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ITニュースWEB 23/05/05(第058回)GW番外編

インターネットで飛び交う、今週1週間のIT・科学・経済のニュースを 独自の視点で振り返る「ITニュースWEB」ですが、今週はゴールデンウイークということで最新ニュースではなく「身の回りの最新事情」にスポットを当てたいと思います。題して、、、

ハワイに久々に行く人は気をつけないと財布も心も大ダメージ!!知っておくべき5つのポイント!!

このゴールデンウイークにハワイのオアフ島に行ってきました。たぶん10年ぶりくらいのハワイでした。それ以前はほぼ毎年行ってて、少なく見積もってもこれまで20回以上はいったことがある自称ハワイ通(オアフ中心)です。それがサラリーマンを定年退職したとたん、年金は当てにならないので小銭稼ぎの毎日となり、休みも取れなくなって行かなくなり、挙げ句の果てが新型コロナで完全に行けなくなってしまっていたのです。

そしてようやくコロナも収束し今年はついに渡航について全面解除にもなり、思い切って小銭稼ぎをいったんお休みしてこのゴールデンウイークに大金突っ込んで行くことにしたのです。昨年のゴールデンウイークは九州の大分で温泉旅行にいったり、今年の正月にはこちらも久々の台湾旅行にも行ったのですが、ハワイは本当に久しぶり。ここでまず1番目の注意ポイント!

(1)ハワイ旅行の予約では帰国日に注意を払え!!

久々のハワイ旅行とはいえ、ご存知のように極東アジアを誇る日本とハワイの間には日付変更線があります。そんなことは百も承知でハワイ旅行の予約をウエブで取るのですが、旅行サイトによって色々な表記が氾濫しててめちゃくちゃわかりにくいのです。例えば今年でいえば、5月1日(月)に日本を出発して3泊して帰るとすると、日本到着は5日(金)になりますよね。

5月1日(月)出発:成田 > 5月1日(月)到着:ホノルル(ホノルル泊)
5月2日(火)1日自由行動(ホノルル泊)
5月3日(水)1日自由行動(ホノルル泊)
5月4日(木)出発:ホノルル > 飛行機泊
5月5日(金)到着:成田

とこうなるわけですが、旅行日程を入力するとき、5月1日〜5日と入力すると5日に日本に到着する日程で予約できるサイトと到着が6日になってしまう予約サイトがあるのをご存知でしょうか?最後の確認を怠らなければ大抵は間違わないで予約できるのですが、久々の日付変更線にもかかわらず気持ちばかりが先行してあっという間に予約完了してしまったところ、1日多く予約してしまったのはこの私です。これが5日(金)が6日(土)ならまだなんとかなったのですが、休みギリギリで当初予約してしまったため、7日(日)日本戻りのつもりで予約完了したところ、なんと7日ホノルル出発で日本到着は8日(月)の午後となってしまっていたのです。月曜の連休明けの仕事を休むこともできず、家族を残して私ひとりだけ1日早い帰りの飛行機を予約するか、全員の予約をキャンセルするか一大事になってしまいました。予約も1ヶ月前を切っていたため、キャンセル料が満額発生!!電話で話してなんとかキャンセル料を少しまけてもらって予約を取り直しましたが、キャンセル料十数万円を払う大失態となりました。それでもゴールデンウイーク真っ只中の予約にしてはある程度納得な金額で予約が取れたのでよかったです。

(2)ESTA申請は検索で「ESTA 申請」で出たURLで登録すると損するかも!?

つづいての注意ポイントは、ビザ免除プログラムのESTA取得について
渡米する際は現在、仕事などで行く以外は、観光ビザを免除する代わりに必要になるのがESTA(Electronic System for Travel Authorization)です。なんとESTAの簡易お手伝いサイトがいくつもあるのです。自分で全部登録すれば20ドルで済むのだが(これも考えてみるとなんでビザがわりの申請だけで20ドル=約2800円も払わなきゃなんないのかとも思いますが)、私はそれどころじゃなかった。検索して出てきたESTAの「お手伝いサイト」で登録してしまうと、必要最低限の入力だけであとは機械が適当に登録してくれちゃってすご〜く便利なんです。でもその代わり代行手数料込みで8千円も取られちゃいます!!これに最初登録してしまい、あとで気がついて、もしできなかったらやだと思い、改めて本物のESTAサイトで登録しなおしたため、20ドルのところ20ドル+8千円=1万4百円かかってしまいました。ちなみに本物のESTAサイトは

ESTA オフィシャルサイト
https://esta.cbp.dhs.gov/ (日本語にしてから登録しよう!!)

