読書で心に響いた名言集(27日目)

超訳 ニーチェの言葉

『つごうのいい解釈』
「隣人を愛せよ」、この様な言葉を聞いて、大方の人は、自分の隣人ではなく、隣人の隣に住む人、あるいはもっと遠くに住む人を愛そうとします。
なぜならば、身近な人程関わりが多くなる為、うざったく感じてしまうからです。
例えば1番身近でいうと家族。
家族と関わる事に面倒を覚えて、距離を置き遠ざけ向き合えていない親が多くいます。その分、仕事を必死に頑張ったり、家族以外の他人に尽くし優しくする。そして自分は社会貢献が出来ていて、「隣人を愛せよ」を実践出来ていると無意識に正当化してしていて、勘違いをしています。
人は何事も都合の良い様に解釈してしまいます。
この事を知っていなければいけません。
なぜならば、1番身近な人を愛せなければ、本当の意味での社会に貢献出来ているとは言えないからです。
先ずは目の前の家族を愛する事から始めましょう。
面倒だと思うことに向き合っていきましょう。
それが出来れば、自分の幸福度は必ず上がるはずです。

『快楽をどこに探すのか』
(非行)思うがままに行動して、他人を傷つけたり、(放蕩)酒に溺れて女遊びを繰り返したりするのは、快楽にひたる事から生まれてくるわけではないです。
むしろ、自分の悦楽がないから快楽を求めてしまいます。
だけど、本当に心から満たされる事はなく、さらに快楽を求めて身も心も滅ぼしてしまいます。
世の中の成功者や人格者は、自分の仕事に十分な悦楽を既に見出しているのでギャンブルや女遊びに快楽は求めません。
悦楽とは「喜びを得て楽しむこと」です。
好きな仕事を見つけて、人を喜ばせてそれを自分の喜びに感じて楽しむこと。
そういった健全な悦楽を感られている人こそが人格者となり、成功の道を辿る事が出来ます。

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