2024年8月期 第2四半期決算説明会の内容を公開!~本編(エグゼクティブサマリー)~
こんにちは!TWOSTONE&Sons(以下 当社)のIR担当の森川です。
当社は、2024年5月10日(金)に2024年8月期 第2四半期決算説明会を開催しました。
※決算発表は予定通り4月12日(金)に実施しておりますが、決算説明会は同日発表内容の都合により、開催を延期しておりました。
説明会の動画公開と共に、本編の最初で述べております「エグゼクティブサマリー」の説明内容をお届けします!
詳細をご覧になりたい方は、当社のIRページよりご覧くださいませ。
2024年8月期 第2四半期決算説明動画(本編)
エグゼクティブサマリー書き起こし内容
河端保志氏:こんばんは。株式会社TWOSTONE&Sons代表取締役CEOの河端です。本日は、お時間をいただきありがとうございます。
本日の流れとしては、スライドに載っている順序でご説明します。本資料は、会社のホームページのIRページにアップされていますので、あわせてご確認いただけますと幸いです。
エグゼクティブサマリー①
エグゼクティブサマリーについてご説明します。2024年8月期の注力ポイントとその進捗です。2024年8月期は「積極的な採用投資の継続」「既存事業の成長および積極的なM&Aの計画・実施」「ガバナンス強化」の3点を注力ポイントとして掲げています。
1点目は「積極的な採用投資の継続」です。第1四半期に引き続き、第2四半期も中核事業の幹部人材や営業人材を積極的に採用し、グループ全体の組織力、営業力の底上げを実施しました。
上流案件開拓のためのコンサル人材の採用も強化するなど、案件拡大を図るとともに、売上および利益単価の向上を狙っていきます。そのために、中長期にかけても持続的な成長を可能にする体制構築のための投資を加速させていきます。
2点目は「既存事業の成長および積極的なM&Aの計画・実施」です。M&Aの検討数は、前年同期比で33.6パーセント増となりました。直近では、2024年2月にMapleSystems社をM&Aしました。
MapleSystems社は自社でのエンジニア採用を非常に得意としている企業で、MapleSystems社の売上・利益の連結は第3四半期からとなります。また、当グループ全体でのエンジニア採用および顧客へのソリューション提供の拡大に大きく貢献してくれると期待しています。こちらの詳細については、後ほどご説明します。
既存事業に関しては、エンジニア稼働数が前年同期比39.4パーセント増と順調に推移しました。2023年12月に「Midworks」の新拠点を名古屋、福岡に設立しました。足元では、こちらの2拠点は非常に好調な滑り出しです。
より一層加速するフリーランスエンジニアの需要に応えるべく、エンジニアマッチング事業のマーケット拡大を図っていきます。
3点目は「ガバナンス強化」です。これまでにM&Aを行ってきた企業に対してPMIを継続しています。具体的には、営業効率や経営効率の向上に向けて、子会社間の組織再編を計画しています。エンジニア人材・営業人材の交流やクライアント企業のクロスセルなど、これまで以上にグループ間の連携を強化していくことが狙いです。後ほど、具体的な推進プロジェクトをご紹介します。
エグゼクティブサマリー②
第2四半期の業績に関してご説明します。2024年8月期第2四半期の売上高は、32億7,100万円で着地しました。前年比9億2,600万円増となり、売上高は14四半期連続で最高値を更新しました。
第2四半期は、中長期の事業拡大を見据えた過去最大の戦略投資を加速させました。一気通貫型の支援体制や1社あたりのエンジニア参画人数を増やすべく、コンサル人材・幹部人材・営業人材の積極的な採用投資を実施しました。
そのような積極投資の結果、販管費は前年比3億3,700万円増となり、営業利益は700万円で着地しました。
第3四半期も組織体制強化のための積極的な投資をさらに加速させることで、グループ全体の組織力の底上げを図り、中長期的な事業拡大につなげていきたいと考えています。
エグゼクティブサマリー③
第3四半期以降の見通しについてです。第3四半期以降も、中長期的の成長を見据えた成長投資を継続していきます。2024年8月期は、2023年8月期に注力した営業人材の採用に加え、中核事業の幹部人材やグループ企業におけるコンサル人材の積極的な採用を計画しています。
獲得したコンサル人材が上流案件を開拓し、グループ全体で一気通貫の営業体制を構築することで、売上・利益の単価向上を実現していきたいと考えています。足元では、中核事業の幹部人材の採用が好調で、2024年4月からはプライム上場企業の某人材会社の規模の大きいグループ会社の社長なども当社の責任者として入社しています。
第3四半期からは、新たにM&Aを実施したMapleSystems社の売上・利益を連結します。同社の社員エンジニア採用力をグループへ取り込むことで、グループ全体としての採用力の底上げを計画しています。加えて、MapleSystems社のエンジニアが活躍することで、顧客の課題解決の幅も広がるため、さまざまな場面での貢献につながると考えています。
決算と同時に発表した海外募集による新株式発行により財務体質の強化を図ることで、より戦略的なM&Aを加速していけると考えています。
このように、既存事業の確実な成長にM&Aによる非連続的な成長を組み合わせることで、今後も飛躍的な成長・企業価値の最大化を意識した経営を目指していきます。
海外募集の内容については後ほどご説明します。
エグゼクティブサマリー④
先日発表した下方修正について簡単にご説明します。第2四半期も稼働数増加に伴い、売上高は非常に順調に推移していますが、インボイス制度の影響が想定よりも大きかったため、わずかに利益面での影響が生じました。
また、中長期的に持続可能な組織体制にするためには、売上成長だけではなく利益成長を可能にするための組織構築を、より早期に達成することが重要であると考えています。
組織構築を迅速に進めるために、直近期の利益を再投資することで、戦略的な投資を加速させ、組織体制強化を図る必要があると判断しました。そのため、足元の数字を多少犠牲にしたとしても、中長期における重要な数字を改善するための戦略的な投資を行うことを決定しました。
具体的な投資内容としては、これまでにもご説明したように、一気通貫型支援が可能な体制構築を急ぐべく、戦略策定などの上流工程から携わることができるコンサルタントを中心とした採用投資を行います。
また、従来のエンジニアマッチングにおいても、1社あたりの参画エンジニア数を増加させるための営業組織体制構築のための投資を行います。
これらを用いて、2025年8月期以降の中長期に向けた売上・利益の最大化を図れる組織構築を目指しています。
以上が、第2四半期決算説明会のエグゼクティブサマリーとなります。
その他、決算説明会では、同日発表の「海外募集による新株式発行」だけでなく、四半期の業績詳細や業績進捗率についてもお話しており、当社サイトにて書き起こし全文を公開しております。
詳細をご覧になりたい方は、下記よりご覧ください。