茶化し隊

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最近の記事

人々に対する敬意が叫ばれ、消えゆく言葉「責任」と「愛」

最後の夜に僕は思うこと 18最後の夜に僕は思うことがある。それはネット言論がしきりに正しさを主張してばかりな点だ。 例えば「人には敬意を払いなさい」「他人には人格があるということをよく理解して対応しなさい」とか。 これは老若男女立場を問わず正論を言う際の根柢のひな型にある言葉遣いだ。そして確かに正論ではある。 しかし、この「正論」には何か抜けてる点があると思う。 それは、自分がいるということだ。そして自分にも人格があるということだ。 僕が塾で現代文の授業に出席した時に出た文

    • 2023年を振り返って

      2022年にはウクライナとロシア、2023年10月にはイスラエルとパレスチナがそれぞれ戦争状態に突入した。 前者では存在したはずの一体感は後者にはなく、どちらが正しいのかわからない中で言論上の対立もあった。 新年に入るこのタイミングで、個人的に思うことを書こうと思う。 といっても今回は適当に書く。こっからタメ口ね。 いやさ。正直なんか正義ってなんなんだろうなーって思う機会が増えたんですよ。何を思ってそれを書いてるのか。何を思って生きてるんだろってね。 正義を堂々と掲げて

      • 令月創始者よ永遠に

        一人の男が今日、Twitterを引退するらしい。その男を初めて私が知ったのは、2019年の10月頃だったかなと思う。 私は当時政治協議会を立ち上げたばかりで、組織運営も考えず、箱を所有してただけの一般人だった。 その男の名前はI.kei(以下アイケーと呼称)当時彼も進歩党を運営していた 私のところの参加者がアイケーに迷惑をかけたらしい。どうも協議会と絡んでるとか。詳しい事情も知らず、こちらも分裂をしていたので、まあいいかと思い、一ヶ月の放置期間を経て彼に初めてDMをした

        • 壮大なドッキリは、いつから始まったのか

          白饅頭氏の記事の中に、立憲民主党の選挙結果に関する記事がある。 「壮大なドッキリ」 世論調査の上では高かったはずのジェンダーへの関心は、一切選挙の結果に出ることがなく、立憲民主党は未だ野党である。という現象を分析した記事であるが、では、そのドッキリは、日本においてどこから始まったのだろうか。 私は、その原因は団塊ジュニアの世代にあるのではないかと睨んでいる。そしてそれは、さらに遡れば、国民国家の求心力低下、日本においては、それは終戦にまで遡る。その壮大なドッキリが、一切

        人々に対する敬意が叫ばれ、消えゆく言葉「責任」と「愛」

          信じる強さ。信じる脆さ。

          まえがき。一年前のあの日頭の中に、大いなる衝撃をもたらしたあの日 若き綺麗な瞳からは想像もつかない程の冷めた目に、人々のおかしい程の情熱を重ね合わせた瞬間に、僕はなんとも言えない衝撃を受けたのだ。 まるで科学者が大発見をしたような、しかし一方で、まるで焼け野原に立っているような、そんな矛盾が頭を襲った。 どの車より速く進んでいるはずの車が、実は動いていなかったと気がついたときの焦りのようでもあった。 それは、信じるという行為そのものの、根本的な欠点を、誰もが知っている

          信じる強さ。信じる脆さ。

          表現の自由が示す、たった一つのメッセージ

          表現の自由が恐ろしい。普通に生きていたら思いつかないような発想だろう。 あるいは独裁者にとっては、確かに表現の自由を守れと言われるのは、恐ろしい言葉かもしれない。 しかし、よくよく考えると、表現の自由というのは、それ自体は脅威ではないが、 表現の自由が教えてくれる物の中には、本質的に人生というもののリスクも含まれていると私は考える。 表現の自由と言えば、「民衆が勝ち取った人権」とか、「人類が大事にしないといけない権利」 今回はそんな表現の自由の強烈なメッセージを考えてみよ

          表現の自由が示す、たった一つのメッセージ

          茶化し隊見聞録ー①Twitterフェミズム

          久しぶりのnoteである。正直公開型メモみたいなものなので大したことも書かない。 今日は暇つぶしに、なんとなーくフェミズムを書いてみようと思う。先に筆者の立場を言うと、個人としては否定より、ツイ垢は観察用なのでどっちにも都合のいいことを敢えて書いている。今回は複数のテーマを元に、私なりにフェミズムと社会を解釈してみようと思う。 あくまでメモなので当然間違ったことも書かれているかもしれない。どうせならわざと嘘を書いてどこが違うでしょーとかやりたいところだが意図的にするのは腰

          茶化し隊見聞録ー①Twitterフェミズム

          厨二病愛せ自由病

          ※あくまでこれは茶化し隊の誕生日にあわせた駄文です。笑い半分でお願いします。 左手が疼く、、、嫌な予感がするな」 もし同級生が授業中にこんな事を呟いていたら、あなたはどうするでしょう。「あいつは厨二病だ」と友達に裏で囁きあうか、ネタにするかのいずれかなのではないでしょうか。 思春期特有のこの症状は、なにによってもたらされるか。それは既存の社会の常識に対する疑問である。その疑問が、社会をぶち壊せるのではないかという誤った短絡的な確信こそが、厨二病の哀れな特徴。そう評価しても

