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べつのわたしをさがして
仙台は松島。
どの島も同じじゃないけど、同じに見える。
前提知識なしに、観光地に来ると、ただ景色を楽しむ人になる。
遊覧船は日差しがちょうどよくて、ぽかぽか眠かった。
![](https://assets.st-note.com/img/1668064810944-YQQHNQCiD9.png?width=800)
周りを見ても同じように寝ちゃっている人がいた。
あったかい日はいいね。
大事な考え事は夜じゃなくて昼間にしたい。
何気なく入った仙台の図書館で、別のワタシのことを考える。
旅人で各地に偏在するのは、天邪鬼で、それぞれの地での仲間たちとは長くはいられない。
あのとき、環境を変えることをしなけば。
まだいっしょにいられたのだろうか。
”就職しないと、ライフステージに変化に置いて行かれる気がした”
ってそうは言ってるけど、
就職しちゃって、過去にいた場所を捨てているのも、大切思っているみんなの変化から置いてけぼりをくらうみたいだ。
もう旅人は辞めたい。
松島の島の個性を、
ゴツゴツした岸壁を男性的
サラサラしたのを女性的
って紹介しているの、普通に不愉快だった。
各地ですれ違う知らない誰かの個性に気づくこともできない。
自分の人生を進むというのは、会いたくない誰かにはもう会わなくていい、ということ。
ほんとは会いたい。のに。
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