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ChatGPT チームプランはデータ学習されない!

※この記事は、2024年1月11日時点の情報をもとに記述しています。詳細は必ず公式サイトを参照してください。
※この記事は、ChatGPT のサポートを受けて作成しています。最後に、会話の情報からサムネイルを作成してもらいました。

OpenAI は、ChatGPT のチーム向けプランを公開しました!

今回は、このチームプランの詳細を確認したので、主に学校の先生向けにデータの学習に着目して解説していきたいと思います!

生産性向上などの情報もあったので、こちらの記事で解説しています!

チームプランの公開

We launched ChatGPT Enterprise a few months ago and industry leaders like Block, Canva, Carlyle, The Estée Lauder Companies, PwC, and Zapier are already using it to redefine how their organizations operate. Today, we’re adding a new self-serve plan: ChatGPT Team.

ChatGPT Team offers access to our advanced models like GPT-4 and DALL·E 3, and tools like Advanced Data Analysis. It additionally includes a dedicated collaborative workspace for your team and admin tools for team management. As with ChatGPT Enterprise, you own and control your business data—we do not train on your business data or conversations, and our models don’t learn from your usage. More details on our data privacy practices can be found on our privacy page and Trust Portal.

Introducing ChatGPT Team
January 10, 2024
https://openai.com/blog/introducing-chatgpt-team#fn-1

我々は数ヶ月前にChatGPTエンタープライズを立ち上げ、Block、Canva、Carlyle、The Estée Lauder Companies、PwC、Zapierなどの業界リーダーがすでに組織の運営方法を再定義するために使用しています。本日、新しいセルフサービスプランを追加しました: ChatGPT Teamです。
ChatGPT Teamは、GPT-4やDALL-E 3などの高度なモデルや、高度なデータ分析のようなツールへのアクセスを提供します。さらに、チーム専用のワークスペースとチーム管理のための管理ツールも含まれています。ChatGPT エンタープライズと同様、ビジネスデータはお客様が所有し、管理してください。データプライバシーに関する詳細は、プライバシーページとトラストポータルをご覧ください。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

ここで記述されているように、新たにチームプランを導入することで、データを第三者に共有せず(学習されず)に ChatGPT を利用することができるようになったことがわかります!

詳しく解説していきますね!

1.概要

Advanced models & analysis
Generate better code, craft emails, analyze data, and anything else your team needs with our most powerful models.
Customized for your team
Collaborate by creating and sharing GPTs—custom versions of ChatGPT for specific use cases, departments, or proprietary datasets.
Secured for your workplace
Get a dedicated workspace for your team with admin controls, team management, and stringent security. We never train on your data or conversations.

ChatGPT for teams
https://openai.com/chatgpt/team

高度なモデルと分析
より良いコードの生成、メールの作成、データの分析など、チームが必要とするあらゆることを、最もパワフルなモデルで実現します。
チームのためにカスタマイズ
特定のユースケース、部署、または独自のデータセットのために ChatGPT のカスタムバージョンである GPT を作成して共有することで、コラボレーションを行うことができます。
ワークスペースの保護
管理者コントロール、チーム管理、厳格なセキュリティを備えたチーム専用のワークスペースをご利用ください。あなたのデータや会話を盗み見ることはありません。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

ワークスペースの使い方は、また別途記事にします!

ここで記述されているのは、ワークスペースの保護にあるように、チーム専用のワークスペースを利用することで、データや会話を学習に取られることがないことがわかります。

2.チームプランでできること

ChatGPT Team includes:
・Access to GPT-4 with 32K context window
・Tools like DALL·E 3, GPT-4 with Vision, Browsing, Advanced Data Analysis—with higher message caps
・No training on your business data or conversations
・Secure workspace for your team
・Create and share custom GPTs with your workspace
・Admin console for workspace and team management
・Early access to new features and improvements

Introducing ChatGPT Team
January 10, 2024
https://openai.com/blog/introducing-chatgpt-team#fn-1