          厨二病愛せ自由病

          茶化し隊考察 納得させるという事

          喧嘩というのは、大抵の場合物事に対する考え方の相違によって産まれます。思想の違いもそこからうまれます。今回はそういう時に話し合いになり、その時に相手をどう納得させ、周囲をどう納得させるか、という視点から深堀りして、どういう考えを持って生活していくべきなのかを一緒に考察して見ましょう。ここには問いとヒントを載せますので、結論は皆様が考えてください。ちなみに私の結論も乗るかもしれませんが、それはヒントとして、また、自分の結論を出してくれると幸いです。 そもそも誰を納得させたいの

          茶化し隊考察 納得させるという事

          茶化し隊考察 縦×横のグループ論 敵は自分か相手か①

          色々な考え方に対して、色々な見方をする人が世の中にはいます。国家単位で敵味方を決める人もいれば、上下関係でものを考える人もいます。思想の違いの本質は何を恐れているかの違いだと筆者は考えてますので、思想から見える恐怖を可視化して、恐怖をなくすためにはどうすればいいかを、現実的に考察して見ようかと思います。 1憲法9条は、なんのためにあるのか。はい、これ、要するに護憲派は軍隊の暴走を恐れて残そうといい、改憲派は他国の軍事増強を恐れて改憲しようと主張するわけです。 要するに上下

          茶化し隊考察 縦×横のグループ論 敵は自分か相手か①

          茶化し隊考察 理論と政治の通貨論

          久しぶりの記事投稿です。今回は僕の政治思想に大きな影響を及ぼした通貨にたいする学術的な考え方について、私なりに、間違った意見をはらみつつも歴史を振り返って、そこから理屈を立てようかと思います。 1歴史当たり前ですが原始時代に通貨は存在しません。この時代は物々交換という概念がやっと生まれた頃です。取引もアバウト。価値の担保も存在しません。現物が全てです。 そこから、貝を使った価値の担保、加工した銀貨や金貨、江戸時代では小判と呼ばれた物による取引、そして証券の発明を通じて、現

          茶化し隊考察 理論と政治の通貨論

          美しい街東京 その魅力に迫る。

          東京の歴史は古くは江戸時代初期にまで遡る。それ以前にも武蔵国は有ったが、大都市の風格はまだ見せていない。あくまでも一地方都市に過ぎなかった東京が、江戸時代に政治の中心となり、明治、大正と大阪とともに日本を牽引。そして戦後は日本一の大都市として日本全体をここで支えてきた。いわば頭脳だ。 そんな東京は、諸外国の首都とは大きく異なり、近郊にまで鉄道網が広がっている。少なくとも大ターミナルの綺麗さとビルの集積率はどこにも負けないレベルですごい。 だが、東京の美しさはけして風景だけ

          美しい街東京 その魅力に迫る。

          組織論と交通政策ー①

          最近都構想が話題になっている。2015年、当時の橋本市長は都構想の是非を問う住民投票を実施。僅差で否決され、そのまま退陣した。 都構想における維新の主張は二重行政の撤廃。主張を要約すると仕事の分担をしようという主張である。家庭内でも家事の役割分担をしようよ。なんて話は出てきたことがあるのではないだろうか。そんな都構想では、二重行政の弊害として旧大阪市交通局の交通政策を挙げている。わかり易い例で言えば千日前線と阪神なんば線の並行区間の歴史である。 そこで今回は、道州制を含め

          組織論と交通政策ー①

          れいわ旋風はなぜ起こったか。

          れいわ新選組は、去年末頃に急速に支持を伸ばした。移民にも慎重で、かつ消費税廃止、種子法改正反対など、従来の与野党の戦略とも全く異なる、新しいスタイルは、与野党の支持者の中にいた既存政治への懐疑的な層の票を根こそぎ奪い取った。山本太郎は、倍の票を取って政界から去った。当時、国民が何を見ていたのか、改めて思い出そう。 与野党の提案は、「8か10」ただ二択当時、選挙時に争点とされたのは消費税の今後である。当時の野党は細かい不備を指摘するばかりで、国民に受けない話をずっと繰り返して

          れいわ旋風はなぜ起こったか。

          どっちも正しい!? ツイフェミと表現の自由戦士

          皆様お久しぶりです。昔のアカウントにログインできなくなったので新しいアカウントにしました。 本題に入ります。宇崎ちゃんとか、ドラえもんのしずかちゃんお風呂とか、フェミニストが問題とする「表現」問題とか、ポリコレ強制とかそういった風潮がでつつあり、オタクとしてはふざけるなといった塩梅に、Twitter上では争ってるイメージなんですね。ところが最近僕が考えてるのはそれとは別で、フェミニストの考えてることを細分化して取捨選択するべきなんじゃないかなと思い始めてるんですよ。 誤解

          どっちも正しい!? ツイフェミと表現の自由戦士

          思考停止するのは楽しい。

          皆様、セクハラをしたりされたりする経験はあるでしょうか。 或いは、やるべき事をしないとか。 今のままではまずいとわかってるのに動かないとか。今回は思考停止の楽しさと恐ろしさについて、複数の事例を検証し、どう活かすのかを解説していきます。 1セクハラは楽しい さて皆様、セクハラをした事はありますか?おそらく一度はあるはずです。 セクハラが起きる原因。それは、漠然とした常識や、普通といった感覚から生まれるものです。 くだらない下ネタを言ったり、アドバイスと称して個人的な話をした

          思考停止するのは楽しい。