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TWSNMPで、とりあえずマップを作る

TWSNMPを起動できたら、とりあえず管理マップを作って使ってみるのがよいと思います。ネットワーク管理の理論、システム設計とか難しく考えてもそれほど厳密に監視できているケースはないと思っています。これから案内する方法で管理マップを作れば、すくなくとも使っているネットワークをどのような機器が利用しているか見ることができます。では、説明をはじめます。

大まかな流れ

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マップに名前をつける

マップの白いところを右クリックで表示されるメニューから「マップ設定」をクリックをすれば、マップ設定が表示されます。とりえず、「名前」にマップの名前を入力して<Save>ボタンをクリックします。「名前を何にすればよいか?」悩むようなら"test"にしておけばよいです。

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マップ設定は、ツールバーの歯車アイコンのボタンをクリックしても表示できます。

自動発見を実施する

マップ上のノードを配置を開始したい場所を右クリックして、メニューから「自動発見」をクリックします。自動発見の設定が表示されます。

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検索する範囲のIPアドレスを設定して<Start>ボタンをクリックします。ちゃんと発見できるか心配は人は、TimeoutとRetryを大きくすればよいです。Communityが何かわかっていてpublicは違うと思ったら変更すればよいです。何のことかわからない場合は、そのままでよいです。しばらくすれば、マップ上にノードが現れます。下段のログに発見や終了などの自動発見の状況が表示されます。何も表示されなければ、アドレスの範囲が間違っていたのだと思います。

※厳しいネットワーク管理者が管理しているネットワークで、自動発見を実施するとノードスキャンを検知して怒られるかもしれないので注意してください。古いTWSNMPを利用して自動発見を行っているのであれば、同じことしか実施しないので問題ないと思います。

ノードの配置を変える

自動発見でノードが登録されたら、ノードをドラックして好きな位置に移動します。どこに移動するかは、物理的な配置や見ためた、お好きなように決めてください。

ラインを接続する

ノードの位置がだいたい決まったらノードの間にラインを描きます。1つ目のノードをクリックして選択した後、シフトキーを押しながら2つ目のノードをクリックするとライン設定が表示されます。ラインの色を決めるポーリングを選択して<Save> をクリックすれば、ラインが接続できます。

SNMPに対応しているノードには、LANポートの状態を示すポーリングが登録されていますが、それ以外は、PINGしか登録されていません。LANポートの状態を示すポーリングを使えばラインの色で実際の接続状態を表現することができますが、わからなければデフォルトの選択で<Save>ボタンをクリックすればよいです。

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