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囚われた国家

Captive State(2019年製作の映画)
鑑賞:2021/8/1、記事公開:2021/8/10
監督、脚本:ルパート・ワイアット

キービジュアルが素敵な軍事侵略SFぽかったので鑑賞。


結果的にあんまりSFでは無かったけど、面白かったから良し。
劇中に神父が銀の燭台を持ち込んでいたので、レミゼラブルでしょうか。なので題材は多分革命。「人類よりも高度なテクノロジーを持った存在に管理統治されたら人類は抵抗できるのか?」を探る感じ。
秘密や偽装が入り乱れスパイ物っぽいいい雰囲気。群像劇っぽいので役者は若手や無名の人がメインぽかったけど約2名、傍にやたらと目立つ人がいるなと思ったら・・・
映画は緊迫感のあるレジスタンス運動で画面もカッコいい。
絵的にいつ宇宙人とのドンパチが始まるのかと期待してしまうけどそういうのではない。テーマはおそらく「自己犠牲で繋ぐ未来」的なものだと思う。それは伝わったが、世界観の規模とバランスが悪かったかも。
エンタメ要素はほぼないけどシリアスなスパイものとかも好きなので楽しかった。

役者さんは若いけど存在感があってよかった。ムーンライトのアシュトン・サンダース、ラブクラフトカントリーで見かけたジョナサン・メジャースが印象的。

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