暗黒の高校時代

高校3年間。思えばいい思い出はほとんどない。
というかほとんど何も思い出さないくらい、暗黒時代だったように思う。

2年半片思いだったことと、友人に悩まされたこと。

応援団に体育祭での応援合戦時、太鼓を叩いてくれと頼まれて打ち合わせに行ったら、彼がヘビースモーカーだったこと。

下宿してた友人の部屋で音楽を聴いたこと。

学校の部活帰りに、学校前にあった駄菓子屋によく寄ったこと。

自転車で下校時、信号無視して突っ込んできたタクシーの運転手に絡まれたこと。

大雪の日、自転車のタイヤを雪まみれにし汗だくになりながら登校したらほとんどの生徒が登校できてなかったこと。


断片的に思い出すのはそれくらいか。
思ったより多かったけど。

下宿してたヘビメタに嵌っていた友人は、その後ギター教室の先生になり、結婚もせず頑張っている、と風の噂に聞いた。
今度帰省した時、連絡取って会ってみようか、とふと思ったりもしたが、高校卒業してから一度も連絡していないのに、今更会ったところでお互い何喋るんだろと考えたらそんな気持ちも萎えた。

もう何十年も前に一度だけ同窓会に出席したことがあるが、そのこともあまり覚えていない。

高校の時の同級生でいまだに連絡を取り合ってる人は一人もいない。会いたいと思う人もいない。

やっぱり黒歴史だな。たぶんもう一生会うこともないだろう。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?