読書で心に響いた名言集(53日目)

超訳 ニーチェの言葉

『愛する人は成長する』誰かを愛するようになると、自分の欠点やいやな部分を相手に気づかれないようにとはからう。
これは虚栄心からではない。
愛する人を傷つけまいとしているのだ。
そして、相手がいつそれにきづいて嫌悪感を抱く前に、何とか自分で欠点を直そうとする。
こうして人は、良い人間へと、あたかも神にも似た完全性に近づきつつある人間へと成長していくのとができるのだ。

愛する人に自分の欠点や落ち度を注意されたり、叱られたりする時、どうしてもそれを素直に受け止められない時があります。
「そこまで細かく言われる筋合いはない」
「自分だって頑張ってるのに」
などと自分の非を認めたくなくて感情的になり、自分の事しか考えられなくなってしまいます。
ただ、注意されると言う事は、相手に少なからず嫌な思いをさせたり傷つけてしまっているんだと言う事に気づくべきです。
勿論、自分の信念を曲げてまで相手に従う事はないと思います。
けれども、自分にも少なからず落ち度があると感じるのならば、その行為や欠点を直そうと試みるべきです。
完璧な人間なんていません。
しかし、そこで「人は皆んな欠点があるんだから気にしなくて良いや」と開き直るのか、「少しでも欠点を直して、愛する人を傷つけない良い人間を目指そう」と行動していくのかで人としての成長に大きな差が生まれます。
自分の欠点を直すことで、愛する人を傷つけなくてすむのなら完全性を目指すべきです。
目指そうとする思いと行動が、人を大きく成長させていきます。

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