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倉庫がパンパンでも、絶対に仕入れるべき箱がある 『THE STORAGE BOX』をたくさんの人の手に届けたい理由

「山下さん、うちの会社の収納箱に興味はありませんか?」

そんな形でお声がけをいただくのは流石に初めてだった。
前職でも収納用品をたくさん取り扱い、自分自身も収納用品大好き、更には文具屋を始める時に「箱だけ売って暮らせないかな?」と思ったような人間なので、収納箱の情報には人一倍目を通しているつもりだ。

もうお店は収納ボックスを収納するスペースがなくて唸っている現状だ。
それにも関わらずこれ以上収納ボックスを取り扱うことには慎重でありたい。
ましてや取引先の収納ボックスの話ならもちろん、当然のように把握しているからちょっとサンプルを送ってもらうだけ……のはずだった。

でも百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、新しい収納箱を手にし、色々とお聞きしているとあれよあれよという間に取り扱うことになった。
今回はそんな、“最適”と暮らすをビジョンに掲げるブランド『THE』のSTORAGE BOXをご紹介したい。

ハードカバーの持つ重厚な風合い

THE STORAGE BOXという商品には、表面素材にいくつかのバリエーションが存在する。
そんな中でも自分が別格と感じて手にとったのは、ハードカバーの本のような重厚さを感じるブラックタイプ。

ネット上で商品を見たときにはただの黒色だと思っていたのだけど、実際に手にしてみるととても雰囲気のある仕上がりで、インテリアにも自然に馴染むのがわかる。

実は私自身、このハードカバーという素材の空気感が大好きで、好きなノートに付け替えられるハードカバーをクラウドファンディングを使ってオリジナルで作ってしまったぐらい好き。
そんなハードカバーがかっこいい箱になっているというのはそれだけでもたまらないものがある。

表面の意匠としては、金でブランドロゴと英文が少しだけあしらわれている。
We study the past(過去に学び), Think about the present(現在について考え), and Create the future(未来をつくる)。
そんな文章は、THEというブランドの姿勢と共に、誰もが大切にしていくべきアプローチにも感じられる。
収納ボックスに入れるものはまさしく、過去に学ぶために保存しておくものだったりもする。
そういった意味では、収納箱にもぴったりな文章にも思えてくる。

もちろんこの箱を棚に平積みにしていくのもいい。
A4サイズを元に作られているから、大きいタイプの収納箱も多くの棚にマッチすることは間違いない。
黒いハードカバーを思わせる収納箱は、アンティーク調のインテリアにだって間違いなく馴染んでくれる。

ただ、個人的にはこんな風に本のように縦置きしたりもしてほしい
中に入れるものにもよるけれど、もう本と一緒に縦置きするために生まれてきたかのようにしっくり来る。
重みのあるものをいれたら十分ブックエンドとしても役に立ってくれるし、平積みしている状態よりも手に取りやすいというのもポイントだ。
一番大きいA4Wというサイズに、版型がバラバラな雑誌をまとめていれて縦置きしたりしても、インテリアのリズムを整えてくれる。

平べったくなることの素晴らしさ

ここまででも十分にこの箱のポテンシャルの高さは伺えると思う。
けれどもここから先の内容にこそ、今回お取り扱いさせていただく大きな理由があるので引き続き見てほしい。

THE STORAGE BOXは、よく見るとチョロっと持ちてが出ていて…

これを指で摘んで、マグネットで閉じられた蓋を開けていくと…

こんな風に開閉していく。

そして更にここから

マグネットで維持されていた形を外していくと……

こんな風に平べったくなってしまうのだ。
もちろん、マグネットで構造を作っているので、組立状態に戻すのも簡単。
デメリットは、平べったい構造で長期間置いていると、少しクセがつくので、箱の状態にしてから落ち着くまで少し時間がかかることぐらいだろうか。

この平べったくなっちゃう構造によって、お届けまでの送料もお安くすみ、組み立てそのものも説明書不要で簡単、更には使わない時には平べったくして省スペースでしまっておけるなど、様々なメリットがもたらされている。

製造は明治時代に日本で初めて紙箱を量産したといわれている大阪で、高級菓子や化粧品のパッケージ箱を手がけてきたTAISEI株式会社。
丁寧に作られた紙箱を存分に楽しんで頂ける。

ただ、一つ。
このTHE STORAGE BOXの残念なところがある。
それは実は現在の在庫を持って生産を終了してしまう可能性が高いということ。

昨今の原価の高騰なども影響していきそうということで、現在の価格では生産も難しくなりそうとのことで、確実に手に入る数は今あるだけとなっている。
もしかするとうちでの取り扱いも最後の花道になりそうで、商品のことを伝えて大切に売ってくれるお店として、うちのお店に販売についてご相談をいただいた。

ただそのため、価格についても現在は発売当初の元の定価の40%OFFという形でお届けをさせていただくことができる。
(これは2019年10月頃から公式ショップ等でも同様の価格で購入できている価格です)
元々、流通経路の送料を省くことで値ごろ感のあるアイテムがお安く買えるということは、買う側としては嬉しいことではある。
でも、本音としてはもう少し早くこの箱のことを知っていれば……という想いも少なからずある。それぐらいこのハードカバーな収納は、かっこよく良く出来ている。

2022年5月3日〜5月5日の3日間、関西最大級の面積を誇る無印良品さんの新しい店舗「無印良品トナリエ南千里アネックス」のつながる市でPOP UP出店で販売をさせていただき、実際にこの箱に見て触れて、好きになっていただけたらお迎えいただければと思っている。

また、当店舗のネットストアでも5/9(月)から随時出荷する形で予約販売をスタートさせていただく。
こちらは予約ということもあって、今回送料無料でお届けさせていただくので、ぜひゴールデンウィーク明けのお仕事やお部屋の片付けに気合を入れていただくお手伝いになればと考えています。
販売ページへのリンクは下の方にも貼っておくので気になる方はぜひ見ていただければ嬉しいです。

この記事を通じて、もう出会うことができなくなるかもしれない素敵な箱が、その価値を知ってほしくなっていただいたたくさんの人の手に届けば嬉しく思います。

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