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読書会を開催しています。7つの習慣(5)主体的になる

担任している学年団で7つの習慣を読書会しています。
今まで、習慣に入る前の前提部分をまとめていましたが、
ようやく「第1の習慣」に入ります!

第1の習慣は、「主体的になる」です。

突然ですが、人生のハンドルは誰が握っているでしょうか?
自分の人生はもちろん自分でハンドルを握っているはずです。

しかし、「〇〇でさえあったらなぁ」
「〇〇できない」「〇〇しなければならない」
というのは、自分ができることではなくて、誰かや環境によって自分がやりたいことができていない、またはやりたくないことをやってしまっている、ことを指します。

7つの習慣では、自分でコントロールできることを「影響の輪」
自分ではコントロールできないことを「関心の輪」と言っています。

問題が起こったときに、わたしには何ができるか、私たちには何ができるか
と考えることは、ポジティブなエネルギーを使って、影響の輪を広げていることになります。

自分の影響の輪を自覚し、関心の輪へ広げていくには、
「自覚」「想像」「良心」「意志」の人間にしかできない4つの力を働かせます。


フランクリンコヴィ―ジャパン ホームページよりお借りしています。

例えば、子供が癇癪を起すので困っている母親がいるとします。
子どもの癇癪は母親にとって「刺激」です。
母親は「またなの!?」「うるさい!」「あなたが癇癪を起すから私もイライラする!」と子供を怒ったとします。これは母親の「反応」です。

ここに先ほどの4つの能力を使って反応までの間を変化させています。

まず、「自覚」します。子供の癇癪という刺激に自分は何をしたのかです。
「わたしは子供の癇癪に、イライラして怒りをぶつけます。」

次に「想像」です。母親のイライラをぶつけられた子はこの後どうなるかです。「いつも怒鳴られた後は、さらにひどく癇癪を起す。」

そして「良心」です。今何を選択することが一番良心的であるのかを考えます。「本当は、癇癪を起してしまうことの原因を一緒に見つけたい」

最後に「意志」です。自分に何ができるかを考えます。
「癇癪を起すには何か原因があるに違いない。子供の様子をよく見て、子供がイライラする前に、〇〇したいの?などかかわりの声をかける」

と解決策を見つけていきます。

ここまでいくと癇癪「刺激」に対する「反応」は、「話をよく聞き、抱きしめる」とか「ひとまず静かな部屋に連れて行って、落ち着くまで待つ」などというように変化します。


コヴィーさんは、この刺激と反応の間に
「成功は失敗の彼方にある」
「目標をもち、約束を守る」という2つを書いています。

わたしは小さいころから「失敗は成功のお母さん」と習いました。

トライ&エラー
そして、それを無自覚に行うのではなく、
自分で人生のハンドリングをする覚悟を。
刺激から反応の間には4つの能力を。主体的であるは7つの習慣の土台となります。

では、ハンドルを握ってどこへ行くのか、これを第2の習慣に見ていきたいと思います。

今日はここまで。


自分で自分を高める子になる
人の心が育つ家「HAG」



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