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オモコロに鉛筆削り器で鰹節を削る記事が載った記


寺悠迅です。そう、寺悠迅なのです。

●オモコロに記事が載った

2023年3月3日。オモコロに僕の書いた記事が載りました。


鉛筆の削りカスって鰹節に似てる。じゃあ実際に鉛筆削り器で鰹節を削りたい! って記事です。

今回は、今回だけは一つ、本気の反省……というか罪の告白をさせてください。


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以下、オモコロ記事のネタバレが含まれますのでご注意ください。
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●グルグルダシトールを忘れるな

おお、愚かなインターネットの亡霊よ。グルグルダシトールを忘れるな。雪室御大を畏れよ。

グルグルダシトールとは

2007年5月27日、アニメ「サザエさん」で放送されたエピソード「父さん発明の母」(脚本:雪室俊一)に登場。

鉛筆削り器のような本体に鉛筆サイズまで削った鰹節を入れ、ハンドルを回して鰹節を削る珍品。作中で実際に販売されているものではなく、ノリスケがアイデアとして磯野家に提案したもの。

なお、当該エピソードは『全自動卵割り機』『びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛』『ノリスケ!お前は当分出入り禁止だ!』等、インターネット上で広く知れ渡っているネタが詰まっている回である。

「あなや、インターネットに根差す魍魎が是を知らいでか! すわ剽窃か!」 と声を荒げないでいただきたい。マジの、大マジに、僕のほうが先に考えてたから

子どもの頃、一度はありませんでした? 鉛筆の削りカスを鰹節みたいだと思ったことが。はたまた逆に、鰹節を鉛筆の削りカスみたいと思ったことが。僕はね、その気持ちをずっと覚えていて、形にしただけに過ぎないのよ……


……これもマジの、大マジに、グルグルダシトールの存在は記事をすっかり書き上げてキャプションを考える段階で思い出しました。血の気が引くとはこのことよ。

おれ……骨の髄まで二コ厨だと思ってたんだけどなあ……なんで忘れてたの……

……『さよなら絶望先生』で、作者の久米田先生が意図せずドラえもんと丸かぶりする話を描いてしまったのに後で気づいて、単行本収録を自粛にしたってエピソードを思い出したな。

268話『ペイの拡充』 - 久米田康治ワールド Wikiサイト

こういうことは覚えてるのにな……なんで忘れてたんだろうな……そしておれは、藤子プロサイドからお許しを得ても自粛を決定した久米田先生のように、高潔にはなれない……子どもの頃のおれが今のおれを見たらなんて言うんだろうな……

「まあまあ、そういうこともあるんじゃない?」

クソガキャァ!!! ノートにパクリマンガばっか描いてたテメーと一緒にするな!!!


●出汁でダジャレメニューを作る傾向にある

ペンネの味噌汁『ペンシル』

今回はペンシルなる味噌汁を作りましたが……


宗田節の冷製すまし汁『クリーム宗田』

二年くらい前。ソーダで宗田節の出汁をとって、クリーム宗田なるものを作ったこともありました。

なんなんだこの出汁ダジャレシリーズは。今度はあご出汁でシェイカー振って出アゴマティーニでも作ろうかな。完成まで時間かかりそう。しかも僕、酒飲めないのに。


●謎の木片の正体

鉛筆のスケール確認に大活躍したこの謎の木片。後日調べて正体がわかりました。百均のインテリアウッドウォールバーです。

そのままディスプレイに使ったり、ちょっとした工作でディスプレイ用の何かを作ったりできるオシャレアイテムですね。少なくとも鉛筆のスケール確認用ではない。

なんで買ったんだろうなコレ……ホントに思い出せない。なにか工作に使うつもりで……はて……?


●僕は左利きライター

記事中の写真の通り、私は左利きです。言葉を覚えてからの人類は、人種や性別、年代を問わず、全人口の一割程度が左利きに生まれるとどこかで聞きました。

人権意識の高まりにより、利き手の差別や苦労もぐっと減り、その恩恵を感じながら日々過ごしております。マジでありがとう! ユニバーサルデザイン!

作業している手元の写真や動画が多く、右利きの方々からすればちょっと違和感ある光景だったりするのかもしれませんね。


 

オイラは特にコレが困るんでさあ! ナイフの刃は片面にしかついてないから、右手じゃ削りにくいのなんのって! プラモ作る趣味もあるんだから、一つくらい左利き用ナイフ持っててもいいのかもしれんなあ。

ありきたりだけど、左利きが左利き道具専門店に行くレポートとかやってもいいんかな……こんなんいくらあっても良い気はするな……


●本枯れ節の実物はスゴイから一度は手にとってみるべき

皆様がお手に取る鰹節は削り節が多いと思うのですが、正直お高めですよね。でもね、機会があれば生の鰹節……というと生カツオみたいでややこしいな。本枯れ節の実物を手にしてみて欲しいですね。

こりゃ高くて当然だわ」って思うから。

鮮魚がここまでガッチガチになるの!?』ってビビると思います。どれほどの手間を掛ければここまで水分が抜けるのか。

ここまでうま味の塊になるの!?』とも思うはずです。削っていない状態でも、削り節にしても粉にしても、どんな状態でも鼻孔をうま味が擽ってくる。鰹節はもはや【うま味のインゴット】といったところ。

あっ、じゃあ『味の素』を固めたら【シン・うま味のインゴット】ができるってこと? え!? じゃあじゃあ【シン・うま味のインゴット】を削ったら【シン・うま味削り】が……!?


次の記事が「シン・うま味のインゴットを作って削らせてくれい!!!」だったら、誰か止める大人はいなかったのかよと思ってください。あるいは、イケると踏んだ人間がいたんだと思ってください。


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