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アメリカで家を売るタイミング

先日ジョギングしていたら、長男の友人宅が売りに出されていた。「いよいよそのときが来たか」と思った。

日本と違ってアメリカでは家の売買が盛ん。まず結婚したとき小さな家を買い、子供が学校へ上がる頃に少し大きめの家を学区のいい町で探す。最初の家を売ったお金を頭金に使う。

次に子供が全員高校あるいは大学を卒業したときに買い換える。4-5人家族用の大きな家は必要がなくなったからで、今度は夫婦二人用とゲスト用の2ベッドルーム(成人した子供が帰省したとき使うことも)3ベッドルームくらいの小さな家にダウンサイズする。

家の光熱費や維持費、そして学区のいい市町村は押し並べて固定資産税が高い。夫婦二人で税金の安い小さな家に引っ越すだけで年間数十万円のコストセーブになる。

長男の友人は今、大学3年生。上のお姉ちゃんは大学を卒業して就職しているはずだ。そうなると両親二人だけの家としては大きすぎるし高くつく。そこで今回売りに出したわけだ。

人によって、一番下の子供が高校卒業したら即売りに出すこともある。近所でも数軒そういう例を見た。

大別すると「子供が大学生のときは頻繁に家に帰ってくるから家はまだ売らないでおこう派」と「高校も卒業したしさっさと売ってしまおう派」の2タイプに分かれる。

子供が大学を出ても売らない家は稀な方になる。わが家もその少数派になるかもしれないが😅

次男が高校卒業するのは2026年6月。どうなることやら。

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