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ナンジャタウンについて書く【園内レポ編】


本記事は、「ナンジャタウンについて書く【思い出編】」の続きになっています。


この記事だけでも全く問題は無いですが、もしよろしければ、そちらもご高覧いただけたら幸いです。

改めまして、くろです。
今回は、ナンジャタウンに行ってきたよ、写真を撮りつつアトラクションに乗ったりしつつで、レポートもどきを書いてみたよ、という話です。

昔、ナンジャタウンに家族で行く機会が多く、だんだんと1人でも行くようになった自分が、数年ぶりに訪ねてみて、どんな感想を抱いたのか。
備忘録的に、残しておこうと思います。


・入園

入口は、サンシャインシティの2階、結構奥の方にあります。
目の前にはポケモンセンター・メガトウキョーがあり、そちらは平日ながらも、多くのお客さんで賑わっていました。

かつて「ナムコ・ナンジャタウン」であったとおり、ナムコ(現・バンダイナムコ)が運営元です

逆に言えば、6月の平日昼間ということもあり、ナンジャタウンの方は、入園口にほとんど人はいません。写真は撮りやすくて良いのですが。

有人窓口は開いてないですが、ゲートのところにスタッフはいます

チケットは券売機で購入します。基本的には入園券orアトラクション乗り放題のパスポートのどちらかです。QRコードをかざしてゲートを通ります。

園内マップ

中に入ると、園内の案内図があります。この構造自体は、2013年のリニューアルから、変わってないですね。アトラクションの混雑状況を教えてくれるモニターもありますが、全て「ご利用しやすくなっております」でした。

というわけで、散策していきます。

・福袋七丁目商店街


昭和30年代くらいの街並みをイメージしたエリア。内部には、「池袋餃子スタジアム」や「福袋デザート横丁」といった、飲食店舗の連なるストリートもあります。

昭和の雰囲気を醸しつつ、各地の餃子が並ぶ

餃子の店が色々と並んでいますし、食べるための席もたくさんあります。休日であればある程度賑わうはずですが……この日はほぼ0でした。
以前に平日で注文した時は、火入れするので20分くらいかかる、みたいに言われたことがあります。そういう感じの日も多いと思います。

このエリアは、割と昔の雰囲気が残っている方だと思います。

スナックが並ぶ裏路地、ベンチは多め

裏路地の飲み屋街なんかは(餃子やデザートを食べる用の座席は増えつつも)変わらずですね。

猫のリボンのところ、金のボタンに触れると、おみくじルーレットが回る


神社のおみくじ風の仕掛けみたいなのも残ってました。

昔は、(アトラクション用で)下のところにパスポートを挿入する穴が開いてました

かつて、「開運福猫神めぐり」というアトラクションがあって、七福神を巡り占いをするという街歩きだったのですが、その名残の像も残ってたり。

それと、地味に、生まれた日の新聞が買えるという機械も(バージョンは変わってるでしょうが)昔からあるものです。

そして、昭和の映画風のポスター。これは、園内のアトラクション(左が「蚊取り大作戦」、右が「ナンジャ探偵団」)をイメージしたものですね。

昔は確か、小林旭の主演映画のポスターとかが、張ってあったと思います。

かつて「銭湯クイズ・どんぶらこ」というアトラクションがあり、その頃からおそらく、日活とかそのあたりの映画会社と繋がりがあったのですよね。かなり前に、園内にあったレストランでは、日活映画を見ながら食事できたりしたので。

そして、アトラクションもいくつか。

「未来遊戯ガンガンナー」入口

「未来遊戯ガンガンナー」は、電子遊戯という名目で、画面に向かって弾を当て続けることで点数を競い合う、シューティングゲームアトラクションです。ディズニーでいうところのトイマニに近いですが、こちらは実物のボールを発射します。

このアトラクションは、とにかく腕が疲れます。ハンドルを常に回しっぱなしですし、5ステージあるので割と長いです。

ただ、個人的には好きですし、子供とかにも面白いだろうなと思ってます。あとは、博士として出てくる女性キャラの声が可愛いですね。


「ナジャヴの爆釣りスピリッツ」入口

「ナジャヴの爆釣りスピリッツ」は、アーケードゲーム「釣りスピリッツ」を大型化しており、巨大魚を釣ってポイントを増やし、一番高かった人の優勝という対決型アトラクション。
最大12人くらいは参加できますが、平日だと、多くても4組くらいでしかやったことないです。