なんと先にやってた妻は「お手伝いサイト」からあとで連絡が入り、ESTAで直接申し込まれてるのがわかったので8千円お返ししますと連絡が来たそうです。運が良い人もいるもんです。私は来ませんでした。なのでESTAのお手伝サイトでも登録はできるみたいだが直接登録するのと6千円近くも差があるにしてはやってくれることは渡航先のホテル名とか電話番号などをUn Kunownと入れてくれるだけなのでなんとも言えない感じです。

(3)ハワイやアメリカではまだまだチップの文化が根強いぞ!!

最近はオンライン予約すると海外旅行でもQRコードをスマホで見せるだけでチェックインできたり、スーツケースの預かりや搭乗も対面なし・チケットなしで行けたりしますが、今回は旅行サイトからの予約だったので、飛行機はQRコードなしの紙、紙、紙。これもそろそろ番号登録してあるわけですからバーコードやQRコードで本人確認や予約確認ができるようにして欲しいものだとブツブツいいながらも、約10年ぶりのハワイに無事到着。空港を出るやいなや、燦々と輝く太陽に青い空と真っ白な入道雲。目の前の風景が日本にいるときとは比べ物にならないくらいはっきり見えるように感じます。

しかしながら、ハワイについてからもよくわからない、また忘れていたような習慣が襲ってきました。それがチップの習慣。15%〜25%くらいそのときのグレードによって支払い額に上乗せするというものですが、私は20年くらい前にアメリカ勤務の経験もあるので、支払額を3倍して20で割った金額(例えば100ドルだったら300÷20=15ドル:15%)を常日頃から上乗せしていました。が、久々のアメリカ(ハワイ)ではそんな習慣もそろそろなくなったかな、、、と思いきや、そんな呑気な状況ではないんです。

行く飲食店どこでも支払う用紙に50ドルなら7ドルから10ドルとすでに文章が書かれていてパーセントの横にチェックボックスがあってどれかにチェックを入れるようになっているではないですか!!それも日本語だ!つまりこれは日本人専用のチップ促進用用紙なんです。たぶん日本人以外にはこんな文章が入ってる紙は出さないんじゃないのかな。クレジットカードだと最後に必ず15%、20%、30%、とチェックボタンが出てきてどれかチェックしないと支払いができないくらいのプレッシャーです。

まずホテル。チェックインする際に紙が渡されて、日本で払ってきた宿泊料とは別に、毎日チップ代+飲み放題のミネラルウォーター+アメリカの朝刊紙+オンデマンドビデオ1回分で1日20ドル取られました。なのでベッドに1ドル札を置いて出る必要もなくなって気も楽にはなりますが20ドル(約3千円)は驚きです。

【2023年版】ハワイでのチップの常識
https://www.hawaii-arukikata.com/hiinfo/s_taizai/tip.html

さらに今日は単なる日用品屋さんでコーヒーカップや日用品を買っただけでチップを要求されました。自分で商品を選んで自分でレジに持って行っただけでチップの要求とは酷すぎます、ちょっと日本人をバカにしてるような気もしました。チップはあくまで強制ではないので、どこで要求されてもどれにもチェック入れず支払いを拒否しても支払えるのかもしれないですし、前にアメリカ人の友人で払わない人もいましたが、私は恐ろしくてできませんでした。

(4)ハワイのバスカードは危険がいっぱい!?

ハワイでもとくにオアフ島では100路線近くのバス路線があるそうで、どこに行くにもバスは欠かせません。お金持ちの日本人観光客はUberを使っている方もけっこういましたが、バスを活用できるようになれば、オアフ内であればほとんどどこにでもレンタカーなしで行けそうです。ただそのためには少々訓練が必要なのです。

普通に現金で乗ろうとすると1回乗るたびに1ドル札3枚=3ドル(2023年5月現在)なのですが、いちいち出すのもやなので日本のSuicaみたいなのがないかと調べるとあるんです。ホロカード(HOLO CARD)といいます。

HOLO CARD
https://www.holocard.net/ja/

日本では常識のSUICAやPASMO、ICOCAなどのICチャージカード。お財布にお金入れておくように駅などでチャージしたり、クレジットカードやスマホと連携してオートチャージにしたりして交通運賃の支払いでは絶大な効果を果たしています。以前に台湾やマレーシアなどでもICカードを買って電車に乗るとき超便利だったので、ハワイでもあるのかなと調べたらあるわけです。

ところがそのノリで購入したらなんとハワイの場合のホロカードは「購入する場所」によって少々内容が異なるカードになっているのです。まず私はどこにでもあるABCマートで購入したんですが、ここで買うと1日乗り放題乗車券がついてきてしまいます。つまり買った時点でカード代2ドル+1日乗り放題金額7ドル50セント=9ドル50セント支払わされます。1日乗り放題なのですが、絶対その日に乗りまくらないと次の日はもうそのカードで乗れなくなってしまうカードなのです。その日に一度も乗らなければ翌日に1日乗り放題にはなりますが、僕の場合は実際初日は2回だけ乗っただけ。現金で払えば6ドルだったのに、7ドル50がなくなっちゃいました。

因みにホロカードは購入してから2時間30分までは無料、さらにその後1回乗った後、2時間30分以内であれば乗り換え無料という裏技もついてます。などで初日2回乗った分のうち1回目は無料だったので結果この日は1回つまり3ドルしか乗らないのに1日乗車券分7ドル50払ってしまったというわけです。

◎ホロカードはセブンイレブンで購入せよ!!

