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赤ん坊は、かわいいのか?

今日は喫茶店に一歳半の赤ん坊をつれたお客さんがいらっしゃいました。

階段もあるし、子どもメニューも少ないお店なので、赤ん坊がくるのは珍しいのです。

赤ん坊はとてもかわいく、ちかくのお客さんも
「かわいいかわいい」と声をかけていました。


赤ん坊はかわいい、確かにそうで、
「命のかたまり」
「生きるそのもの」

という話が展開されていたのですが、

私は全く別のことを思い出していました。


私は長女を産んだ時、
その生きものそのものを感じて、
このいのちをどうしたらよいか分からなくて、恐怖を感じていました。

産後の傷ついた体に、
おっぱいを上手に飲ませられなくて、
赤ん坊は何をしても泣き止まなくて、怖くて怖くて恐ろしかったのです。


冬だったので、雪が降る外に出したら何時間で死んでしまうかな?
一晩お世話しなかったら死ぬのかな?


と不謹慎にも考えていたことを覚えています。

私にとっては、赤ん坊は恐ろしいもので、かわいいものではありませんでした。

結果、無事に娘はおっぱいを飲み、元気に成長しました。

次女、三女のときには、さすがに経験上そこまで恐怖は感じませんでしたが、周囲の人が言うほど私には【かわいい】と思えませんでした。

子育ては大変だから、それもあるかもしれませんが、命はかわいい、尊い。

それゆえに私にとっては怖いものです。

まぁ、人の赤ん坊を見れば、やっぱりかわいいのですがね。

赤ん坊と赤ん坊を取り巻く大人の会話から考えました。


もっと軽く、ふわりと子どもたちと関われるようになりたい、と同時に

この怖さと共に命とちゃんと向き合っていきたい。そう思いました。


自分の信じた世界から自分を高める
共に学ぶ舎「HAG」

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