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できない理由ではなく、できる方法を考えられる人が集まった-MDC大阪を振り返って-


エリミネーションマイルがやりたいんやぁ

「エリミネーションマイルやりたいんです」。大阪陸協さんとのはじめての打ち合わせのときに、僕の想いをぶつけてみました。「おもしろそうやな〜やりましょか!」というポジティブなお返事を瞬時にいただけたことはいまでも鮮明に覚えています。

日本では馴染みのないこの種目を簡単に説明すると、トラック1周ごとに最下位の選手が脱落。それを4回(1600m)繰り返すレースとなります。やってる方はまじきつい。見てる方は超楽しい。そんなレースです。

実はこのレース、運営的には大きな課題があります。レースの肝である、どの選手が失格するのかを、「誰が、いつ、どうやって決めるのか」。という点です。接戦で来たらだれが判断するのか?写真判定を毎周使うの?などなど考えればいくつか課題が出てきます。そんな課題も、

「審判長が目視で判断したらええんちゃうん」

という感じで一瞬で大阪陸協さんが解決しました(笑)エリミネーションマイルは競技よりもエンタメです。競技と同じレベルの公平性を求める必要はないのでそれが最適解だと思います。現行のルールで「それはできない!」というのは簡単ですが、「できる方法」を常に柔軟に考えてくださった大阪陸協さんとだからできた大会だったと強く感じています。これ以外にもたくさん無理を言っても、「横田さんのやりたいことをやりましょう」と常に前向きにお返事をいただきました。3発ぐらいマジギレされてもいいことありましたが、マジギレされませんでした。大阪の懐の深さ。感謝!

炎も出したいんやぁ

ずっと、炎出したかったんですよ。陸上の大会で。そんな思いを実現してくださったのはキョードー大阪さん。「今、チャレンジしないと今後も変わらないと思うんです!」と陸上経験のあるキョードー大阪の方が、ミドルディスタンスサーキットに賛同をして連絡をしてくださいました。コロナ禍で、平日で、雨で、陸上競技(しかも中距離)というスーパー悪条件にも関わらず有観客というリスクを取って一緒にチャレンジをしてくださいました。

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炎に関しては、「ドラゴン花火みたいの置いてみんなで着火すればよくね。」くらいに考えていた自分をいま新谷さんに渾身の右ストレートで殴ってもらいたい。そんな気持ちです。それくらい大変な作業でした。それ以外の演出でも限られた予算の中で、僕らのやりたいに対して、常にリスペクトを持って接してくれました。演出素人の我々にもリスペクトを持ってくださったことの感謝を伝えたときに、

「アーティストにしても競技者にしても、その方々が修練、研鑽を重ねて来られた成果の上で、我々裏方は表現をさせて頂くので、リスペクトと感謝を忘れないようにしています。もしそれが横田さんに伝わったのでしたら、これ以上の喜びはありません。」

とお返事をいただきました。泣ける。東京大会でまたお仕事できるのが楽しみです。

雨やけど外でチアリーディングして欲しいんやぁ

タイトル書いてて自分がやりたいことにいろんな人が振り回されていたことをいまさら反省しているところです。苦笑 新谷さんにドロップキックをくらわせてもらいたい。そんな気分です。

エリートレースの前は、箕面自由学園チアリーダー部GOLDEN BEARSのみなさんがパフォーマンスをしてくださいました。ジャパンカップで9連覇を成し遂げた名門中の名門。そんなチームがTWOLAPSサーキットに来てくれました。

チアリーディングは雨天で行うのは難しい競技です。当日の大阪は、ずっと雨予報。なんなら直前まで大雨。コロナ禍でただでさえ人前でパフォーマンスをする機会が奪われる中、また、練習の成果をまた発揮できないのか。そんな不安もあったと思います。それでも、天気が好転するちょっとの可能性を信じて、練習を続け、雨の陸上トラックの水分を少しでも除くために全員でトラックを雑巾掛けをする。最後の最後までどうやったら最高のパフォーマンスができるのかを考えてくださっていた姿が印象的でした。

彼女たちのスーパーパフォーマンスを見られたのは、TWOLAPSとも契約を結んでいる、世界一 自己ベスト更新率の高い ジムを作るを掲げているRSLAB代表の三井さんが、箕面自由学園GOLDEN BEARSでキャプテンを務めてくれたご縁で実現しました。三井さんは大会当日、サーキットTシャツの売り子もしてくれました。ほんとに素敵な子だ。

そんなRSLAB主催のマラソン大会 Beyond はこちら。おれも出るかぁ。いや、売り子で勘弁してください。

三井さんが売り子してたTWOLAPSサーキットのグッズはこちら↓

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本当にたくさんの方の、「やろう!」という思いが詰まった大会が大阪大会でした。できない理由ではなくできる方法を考えて新しい大会をつくる、「陸上の未来を一緒につくる」仲間として、これからある、福島大会、東京大会を一緒に作っていただける協賛企業様、ボランティア、選手をを引き続き募集させていただいております。一緒に陸上競技の未来をつくる#GameChangers になりませんか?

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