ChatGPT チームには以下が含まれます:
・GPT-4へのアクセス(32Kコンテキスト・ウィンドウ付き
・DALL-E 3、GPT-4 with Vision、ブラウジング、高度なデータ分析などのツール(より高いメッセージ・キャップ付き
・ビジネスデータや会話に関するトレーニングは不要
・チームのための安全なワークスペース
・ワークスペースでカスタムGPTを作成・共有
・ワークスペースとチーム管理のための管理コンソール
・新機能や改良点への早期アクセス

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GPT-4 、画像生成系も使えます!

さらにここでも、

ビジネスデータや会話に関するトレーニングは不要

となっているので、会話が学習されることはないことがわかります!

3.プランによる違い

わかりやすい価格に関する記事が公開されていました!

https://openai.com/chatgpt/pricing

モデル

Free:
Plus: Standard
Team: Expanded
Enterprise: Unlimited

となっていました。

このモデルについては、このページの最後に小さい文字で

*Based on hourly message capacity

*1時間あたりのメッセージ容量に基づく

となっていました。

チームプランにすると、一定時間に使える会話の量が少し増えるようですね!
無制限とかの記述が、モデルの品質ではなく、時間的な制限なようです!

それ以外は、プラスと同じ感じですね。

実際には、

チームのワークスペースは、3時間につきつき100メッセージ

個人のワークスペースでは、3時間につき40メッセージ

でした!

プライバシー

前提は、

コンテンツはモデルをトレーニングするために使用されます

というものですが、

Free: オプトアウトが可能
Plus: オプトアウトが可能
Team: いいえ
Enterprise: いいえ

となっているので、チームプラン以上は会話と入力データが学習されません。
Plus 以下の場合は、こちらからオプトアウト(データを学習しないで!という申請)が確認できますが、機能が制限されることがあるという記述があるので、全ての機能を使えるとは限らないかと思います。

チームプラン以上は、企業扱いとなっています。
よって、次の Enterprise privacy at OpenAI に従う形になります。

Ownership: You own and control your data
✔️ We do not train on your business data (data from ChatGPT Team, ChatGPT Enterprise, or our API Platform)
✔️ You own your inputs and outputs (where allowed by law)
✔️ You control how long your data is retained (ChatGPT Enterprise)

Enterprise privacy at OpenAI
https://openai.com/enterprise-privacy

所有権: データを所有し、管理する
✔️ 私たちはあなたのビジネスデータ(ChatGPTチーム、ChatGPTエンタープライズ、または私たちのAPIプラットフォームからのデータ)を訓練しません。
✔️ インプットとアウトプットの所有権はあなたにあります。
✔️ データの保存期間を管理する(ChatGPT Enterprise)

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ここで、重要だと思うのが、

インプットとアウトプットの所有権はあなたにあります

というところです。
これまで、出力したものをどう扱うかや、入力したプロンプトが学習されるようなパターンもありましたが、

一般的な FAQでも、

OpenAI は私のビジネス データに基づいてモデルをトレーニングしますか?

に対して、

いいえ。モデルのトレーニングに ChatGPT チーム、ChatGPT Enterprise、または API データ、入力、出力を使用しません。

一般的な FAQ
https://openai.com/enterprise-privacy

となっていました。さらに、

入力と出力の所有者は誰ですか?

一般的な FAQ
https://openai.com/enterprise-privacy

という質問対しても、次のような記載になっていました。

お客様と OpenAI の間では、お客様は当社のサービスに提供した入力に対するすべての権利を保持し、法律で認められる範囲で当社のサービスから正当に受け取った出力を所有します。当社は、お客様に当社のサービスを提供し、適用される法律を遵守し、当社のポリシーを施行するために必要な入力および出力に関する権利のみを受け取ります。

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もう一つ、重要な点が、データレビューについてです。
例えば、ChaGPT のデータ学習の機能をオフにしても、OpenAI のレビュアー(人)による閲覧がありましたが、それについては。

Does OpenAI review my business data?
We may run any business data submitted to OpenAI’s services through automated content classifiers and safety tools, including to better understand how our services are used. The classifications created are metadata about the business data but do not contain any of the business data itself. Business data is only subject to human review as described below on a service-by-service basis.