ワイドスクリーンでやるアーケードゲーム、と考えれば良いのですが、なかなか迫力があって面白いです。

ほんとはこの日もやりたかったですが、人が居なさ過ぎて1人だけになってしまいそうだったので、断念。
さすがに寂しいかもですし…

・蚊取り大作戦をやる


そして、自分がこの日、大きな目的にしていたアトラクション。正直、これだけ乗れればいいや、くらいに思っていました。

爆裂ジョー、という伝説のガンマンらしい

これもシューティング系のアトラクションで、ディズニーでいえばアストロブラスターに近いです。福袋の町が狂暴化した蚊に襲われているのを、スプレーを模した銃で撃っていきます。
1人乗りのマシンが2両連結になっているので、前後に分かれて乗る形。

乗ってる時の写真は撮れないので、待ち列の注意事項

撃てた蚊の数によってランク付け、成功/失敗判定があります。

ちなみに自分は、今のバージョンになってから成功したことがありません。1人でも2人でも、撃つべき蚊の数が同じなので……上手い人なら何とかするのでしょうが。

それはそれとして、このアトラクション自体は、やっぱり面白いし好きなのですよね。

ちなみに、乗り物に乗る前には、スタッフの人と一緒に「爆裂ファイヤー」と叫ぶというイベントがあります。

当然ながらこの日は0分待ちなので、本来は大人数でやるようなこのイベントも、自分一人です。

でも、恥ずかしさとかはありつつ、そういうのはちゃんとやらねば無礼というものですから。

・もののけ番外地→ニンジャタウン

さて、続いての場所は、物の怪が支配する「もののけ番外地」……ですが、この春からイベント的な扱いで、「ニンジャタウン」というリニューアルがされています。

上にいる猫のようなキャラクターは、本来は「もののけ番外地」のマスコットキャラでもある「もののけたま」なのですが、きっと忍者イメージということで顔の一部が隠されてます。


元々が黒色だから、意外と自然に見えるような。

ちなみに、反対側のエリア出入口は、忍者っぽさの全くないカラフルな雰囲気。もしかすると、海外の方向けに和風の雰囲気にしているのかな、なんて感じたりしました。

内部の構造は、通路とか含めて変わってないですし、居抜きという感じ。

そしてアトラクションは、もともとあったやつが全て、ニンジャタウン仕様のアトラクションに変わっていました。

全部取り換えているとは、ずいぶん大掛かりだなと思いましたが……平日ということもあり、午後からしか運営してないものがいくつかあり。

平日の午前でやっていたのは、手裏剣投げの練習ができるという「ニンジャ手裏剣訓練所」と、「忍灯 養成試験」くらいだったと思います。

そんな中で、おそらく仕組みが(前編で書いた、自分の好きだったアトラクションである)「もののけ探検隊」と同じように見えた、「忍灯 養成試験」をやってみることにしました。

・「忍灯 SHINO-BI 養成試験 ~科学NINJAアカデミー~」をやる

入口。前は「ゾンビブレイカー」というアトラクションがあった場所

ニンジャタウンの中を巡って、妖怪に扮した忍術の使い手たちとクイズ勝負をしつつ、忍術を学んでいこう、という内容。

巻物型で、チェックポイントに嵌め込むとクイズが始まる

最初に、このような巻物型の端末を貰い、エリア内に7つあるチェックポイントでクイズをします。
一応、各ポイントごとに「脚力」「視力」みたいな設定がされてますが、普通に3択のクイズをするだけです。

そのクイズの内容ですが……正直に言うと、いまいちコンセプトが掴めなかったです。一般常識、というか、「太陽が出てない時間はどれ→よる」みたいな、どういう層を対象にしてるのかよくわからない問題が多く。

そうかと思えば、急に「このポイントで求められてるのは何→視力」みたいな、メタっぽい問題が入ってきたり。
正直、色々と面食らってしまいました。

そして、チェックポイントを巡り終えると、最後は河童大王(もののけ番外地における、悪の親玉)に扮した、忍術アカデミーの学長との最終試験。
これは、クイズというよりかは反射神経ゲームですね。
自分は初めてということで、普通に負けました。

