見出し画像

筋肉も車も製作陣もブッ飛んでるハリウッドエンタメ最前線!「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」見た

Fast X/2023年製作の映画
鑑賞:2023.5.29 記事公開:2023.6.2
監督:ルイ・レテリエ
脚本:ダン・マゾー、ジャスティン・リン

全人類が見てるのにまだ見れて無かった「ワイルド・スピードファイヤーブースト」。制作費から一分あたりのコストパフォーマンスはトップレベル。地球上で「スゲー」に最もお金をかけてるコンツンツの1つなのは間違いない。興行収益ランキングを狙っているシリーズなので、ハリウッドのトップで映画を作っている人たちが何を目指しているのか見える意味でも必見。シリーズは去年から今年にかけて履修済み。悪役がMEGAMAXをルーツにしているので、MEGAMAXだけ直前に見直そうかと思ってて忘れてた。
公開週明けのIMAXで見た。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ネタバレアリ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

頼んだバーベキューが食べれなかったのは残念だけど、面白かったからよし。
ジェイソン・モモアが可愛い。
シャリーズ・セロンとミシェル・ロドリゲスの対決に胸熱。
ジェイソン・モモアがキュート。

今作は、『SKY MISSION』『ICE BREAK』がバカみたいに面白すぎてちょっと普通な感じがしてしまった『ジェットブレイク』の反動か、なりふり構わない感じがする。アクション、ロケーション、キャスティング共に「スゲー」のためならお話が壊れるのもかまわない。バチカンに果敢に挑むほどの意気込みが凄い。各シーンが他の映画で言えば最終盛り上がりシーン並みの作り込み。全編クライマック状態。

総決算的な雰囲気を感じるキャスティングの中で、ジェイソン・モモアはやはり良かった。悪目立ちの感じもするけど、素敵だったから大歓迎。ベースは「復讐にもえ手段を選ばず冷酷で残忍だけどハイテンションなキレキャラ」なんだろうけど、そこにジェイソン・モモアの愛嬌や優しさみたいなのが滲み出ていて、食べ合わせは悪いけど妙に癖になる独特な世界観を作り出していたように感じた。良かった。
最後の美女は、まあワイスピだし今までよく我慢したな、という感じだけどクレジット中の人に関しては本当にびっくりした。劇中で声が出ちゃったというか、叫んじゃった。
このシリーズを見て来て良かったとしみじみ思ったのは、シャリーズ・セロンとミシェル・ロドリゲスのフィジカルアクションシーン。いやー、まさかこんなものが見れるなんてねぇ。長生きはするもんだね。という感慨。
とは言いつつどのシーンもスターだらけ。ウェスアンダーソンとタランティーノ映画には出ないスターがみんな出てるんじゃないかしらと思うくらい。そういや俺らのカート・ラッセル今回はおやすみだった。ブリー・キャプテン・マーベル・ラーソン、ダニエラ・ラットキャッチャー2・メルシオールはテンションが上がってしまう。ジョン・シナもピースメーカーを経てなのか、あれだけで泣かせられる妙な存在感で良かった。さすがリングで天下を取るだけあって愛嬌力がものすごい。絶対絶対生きてるだろうけど。このシリーズは相変わらずミシェル・ロドリゲスが大活躍で嬉しすぎる。

監督はジャスティン・リンかと思ったら、ルイ・レテリエさんになってた。ルイさん過去では、トランスポーター、タイタンの戦い、グランド・イリュージョンの人で、妙に納得。中身はとにかく凄い演出が際立つ印象。よくこんな適任者見つけて来たなと思う。

ということで、散々盛り上げといてバーベキューはお預け。ファイヤーブースト含めて、3本の制作が決まってるらしいので、次がファイヤーブースト後編、最後は2時間ずっとバーベキューでファスト・サーガ完結。かな?最後のバーベキューではブライアンきてくれそうで今から緊張する。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?