったかにゃ。曜日言っちゃったのはちょっと反則だったかもですにゃ…
猫GM : こまけえことはいいんだよ
ハチマル : にゃにゃ
猫GM : 本当は質問タイムを設けたいけど時間ちょっとキツイので回答をGMにコショコショしてくださいニャ。
[秘匿] しろ : 回答するにゃ!漫画家さんにゃ!
[秘匿] 猫GM : 正解!
[秘匿] しろ : やった!
[秘匿] 太巻 : 回答するよ
[秘匿] 太巻 : 週刊少年ジャンプ!
[秘匿] 猫GM : おしい!非常におしい!猫の情でもう一回解答どうぞ
[秘匿] 太巻 : 漫画家にゃ!
[秘匿] 猫GM : 正解!
猫GM : では…二人正解にゃ!
ハチマル : にゃにゃ!
猫GM : やる気1点回復どうぞにゃ
太巻 : にゃんにゃん!
しろ : ドヤァ
system : [ 太巻 ] やる気 : 6 → 7
system : [ しろ ] やる気 : 4 → 5
[情報] 猫GM : 「真実」
あのヒトは団地の住人で、たしか〈漫画家〉という仕事をしていたはず。
手に持った機械が、時折「カシャッ」と変な声で鳴いている。
どうやら自分たちが好きみたいだ。
ヒトは猫のトリコだにゃ。
猫GM : というわけで正解は漫画家でしたにゃ!
ハチマル : わーパチパチパチ
猫GM : んで、これを猫の言葉に言い換えることができるにゃ。漫画家を猫語に言い換えるとなんだろうねにゃ。おえかきやさんにしとくかにゃ。
しろ : 漫画のネタに使われるー!
おえかきやさん : 「ネコちゃん…ネコちゃんかわいい…」ふらふら
太巻 : ヤベー奴にゃ…
ハチマル : ド深夜に…こいつ大丈夫か?
しろ : たぶん大丈夫じゃない…
猫GM : まあちょっと大丈夫じゃないんだけど、ではイベント発生にゃ
猫GM : そうして、あなた達を追ってパシャパシャとっているのはおえかきやさんだったようですにゃ
猫GM : それと同時に、あなたたちが団地から出てきた時と同じように、夜空に風船がいくつも浮き始めますにゃ
ハチマル : にゃにゃ!なんと!
しろ : また出て来た!
オトギモノ : そしてその傍らには燕尾服を着たカエルや魚達がおり、笑っているでは有りませんかにゃ!
ハチマル : うおおお!胡乱なやつらが出てきたニャ
オトギモノ : 「綺麗だろーあれ全部夢なんだぜー!」「大収穫だー!」と騒ぎ立てています
オトギモノ : そう彼らはヨナ。それもおそらく不思議な国のヨナ達です
オトギモノ : 彼らは女王の命令で時折この世界にやってきて夢を盗んでいくのです…まあ一晩だけならたいしたことはないのですが。
オトギモノ : ある意味この風船は半分ヨナなので、ある意味まよい猫のシロに非常に近しいと思われますがそれはそれ。
ハチマル : まぁしろもぺらぺらで白い布かぶってるみたいな形してるから、あの風船に似てるニャ
しろ : 近い存在…?しろむずかしいことわかんない!
徘徊する女性 : 「わわっすごいすごい!」と締切に追いやられた精神がうまく噛み合ったのか、この夢泥棒風船を見ることができたのか、今度は空に向かって平たい機械を向けパシャパシャし始めます
ハチマル : …これ大丈夫かニャ…大丈夫じゃないニャ…
太巻 : キマってる…
しろ : 締め切りはこわい…
オトギモノ : 「…おお風船が見えるヒトか、女王様喜ぶかな」「喜ぶ喜ぶ、連れてかえろ!」とそのヒトに向かって夜の魔法を掛けて、風船にするではありませんか!
ハチマル : おお!?これは猫の掟の発動か!?
しろ : 猫の掟第二条!ヒトの保護!
猫GM : というわけで貴方がたはこのヒトを守ることができますがどうしますかにゃ?
ハチマル : 兄貴としては黙っておけない。助けてやるかニャ!
太巻 : やるしかないね
しろ : 助けるにゃ!掟を守るにゃ!
太巻 : なんかしろが一番使命感強いね
しろ : 新米さんだから掟を守る成功体験が欲しいだにゃ。トラタもいるから先輩としていい所見せたいのもあるニャ。
猫GM : というわけで助けるには運動判定で危険度2だね
猫GM : ただしオトギモノ達の妨害があるのでこのままだとバツサイ2(ダイス数マイナス2)がかかるでしょうね
猫GM : 妨害をなんとかする役は好きな能力値で危険度2の判定
太巻 : …これは秘密兵器の使いどころだにゃ…!
太巻 : GM!飼い主のフォローって猫の手にも通用しますか!
猫GM : 通用しますよ
太巻 : 私がヨナたちの妨害を何とかする為に鳴声で判定するにゃ。
太巻 : 3D6 > [4,3,6]
猫GM : 成功度2!成功!
