山種美術館の話
写真は去年か一昨年に撮影可能となっていたものをとらせていただいた。
美術館にはたまに行く。
銅版画、日本画、アールヌーヴォがすき。
山種美術館は日本画を中心に展示ししている美術館で、特に気に入っていて展示が変わることに確認している。
今日も展示再開(コロナでずっと閉館していた)初日とあって、ぜひ行かなくてはと思っていた。
そんな時、ツイッターで昔から仲良くしてもらっている友達と、予定があったので行くこととなった。
山種美術館の魅力は数多くあるのだが、1番は疲れず、満足できる展示のボリューム、2番は四季や、画家等テーマを決めてまとまりのある展示がされている点だと思う。
私には、飽きっぽい性分であったり、非常に気に入った絵の前にずっと止まってしまう気質があるため、展示が多すぎたり、情報量が多すぎたりすることはデメリットのほうが大きい。
それに急に苦手なタイプの絵が出てくることがない。
ゲルニカとか、ムンクの叫びのような、強烈な作品を見ると何か持っていかれるような不安な気持ちになる。
作品の魅力なのかもしれないが非常に疲れるし、驚くし、苦手なのだ。
山種美術館では、ちょうどいい空間、好きなタイプの作品が多く、とても見て回るのが楽しい。
特に今日は予約制初日ということもあり人の入りも少なくとても落ち着いてみて回ることができた。
最後に忘れてはならないのはお茶のお時間。
練り切り、抹茶、緑茶等と一緒に美術展の最後を締めくくる。
これが楽しみで行っているといっても過言ではない。
あれが気に入ったとか、これがよかったとか、そんな話をしながらもう一回和に浸れる。