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TWSNMPポーリング辞典:TCP接続数

TWSNMPで監視対象の取得時点のTCP接続数をSNMPでモニタする方法について解説します。以前SNMPのカウンターモードでモニタする方法を解説しましたが、こちらはより簡易に取得できる方法です。

書式

TCP接続数をモニタする定義は、

get|tcpCurrEstab.0|numVal=tcpCurrEstab;tcpCurrEstab<10000|1.0,TCP接続数

です。tcpCurrEstab.0

を取得して取得した値をそのままnumValに保存します。例では10000以下なら正常としています。

numVal=tcpCurrEstab;tcpCurrEstab<10000

判定するJavascriptでは、取得するMIBの名前からインスタンスを削除したものを変数名として使用できます。この例ではtcpCurrEstabです。スクリプトで最後に実行した条件判定文が正常以上の判断に使用します。

最後のパラメータ
 1.0,TCP接続数
は、V5.0.1から対応したグラフ表示の時の倍率とY軸のラベルです。

実行例

取得した例は、

画像1

です。グラフ表示は、

画像2

のようになります。

テンプレートファイル

このポーリングのテンプレートファイルは、

からダウンロードできます。


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