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Raspberry PiのSNMP Agentを動かす

夏休みの自由研究で購入したRaspberry Piをいろいろ活用しようと思っています。まずはTWSNMPのテストのためにSNMP Agentを動かしてみます。

snmpdをインストール

Raspberry PiのOSは、DebianというLinuxベースなのでSNMPのエージェントは、Net-SNMPが使われています。最初はインストールされていないので、

$ sudo apt install snmpd

というコマンドでインストールします。
これで起動すると思いますが他のPCで動作しているTWSNMPからアクセスできません。

snmpd.confを設定する

SNMP Agentの設定は、/etc/snmp/snmpd.confを編集して行います。

 $ sudo nano /etc/snmp/snmpd.conf

編集のポイントは、
まず、外部からアクセスできるようにします。

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のコメントの外し127.0.0.1の設定をコメントにします。

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こんな感じです。
アクセスできるMIBの範囲を広げるため

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view allの行を追加します。rocommunityの行の-Vの後のパラメータをallにします。
設置場所(sysLocation)、連絡先(sysContact)を設定します。

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保存して終了します。

snmpdを再起動する

$ sudo service snmpd restart

のコマンドでsnmpdを再起動します。

TWSNMPからアクセスする

ノードの設定でSNMPモードをv2C、Communityをpublicにします。

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これで、MIBブラウザーからアクセスすれば、

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のようにアクセスできます。


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