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アメリカで家を売るタイミング②

昨日は「アメリカで家を売るなら子供が高校・大学を卒業したとき」と書いた。では季節で言うならいつがいいのか?

ズバリ、3月。

3月に家を売りに出した場合、バイヤーは4-5月にじっくり見て回り買いたい家を決めることができる。出した金額オファーが通れば「おめでとうございます。この家はあなたに決まりです」となる。

その後クロージングという作業に取り掛かる。クロージングとは購入した物件を法的に締結する事務手続きだが、これの準備に大体1-2ヶ月かかる。

5月に決まったらクロージングは6月か7月になる。それが終わればその日から家はあなたのもの、好きなときに引越しできる。

7-8月に引っ越して落ち着いたら9月から子供たちは新しい町の学校に通うことができる。

というわけで、春・売る、初夏・クロージング、秋・転校がスムーズに行えるのである。

もちろん全部の家が春に売りに出すわけではない。知人宅も10月頃に出しているが、それには訳があるはずだ。

ちなみにわが家を購入したときは、9月末結婚して11月に家を探し始めたらたまたま出たばかりの家に遭遇し気に入り、即決。2月クロージング、3月末に引っ越してきたのだった。

前のオーナーは突然ロンドン転勤が決まり、あわてて家を売りに出したら3日後、松本家が見にきた、というナイスなタイミングだった。

家を購入というのは本当にタイミングが合うかどうかなのだなぁと思う。しかしその最大のチャンスは春にあるというのは間違いない。

アメリカに家を買いたいと思っている皆さん、3月は物件多いので覚えておいてくださいね😊

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