一般的な FAQ
https://openai.com/enterprise-privacy

OpenAI は、私のビジネスデータをレビューしますか?
OpenAI は、OpenAI のサービスがどのように利用されているかをよりよく理解するためなど、OpenAI のサービスに送信されたビジネスデータを、自動コンテンツ分類ツールや安全ツールに通すことがあります。作成される分類は、ビジネスデータに関するメタデータですが、ビジネスデータそのものを含むものではありません。ビジネスデータは、サービスごとに以下に説明するように、人によるレビューの対象となるだけです。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

となっています。

簡単に言うと、OpenAI は我々が入力したビジネスデータを自動ツールを使用して分析することがあり、そのプロセスでデータの使われ方についての洞察を得ることが目的であるということですね。

この分析で得られる情報は元のビジネスデータそのものではなく、それについての情報(メタデータ)です。また、人間による直接的なレビューは、特定のサービスにおいて説明されている特定の条件下でのみ行われると説明しています。

だから、入力したデータを学習したり見るのではなく、どういう風に使ったのかを解析はするよ!ということですね。
まぁ、そりゃそうだなとは思います。

情報が漏れるということではないですね。

チームプラン利用人数

Q&A では、

各サブスクリプション プランでサポートされるユーザーの数は何ですか?

に対して、

Free プランと Plus プランは個人が使用するように設計されています。Team と Enterprise はビジネス向けです。チーム プランは 2 ユーザーから利用でき、エンタープライズ プランは 150 ユーザーから利用できます。

となっていますので、2人以上から利用できます!

学校での利用は、このチームプランで良いのでは…と思います。
もちろん人数によってはエンタープライズもいいと思うんですけど(結構高め)、学習されなくて安心して使える良い点で、Plus にするくらいなら、チームの方が良いと思います!

チームプラン設定(招待)後に気をつけること

ここで気をつけたいことは、

チームのワークスペースと個人のワークスペースでデータ学習の設定が違う

ということです。

こちらは、すでにチームプランにアップグレードされた様子です。

チームに招待されると、次のようなメールが届きます。

その後、Joun workspace をクリックすると、次のような画面になり、ワークスペースを選択することができます。

組織の方に入ると、次のようなウィンドウが出てきます!

はい、始めましょう をクリックすると、

上記のアンケートに答えて開始できます。

終わると、左下に名前と組織名が入った表示になります。

この状態で、設定からデータ制御を確認すると、

上記のように、チャットトレーニングのところがオフになっているのがわかります。

ちなみに、個人のワークスペースにすると、データ制御は⇩のようになります。

チームプランになっても、個人のワークスペースで会話をすると、それは学習に利用されるので注意しましょう!

そのため、チームプランでかつそのチームのワークスペースでなら、 GPT-4 も使えるし、学習もされないって感じですね。

そのため、個人で Plus を契約していない人は、個人のワークスペースになると、GPT-3.5 のみになって、学習もされるということですね。

ちなみに、チームのワークスペースは複数入れるみたいです!

例えば、1人で使いたいときは、アカウント2つ作って、1つのアカウントからチームのワークスペースを作って、サブアカウントを招待する。

みたいな運用もできるのかな?笑
ただし、1人で2人分の費用がかかります🤣笑

チームの作成についても記事にしたいので、やってみようかな笑

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何かと0から1を作るのは大変だと思います。学校はどこも似たような問題課題に対応していると思います。それなのに、先生って自分だけで頑張ろうとするんですよね。ボクの資料やnoteが1になって、学校ごとの現状に合わせてカスタムしていただければと思います‼️