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たった3つだけ!安心を得るために意識すること

「心理的安全性」こそ人間の幸せの源泉である。

アドラー心理学などでよく耳にするのは人間の悩みの全ては人間関係からくるものだと。
確かに、人間がこの娑婆(しゃば)で生きていくには、他者と関わり合っていくことは必要不可欠なのだと感じざるおえない。

しかし、一方で悩みの根元を辿っていくとそこには「不安」という源泉がある。

そこで今回は不安の出所について理解をし、そこをケアしていくことで心理的安全性を得るための考え方について展開していきたいと思う。

■不安への理解。不安の源泉は主に3つしかない

端的に不安の出所を分解すると下記の3っに大別できる。

①居場所がない(物理的・心理的)

▶︎心落ちつかせることのできる物理的な居場所や心を許せる居心地の良い精神的な居場所の確保ができていないと人は不安になる。

概ね今の自分が生まれた家庭環境が一つ標準としての心許せる空間だと言える。

例えば、、
新学期でのクラス替えや初めて上京した一人暮らしなど。新規的な環境にはいつの時代の人間も苦悩してきた。

②仲間がいない

▶︎家族や兄弟、気の許すことの出来る友人など人間が生きていく上での環境下で思ったことを発言でき、その言葉に反応をしてもらえる人々がいること。

人はどんなに強い人間でも単独では生きていけない。
自らの存在の証明をするには必ず仲間は必要だ。
有名なアフリカのことわざに「早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)」というものがある。一人が有効な瞬間はあるが、長くは続かない。

③結果がない

▶︎自分の行動や時間お経過とともに定量的、定性的に変化が起きていることがわからないこと。
どんな行動をしてもその行動によって多かれ少なかれ変化が起こるから人はその行動に納得感を得られる。しかし、たまにどんなに行動を重ねても全く状況が変わっていないよう見える瞬間がある。この時に人は不安になる。

例えば、高速道路の渋滞。何十分と止まっていても目的地までの距離は一向に縮まっていない。予定をしている到着時刻があるなら尚更焦燥感ばかりが募り、不安にならざるおえない。
その他、就職活動で何十社と面接を受けても内定をいただけない。行動量に対しての結果が伴わないことも不安の源泉となりうる。

■心理的安全性を構築する!!

察しの良い方はもうお分かりだろうが、「心理的安全性」を獲得するには、上記の3点を改善すればいいのだ。

つまり、居場所を作り、仲間を作り、結果を出せばいい。その3点だけを意識するだけで人は幸せに安れる。

3つ同時に行わなくていい。どれか一つをしっかり満たせば自ずと後の2つも満たされていく。

例えば、学生時代を思い出してみよう。
入学や新学期などあたら新環境になった時、まず初めにどんな人でも自分と合う友達(仲間)を探そうとする。そうすることにより自ずと自らの居場所ができ安心感が増す。この時点で既に①、②は満たされている。そして仲間と居場所があるだけで思い出ができたり行動の幅が広がったりと③の結果が出てくる。

もしこの記事のを読まれているあなたが何かしらの不安を抱えているのであれば是非この3つの観点から少し考えてみてほしい。

どうか、不安になることが目的にならないで欲しい。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。

これからもよろしくお願い致します。