太巻 :「ここはこっちが妨害を何とかするにゃ!にゃおおおん!」鳴声でヨナたちを引き付ける!
オトギモノ : 「な、なにするだぁ!?」と太巻の声がオトギモノ達を怯えさせます
オトギモノ : これで妨害はないでしょう!
ハチマル : おお、やった!さすが太巻ねえさん!
太巻 : 「此処は我らがナワバリだよ!ヨナはとっとと去れ!」
しろ :かっこいい!
しろ :「 にゃ!そうにゃ!でていけー!」
太巻 : ハチマルは早く判定する!
太巻 : 運動1の飼い猫に長時間の運動はきついにゃあ!
しろ : 無敵の運動3でなんとかしてくださいにゃあ!「先輩!あの風船を攻撃してくださいにゃ!」
猫GM : ハチマルは運動なので3d6で判定どうぞ
ハチマル : 「よっしゃ!オラの爪の鋭さ見せてやるニャ!」浮き上がった風船に対してとびかかる!
ハチマル : 「ニャニャニャー!」
ハチマル : 3D6 > [5,2,3]
猫GM : 1点たりねえ!
太巻 : ここが使い時!
太巻 : 発動!飼い主!フォローによる振り直しを要求します!
猫GM : これは飼い主を踏み台にして更にジャンプとかいう描写かな
しろ : 飼い主さんも身体張ってるね
飼い主 : そこはもうちょっとこう可愛い感じで…
ハチマル : 「ごめんニャ嬢ちゃん!ふみ!」
飼い主 : 天高く跳び立つハチマルをキャッチするとかそういうふぎゃっ
ハチマル : 3D6 > [1,4,1]
猫GM : ちょっとたりない!
しろ : おたすけキャッツ!
飼い主 : 出目が悪くなってるじゃないですか!
system : [ しろ ] やる気 : 5 → 3
しろ : うおおー先輩お助けー!
しろ : 猫の手 > 6,2 > 成功数1
太巻 : この後輩優秀だな…
ハチマル : しろもふみ!
しろ : 「せんぱい!お手伝いするnふぎゃ!」
猫GM : 成功!して合計2!
ハチマル : 二人の助けを得たハチマルは高く飛び立つ。そして、鋭い爪を思いっきり振りかぶり、おえかきやさんをとらえていた風船に対して振り下ろす!
ハチマル :「ニャニャニャニャー!」
猫GM : パツンと風船が割れておえかきやさんが地面に転がります!大丈夫生きてます!
太巻 : 「アンタ何人踏み台にするつもりなの!?」
ハチマル : 「ふぅ…いいふみ心地だったニャ…」
猫GM : いい性格してるキャッツ(褒め言葉)
しろ : 「ぼくたちのこんびねーしょんの勝利にゃ!」
ハチマル : 「そうだにゃ!みんなのおかげニャ!」右手を高く掲げる!
オトギモノ : 「お、覚えてろ~」とふわふわと消えていくでしょう。まあ彼らにしてもヒト誘拐はオマケではあったのでしょうけれど。
太巻: 踏み台にされた飼い主は眼鏡落としてメガネメガネ…しています。太巻は「大丈夫?」と飼い主の様子を伺っています。
しろ:結構な高さから落ちてそうだけど、大丈夫かにゃおえかきやさんは…?
おえかきやさん: 「あっ、ネコちゃん御飯食べる?」と危うく連れて行かれるところだった危機感もなく皆ネコにご飯を振る舞うでしょう
ハチマル : にゃにゃ!?バイタリティがすごい!
太巻 : 「コイツはコイツで肝が据わってる!」
しろ : 「ごはん!たべるたべるー!」シーツひらひら
猫GM : 全員やるき1d6点回復ね
system : [ ハチマル ] やる気 : 10 → 10
system : [ 太巻 ] やる気 : 7 → 9
system : [ しろ ] やる気 : 3 → 6
飼い主 : 「そこのひらひらしてるのは本当に猫で良いんでしょうか…?」いぶかしげにご飯を食べているしろを見つめています
子猫「トラタ」 : 「(センパイ達みたいになりたい…!)」そう思うトラタであった
旅立ちと旅の終わり
ハチマル : 「にゃにゃ!ごはん!ごはん!トラタもごはんたべろ!」とトラタを誘います。
おえかきやさん : 「あっ、かわいい…この子子猫かな?」といっしょに食いつくトラタに微笑みます
飼い主 : 「野良ですかね。ウチの太巻のお友達のようですが…」
おえかきやさん: 「首輪もないし…ねえ。いつか飼おうとは思ってたんですけど…買うのはちょっとと思ってたんですけど…」とトラタを飼いたそうにしています
しろ : むっこれは
ハチマル : その様子を見て何かを感じ取ります
子猫「トラタ」 : 「…何を言ってるにゃ?」とセンパイ達に聞くでしょう
ハチマル : 「トラタ…巣立ちの時が来たニャ…」
ハチマル : ちょっとトラタを押し出します
子猫「トラタ」 : 「…にゃ」とそのまま押され、おえかきやさんの前にでるでしょう
飼い主 : 「…何だか、飼って欲しそうな眼をしてますけど…大丈夫です?野良猫を飼い猫にするのって大変ですよ」
