Takahiro Yoshimoto

UXデザイナー / Webディレクター 実践で学んだことを書いていきます。10年のアメ…

Takahiro Yoshimoto

UXデザイナー / Webディレクター 実践で学んだことを書いていきます。10年のアメリカ生活(映像制作に従事)を経て、Webサービス開発のUXリサーチやUI/UX設計、共創ワークショップからのコンセプト設計を手掛けています。HCD-net認定人間中心設計スペシャリスト

最近の記事

【UXリサーチ】 ラポール形成は、ドキュメンタリー制作の手法からも学べる

UXデザイナーの吉本です。 最近、ビジネス向けのユーザーインタビュー手法のセミナーに参加してみて、「ん?」と気になることがありました。それは、ラポールを築き始めるタイミングです。 実施当日に出会って初めて、「5分間アイスブレーキングや1on1トークをきっかけに、インタビューしながらインフォマーマント(データ提供者/インタビューの相手)とラポール形成していきましょう」と、オウンドメディアや他のセミナー資料で記されています。 ご存知のように、「ラポール」はフランス語で「ra

    • 「AIチャット」 x 「画像生成AI」の活用で、もっと分かりやすいカスタマージャーニーマップを早く作れる?

      こんにちは。株式会社TAM UXデザイナーの吉本です。 すでに自動生成AIが世の中を席巻するなかで、UX界隈ではどんなふうに活用されているのかなと調べてみると、「Chat GPTでペルソナ設計やカスタマージャーニーマップが制作できた!」という投稿記事を多く見つけました。 試しに仮サービスを設定して、プロンプトで記述してみると、本当にカスタマージャーニーマップのベースを作ってくれてびっくりしたのを覚えています。ペルソナと睨めっこしながらゼロから作るよりも叩き台として用意して

      • 「デザイン思考は終焉?」を考え直してみる。

        初めまして。株式会社TAM UXデザイナー/Webディレクターをしています。吉本と申します。(初めて個人で投稿させていただきました) 「製品やサービスを改善するのにユーザーインタビューしても意味がない」、「デザイン思考のメソッドはダメになった?」といった意見を聞きます。 モノやサービスが飽和状態であるこの世の中で、サービス提供者(企業)は、「これから何を提供すれば顧客は喜んでくれるのか分からなくなってきた」、そのため顧客からヒントを得ようとヒアリングやデプスインタビューし

      【UXリサーチ】 ラポール形成は、ドキュメンタリー制作の手法からも学べる