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前略、大望ができたってよ

来たる2024年春、ついに北陸新幹線の金沢〜敦賀の区間が開業される。
東京駅〜福井駅の所要時間は、最短2時間51分となるみこみらしい。
そして、東京駅〜敦賀駅は最短3時間8分とな。

お気づきだろうか。
福井駅〜敦賀駅の所要時間17分ですよ。
正直、早すぎて想像ができない、理解できない。

さて、前置きが長くなってしまったが新幹線の開業に合わせて、ふくい桜マラソンが開催される。
ふふふ、話の転換も早すぎて驚くであろう。

福井には今までなかったフルマラソンの開催に、エントリーすべきか迷った。このアルコールで肥えた下腹を揺らして走る自分が想像できなかったからである。

これでも高校時代に陸上競技ををかじっていて、駅伝も経験したし社会人ではウルトラマラソン(50km)もなんとか走ったことはあるのだが。
当然、過去のことだ。
それは今じゃない。
そう適性体重をすんなりとoverしている今では膝を痛めてしまうだろう。
そして膝が痛いことを理由に、また走ることを先延ばしにしてお腹に脂肪を蓄える未来が頭をよぎる。

エントリーしたい!でも自信がない。
この悶々とした気持ちは1週間続いて、気づいたらエントリーしていた。
これで、自分のお腹周りのお肉と向き合わなければならなくなったのである。

エントリーから気づけば1ヶ月経て今に至る。

前略の大望を抱くまでもう少しだけお付き合いいただきたい。

この1ヶ月私のお肉は減るどこか増す一方でした。
そう、刻々とふくい桜マラソンのHPのTOPページに出てくる、開幕までの日数は減っているのだ。現在、この記事を書いている段階で開幕までの日数は172日だ。

この172日を多いと捉えるか、少ないと焦るのかは個人の捉え方にもよるだろう。
私には少ない。
このお腹周りの、いや身体全体に展開してるお肉を、およそ10kgも無くそうとすると足りない。
日数的に見ればおよそ4ヶ月あるのだろうが、その期間。お分かりだろうか、そうお気づきのとおり正月を跨ぐのだ。
消費しきれない餅を流し込み、サウナスーツのごとく厚着をして除雪するが消費するのは水分だけの、あの季節がある。
私には足りない。

目下の目標それは体重に焦点を合わせるのではなく、走ることを身体に思い出させることを大切にしたい。

走って駅前にゆく。アワタチで注ぎたてのクラフトビールを仰ぎ飲む。
飲酒運転はもってのほか。むしろ自分の足で帰路につくしかない。
次点に。走って芦原までゆく。ベトココさんのクラフトビールを流し込む。
帰路につく。
そう、ランナーにとって水分は必須なのである。
完璧だ。
飴と鞭ならず「命の水」作戦で距離を稼いで消費カロリーを増やすしかない!

前略、ここまでに至るが。
ふくい桜マラソンを走り切ること。
これは来春の楽しみでもあり、やり切るためにあの手この手で脱軽肥満だ。

大望
来年やりたいことは、また別にある。
琵琶一。
それも自転車ではなく、自分の脚で。福井から。
熊川宿を抜け、歴史ある鯖街道を通って。

琵琶一はもともとしてみたかった。
熊川宿で福井〜京都までの歴史ある道を知った。鯖街道を歩きたかった。
弟のアメリカ縦断に憧れた。
やりたいこと、課題はたくさんあるだろうが30歳の節目にやりたいことをやり切りたい。

来年度、琵琶一を目標に見据えて生きたい。

UnsplashTakashi Miyazakiが撮影した写真


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