おえかきやさん : 「…大変だとは思いますけど…直感で飼っておけって思えちゃうんですよね」と苦笑いします
飼い主 : 「そうですね…困った時はご相談ください。この子猫、ウチの太巻の友達みたいですし」
おえかきやさん :「その時はお願いします」と微笑みます。そして、おえかきやさんはトラタの前で中腰になり、猫たちの様子を見つめるでしょう。
ハチマル : 「トラタ…猫には飼いネコと野良猫の二つの生き方があるニャ…」「そしてお前は…飼い猫の生き方がふさわしい猫ニャ!」
しろ:「このヒトなんかさびしそう…ヒトと一緒に暮らしてやって導いてやるのも、猫の勤めの一つだにゃ!」と激励します
太巻:「まぁ飼い猫もそれなりに楽しいにゃ」とクールにふるまいます。
徘徊する女性 : 「キジトラの子、うちくる?」と手を差し出し
子猫「トラタ」 : 「…お世話になりましたにゃ!ハチマルセンパイ!しろセンパイ!太巻ねえさん!」とおえかきやさんの手に抱えられます
ハチマル : 「俺やしろとトラタの生き方は違うけど…いつまでもお前は俺の後輩ニャ!」
しろ : 「達者でにゃー!」
猫GM : という感じでトラタは飼い猫になって貰われていきました
猫GM : ハチマルとシロの教えは確実に生き、おえかきやさんをヨナから守ることでしょう
ハチマル : よかったにゃー
太巻 : 「…それはそうと!」
太巻 : 「あんたらムウから言われた事忘れてない!?」
しろ : 「…あ」
ハチマル : 「あっ…」
猫GM : というわけでシロの手番だにゃー
しろ : ヒトを助けて誇り満タン!誇りであしあと付ける!
しろ : 毛並で判定!
猫GM : はーいにゃー
しろ : 2D6 > [2,3] > 5
しろ : あっ
猫GM : 最後の最後でやからすキャッツ!
ハチマル : 猫の手つかうにゃ?
しろ : パイセン!お願いします!
ハチマル : 2D6 > [3,6] >
猫GM : さすパイ
しろ : やったー!兄貴かっこいいにゃー!
ハチマル :「 ふっ…ちょっとはかっこつけさせるニャ…」
猫GM : しろはハチマルの指導であしあとの付け方を覚えました!
太巻 : で、ハチマルはやる気1d6減少
しろ : 兄貴の手伝いもあってはじめてお外であしあと付けれた!
ハチマル : 1D6 > 6
猫GM : ガッツリ
ハチマル : うお!
しろ : ごめんにゃぁ…
system : [ ハチマル ] やる気 : 10 → 4
猫GM : 教えるの大変だったみたい
ハチマル : ふ…いいってことよ(げっそり
太巻 : 「ハチマル…アンタは他猫がフォローしてくれるのもたまには感謝するんだね」
ハチマル : そうだにゃあ
system : [ 時間 ] 真夜中 : 2 → 1
猫GM : というわけで目標は達成したので公園に移動にゃー
猫たち : にゃー
ボス猫「ムゥ」 : 「ふむ帰ったかにゃ。思ったより早かったなにゃ」
ハチマル : 「ふふん」自慢げです
しろ : 「がんばった!」ひらひら
太巻 : やれやれって感じで後ろから付いてきます
ボス猫「ムゥ」 : 「さて何があったか夜明けまで聞こうじゃないかにゃ」と皆猫を眺めます
ハチマル : 「にゃ!にゃ!大冒険があったニャ!」もう言いたいことがいっぱいありすぎてパンクしそうです
太巻 : 「私から説明するにゃ…あああと、皆に紹介しておく新顔が一匹いるんだけど。その子はまた今度この夜会で紹介するにゃ」
しろ : 「にゃ!風船!ヨナたおした!ヒト助けた!」
ボス猫「ムゥ」 : 「うむうむ」と初めての夜回りの思い出を楽しそうに語る皆猫を嬉しそうに眺め、夜は更けていくのでした…おしまい!🐾
猫GM : 初めての夜回りはこれにておしまいです!ありがとうございました!
猫たち:お疲れ様でしたニャ!
終わりに
私たちの旅はどうだったでしょうか?
読んでくれた皆様にとっても楽しい経験になってくれたらと願っています。
「夜のあしあと」をプレイした感想としては、とても遊びやすいゲームだなと思ったのが率直な感想です。
普通のTRPGではファンタジー世界の冒険者になったり、超常現象を操る際キッカーになれたりします。
しかし、このTRPGでは猫という私たちの横にいて寝ていたり、毛づくろいをしていたりする子たちになれるゲームです。
そういう意味で、とても行動が想像しやすく、ロールプレイがしやすかったです。
また、扱うデータも少なく設定してあるので、理解しやすく遊びやすかったです。
総じて、かなり完成度が高いゲームだと思いました。
皆様も一度遊んでみることをお勧めします。
ではこの辺で。さようにゃらー!
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