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リュックの肩紐の余りに、スッキリとした導きを【TAPE CLIP for Backpack】の話

リュックの肩紐の余りが気になったことはあるだろうか。

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そう、リュックの肩紐を適正な長さに絞ったときに、垂れてしまうあの部分のことだ。

正直なところ、私はそんなに気にしてなかった。
別に行動が大きく阻害されるというわけでもないし、特に垂れていてもいいじゃないかと。

でもある日、原付での通勤の際のちょっとした不注意で、気づいた時にはそのあまり紐の先っちょが溶けてしまった。
エンジンなどの熱の高い部分に触れたのか、道路との摩擦でこうなったのかはわからない。

そんな経験を経てしまうと、あまり紐のことが気になって仕方ない。
リュックに初めからあまり紐を通すための仕組みが付いているものもあるけれど、そういった機能が付属していないものも多い。

こうなってくると、なにかいい道具を探して仕入れたくなるのが個人事業主の自由なお店のいいところでもありわるいところでもある。

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そしてついに出会ったのが、一見して用途のわからない小さな黒いパーツ。
今回はこちらの「テープクリップ」をご紹介させてほしい。

後付けできる利便性

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実はこのテープクリップ、大手アウトドアブランドなんかでも取り扱いがあったりする。なので単体の写真を見たことはあったのだけど、実際になにがよくて、どうやって使うのかが検討もつかなくてスルーしていた。

それが、たまたま他のアイテムを企画していた時に、メーカーさんがこのパーツを使っていたので使い方を教えてもらったところ、ようやく理解することができた。

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クリップの部分は使い方も明確だけど、問題は「3」の部分だった。
そのまま押し付けるだけでは、バンドに取り付けることができない。

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こんな風に、下部の部分をぐっとズラして、横からはめる。
これが正しい取り付け方と知らなければ、パキッと折れることを心配してしまうような強引な方法のようにも見えるけれど、実はこの構造こそがこのテープクリップを唯一無二のものにしている。

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取り付けに必要な構造が複雑であればあるほど、パーツとしてのシンプルさは失われていく。けれどもこのテープクリップはこの通り、最小限の構造で後付できるため、必要に応じて取り付けでき、なおかつシンプルな見た目を実現しているのだ。

目立たないサイズ感

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さて、実際にリュックに取り付けてみるとこの通り。
リュックの底部とつながっているバンド部分を、なにか一度すべてのバンドを解いたりといった大層なことをせずともすぐに取り付けできて、なおかつ対して目立ちもしない。

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また、リュックの余った方の紐を取り付ける側はクリップ式になっているので、あまり紐を引っ張って肩紐の長さを調節する際にも、クリップからの取り外しや取り付けが容易に行いやすい。

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あとは、あまり紐を通せばこの通り。
ぶらりとあまり紐が垂れてしまうことなく、いい感じに整理できる。
リュックや使う人の体格によって、あまり紐の長さは変わるだろうけど、それでも調整部分からダラリと垂れるよりは明らかにスッキリとしてくれる。

神は細部に宿るというけれど

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神は細部に宿るというけれど、こんな小さな日常の悩みまで解決してくれるパーツを提供してくださるメーカーさんの工夫には本当に頭が下がる。

ただ、使い方がすぐにわからない故に自分とお内情に出会えていない人がいたらと思い、今回はえっちらおっちらと簡単な取り付け説明書も作って当店でも販売をさせていただきたいと思う。

ぜひぜひ肩紐の余りが気になる皆様のお手元に、このテープクリップが届けば嬉しい。

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