ではホロカードはどこで購入すればいいのか、、、。それはセブンイレブンで購入することをお勧めします。ABCマートでも1日乗車券7ドル50セントのチャージはしてくれるのですが、セブンイレブンでは自由な金額(5ドル、10ドル、、、5ドル刻み)でチャージしてくれます。さらにパスポートなどのIDを見せれば65歳以上の方専用のシニアカード(1回3ドルのところ$1.25)や子供カードなども販売しています。ただしシニアカードは写真付きらしいのでちょっと恥ずかしいかもです。

◎ホロカードはオートチャージもできるがここにまた落とし穴が、、、

このチャージはネットでホロカードの裏に書かれた番号を登録すると自分でもクレジットカードからの自動チャージ設定もできるのですが、これがけっこうやばいです!! 僕はオートチャージにしてしまおうと1日乗り放題のオートチャージをしてしまったため、1日過ぎるたびに7ドル50セントが引き落とされちゃいました。明日も7ドル50以上乗るかわからないのに7ドル50=日本円で約1050円が無駄に引き落とされてしまいました。オートチャージを使うなら「5ドル以下になったら5ドル自動チャージ」を使えばいいんです。ホロカードの1日という概念は「午前3時から2日目の午前2時59分まで」だそうなので、オートチャージをストップするのは夜にホテルに帰ってきてからでも間に合います。

因みに自分の居場所と行き先をGoogleマップで打ち込めばほぼすぐにバスの乗り場と路線が表示されます。さらにバスが近づいてれば今どの辺りにいるかもマップに表示され、あと何分で到着するかも分かるのでGoogleマップは欠かせません。

◎物価が高いのはあたりまえ!日本で買えるものは日本で買おう!

正月の台湾でも日本に比べて物価がめちゃくちゃ高い(約2倍)とおもいましたが、ハワイもとびきり高いです。額面的に見ても、例えば日本で1千円程度のラーメンが約20ドル=2千円くらいのイメージ。マクドナルドもビッグマックが5ドル99、単品で600円くらいのイメージ、これが1ドル140円で換算した日にゃラーメンいっぱい2800円、ビッグマック単品820円ですよ。今日もお昼にランチでちょこっとチャイニーズで8千円、夜もセーブしてティムホーワンで1万円なり。日本のティムホーワンで2人で1万円はさすがに食べたことありません!

Tim Ho Wan Waikiki
https://tabelog.com/hawaii/A6001/A600101/60002467/

支払いは現金のほかクレジットカード、デビッドカード、Apple PayやGooglepayが使えます。最近のクレカは波の印がついてるやつかICチップが入ってるやつならタッチ決済だけでサインもせずオッケー。磁気カードリーダーでスキミングされるのがちょっと怖い方はこの波マーク(リップルマーク)でのタッチ決済が安全です。

クレカやデビットカードで増えてる謎の“波マーク” 一体ナニモノ?
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2211/12/news064.html

2023年版!ハワイで使えるクレジットカード5選&おすすめの特典を紹介
https://www.ark-gr.co.jp/creditcard/post-1266

(5)ウオッシュレットがほとんどないので気をつけよう!!

ところで一番困ったことは、ウォッシュレットがほとんどの高級ホテルやレストランでないこと。もはや年齢的にもウォッシュレットじゃないとなかなか大を気分良く出し切ることが出来ない私。なので日本では日々お世話になっているのですがこれがなんとハワイの中流のホテルや飲食店で見かけないんです。そもそもハワイのホテルやレストランはけっこう古い建物が多く、最近建てたばかりの建築物というのがあまり見かけませんよね。なのでホテルの部屋にいるときは、日常的な習慣から大をした後はすぐにシャワーに入るようにしているのですが、これはとても面倒くさい。そんな中唯一見つけたのがロイヤルハワイアンセンターの公衆トイレ!なんとシャワレット装備!ほかにもDFSガレリアのトイレもウォッシュレット完備だそうです。この情報は使えますよ!

ハワイでウォシュレットがあるホテルは少ない、ホテルはロイヤルハワイアン、お店はDFS
https://hawaii1.jp/waikikihotel/washlethawaii.html

以上「ハワイに久々に行く人は気をつけないと財布も心も大ダメージの知っておくべき5つのポイント」でした。みなさんもこのポイントをチェックして楽しいハワイの旅を満喫してください。

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