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TWSNMPポーリング辞典:コマンド実行

TWSNMPが稼働するパソコンでコマンドを実行した結果で判断するポーリングについての説明です。スクリプトなどで好きなコマンドを作れば、自由にTWSNMPのポーリングを拡張できます。

ポーリング設定

コマンド実行のポーリングは、

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のように種別にCommandを選択します。定義の書式は、

実行するコマンド|検索抽出フィルター|判定条件

実行するコマンド

実行するコマンドは、実行ファイルを最初に指定してください。シェルスクリプトならば、

/bin/sh -c ~/test/t.sh

のような感じです。Windowsの場合は、cmd.exeやPowerShellの実行ファイルを指定します。

検索抽出フィルター

検索抽出フィルターの説明は、

の記事を見てください。指定した条件でコマンドの実行結果の文字から変数うを抽出します。

判定条件

検索抽出フィルターを使用しない場合は、判定条件のJavaScriptで次の変数が使用できます。

exitCode
コマンドの戻り値
stderr
コマンド実行時のエラーメッセージ

ポーリング実行結果

ポーリングの実行結果は、

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数値は、判定条件に記載した変数の値になります。

サンプル

定義を

/bin/sh -c ~/test/t.sh||exitCode == 3

のように設定してt.shを

#!/bin/sh
echo "test 123"
exit 3

のように作成すればテストできます。実行するコマンドは自由に作ってください。

ポーリングテンプレート

この記事で説明したポーリングのテンプレートは、

からダウンロードできまます。

苦労話

このポーリングを作った時の苦労話は、

です。

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