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焚き火とプログラマー

キャンプ講習の帰りに温泉に入ったのと体を動かした疲れもあって6時まで寝ていまいした。

キャンプ講習で焚き火を2回もしました。夜と朝です。
焚き火の一生をじっくり観察できました。
最初は、薪割りをして細かく割った薪を準備します。薪割りは、なぜか楽しいです。


割った薪をうまく組み立てて牛乳パックをちぎったもので着火します。


細かい薪は勢いよく燃えます。ぼやぼやしているとすぐに燃え尽きてしまいます。そこに中ぐらいの薪を足していきます。中ぐらいの薪は配置を変えるなどメンテナンスしないとうまく育ちません。途中で消えそうになります。中ぐらいの薪がある程度燃えたら太い薪の登場です。これをメンテナンスしていくことで、所謂、焚き火になります。


しばらく、燃やしていると薪だったものが炭のような状態になっています。風が吹くと息をしているように赤くなったっり黒くなったりします。これは、見ていて飽きないものです。


この状態を配置を変えるなどうまくメンテナスしていくと燃えた炭は真っ白な灰になっていきます。じっくりお付き合いしていると炭の部分は小さくなって、すべて灰になり消えていきます。すべてなくなると達成感があります。真っ白な灰と聞いて、かみさんは「あしたのジョー」を思い出してモチベーションが上がったらしく焚き火をすべて灰にしてインストラクターの方から褒められていました。

私がプログラム(ソフトウェア)を作るときも最初は小さな部品から始めます。動作し始めたら機能を追加して大きく育てていきます。この過程は勢いがあってやる気も満々です。ある程度規模が大きくなると安定のためにメンテナンスする状態になります。見つかったバグの修正や性能や使い方の改善です。この時期は、やる気を保つのが難しいものです。プログラムも円熟期(焚き火でいう炭の状態)に入ると、ほとんど改修や改善も必要なく、たまに質問に答えるぐらいのメンテナスにで維持できます。販売終了したプログラムでも(保守契約がある状態で)使っている人がいれは、すべて真っ白な灰になるまで見届けなければなりません。

旧版のTWSNMPは、灰になるのを見届けている段階です。TWSNMP FCなどは、安定のためのメンテナンス段階だと思います。
これだけでは、プログラマーは楽しくないないので、また薪割りから初めて、新しい焚き火をしようと思っています。
題して「シンTWSNMP」を計画中です。

明日に続く


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