ちゃむ

26歳/会社員/女性/ひとり暮らし

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もっと頑張らなきゃと思う時

『こんなじゃダメだ』 『なんでもっと頑張れないの』 『みんなは努力できるのに、私だけ出来ていない』 ほら…だからダメだったじゃん、私。 22時以降、ベッドに入って目を瞑るとそんな気持ちに襲われる。 ”挑戦したとき”や、”大きな仕事が終わったとき”、 ”先輩や同僚と一緒の業務をしたとき” その日の夜はだいたいこの気持ちだ。 失敗や、小さなミスにばかり目が向いて 自分がどれだけダメだったのかを探して見つけてまた凹む。 なぜか良い評価は素直に受け入れられない。 「そんなはずな

    • 「優しい声」

      呼吸が浅い。 良く眠れると勧められた黒豆茶を啜りながら、 「またか」 と思った。 50mを全力ダッシュした時のような息切れでも、 泣き崩れた時の過呼吸とかでもない。 全力で『深呼吸』をしても、 肺の奥底まで酸素が行き渡らないような そんな息苦しさ。 何度も何度も深く息をして、苦しさを紛らわそうとしても やっぱり苦しい。 電話を繋いでいた彼が、ふと、 「溜息が多いね、大丈夫?」 と言ったことで、自分は傍から見れば ”溜息ばっかり女” になっていたことに気づきうんざりする

      • 言葉にできない気持ち

        新型コロナウイルスが世界に蔓延し、2度目の夏がきた。 「無理なのでは…」と思われた東京オリンピックは開催され、 列島中、いや、世界中に感動と元気を与えた。 もちろん、その代償は大きい。 医療は更にひっ迫し、子供への感染も多く見られるようになった。 コロナ患者数も「記録更新」を続けている皮肉な状況だ。 変化コロナの影響で、生活の殆どが変わってしまった。 ”飲み会”に”食事会”に”合コン”…あれだけ飲んでいた「お酒」は、 ”一人ご飯”・”黙食”・”UberEats”…お供は「

      もっと頑張らなきゃと思う時