最後に、結果の用紙が印刷されてきて、終わりです。この用紙が出てくるのは、「もののけ探検隊」と一緒でした。

感想としては、良くわからなかったな……というのが、正直な感情です。

基本システム自体は、街を巡ってクイズして、最後に大ボスと対峙するという(前編で書きましたが)「もののけ探検隊」と似ています。

もちろん、「もののけ探検隊」のクイズは妙に難しく、子どもとかがやっても意味が解らないかも、というのはありました。初めてやる人にとっては勘でやるしかないだろうな、と。

でも、今回の忍術アカデミーは、なんというか、難易度設定も変な感じがして……個人的な印象ですが、「忍者をモチーフにして、もののけ探検隊のシステムを流用しつつ何か作ろう」というコンセプトは見えるとして、それ以降があまり練られてないのかも……なんて、思っちゃいました。

ちょっとネガティブな感想ですが、これに関しては、何だかなぁと感じてしまったので、お許しくださいませ。
思い出補正で、もののけ探検隊が美化されてるというのと、あるでしょうから。

そんなわけでして、このニンジャタウンは常設みたいです。
なので、もし機会があれば、やってなかった残り2つの「潜入!妖刀奪還ミッション」「お化け屋敷 呪縛忍者からの逃亡」も乗ってみたいかもです。

どちらも、単体で乗ると1000円オーバーという設定なので、次はパスポートかな?というか、今回もパスポートにすれば良かったかも(初めて入園券だけで入りました)。


・その他のアトラクションなど

昔からあるアトラクションというと、「幸せの青い鳥」ですね。

「幸せの青い鳥」入口

これも町巡り系のアトラクションです。これは、雛鳥の形をした大きめの端末を持ち、「ハピル」という青い鳥を育てます。エリア内にレストランとか薬局みたいなポイントがあり、そこでお世話をして成長させていくという内容。
毎回セーブデータを引き継ぐことができます。

自分の子供を育てるみたいな感覚なので、楽しくはありますが……ほかにプレイする人がいないと出来ない要素もあるので、理想は土日にやるのが良いのでしょうね。


ジャンケンツリーという、2人でじゃんけんして、勝った方のハピルが成長するやつ

火曜の昼なこともあり、やってる人が誰もおらず。

あとは、「ナンジャ探偵団」なんかは、先ほどのポスターにもありました。

キット販売所、兼スタート地点

これは、パスポートの対象外アトラクションで、いわゆる謎解きです。最初にキットを買って、園内の細かいところを探しつつ事件を解決するという内容。

現在に販売されているのは、一通りプレイ済みですが……各話、ボリュームはあります。ちょいちょい、スタッフに声をかけなきゃいけないのがあったり、極端に難しいのがあったりしますが、これに関しては1人でも全く問題は無いです。

ただ、5年前に来た時から、最新エピソードが追加されてないのが気がかりで……もう今後、追加されないのかなぁと、少し不安も。


・色々と巡ってみて、思ったこと

そんなわけで、滞在時間は2時間くらいでしたし、アトラクションも2つだけしか乗ってないですが……色々と見させてもらいました。

福袋のあたりは、あまり変わってないところもありますが、それでもやはり、細かい仕掛けが減っていたりして、まぁ5年ぶりだもんな、なんて思ったり。

あとは、いくら平日の昼間といえ、人が少なすぎるなぁと思いました。ここのあとに自分は、同じビル内のサンシャイン水族館に行ったのですが、そちらは大盛況でしたので、余計に。

立地は申し分ないですし、蚊取り大作戦とか未来遊戯ガンガンナーとか、良いアトラクションもあります(めちゃくちゃ面白いかは、自分の贔屓目もありますけど)。

ただ、今後はきっと、新しいアトラクションが追加されることも多くないでしょうし、引き続き、アニメとか漫画コラボの方がメインになっていくのかなと思わされました。
事実、行った日も3作品とコラボしていましたし、数少ないお客さんも底目当ての雰囲気でしたから。

この日は「銀魂」「魔法使いの約束」「黒子のバスケ」の3作品とコラボ中


アトラクションたちがどうなっていくのか、無くならないではほしいな、という思いはありつつ。機械も古くなってきてるみたいで、そのあたりも不安はありますよね。
蚊取り大作戦なんかは、作ったメーカー自体は無くなってますし。


そんなわけで、また行くことがあれば、イベントも含め記事とか書きたいかなと。
好きな場所であることは、変わりないですから。


最後に(今回の写真では無いですが)ナンジャタウンのキャラグリーティングで昔撮った、ナジャミーのワンショット写真だけ載せておきます。

5年前くらいのクリスマス


可愛いですよね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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