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気ままな寄稿

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ご報告

この度,とある企業様から文章執筆の依頼を頂戴しました。 きっかけは,過去に投稿したこちらの記事☟です。 多くの方にお読みいただいた,ある意味節目となった私のうつ公表の記事。 この記事の中で,私が子供の為に教材を自作し,予備校のオンライン授業に着手させるという行為を評価していただいたようで,教材のモニターとしてレビュー記事を作成することと相成りました。 うつのサイン,対処法シリーズはこちらの記事を完成させた後に再開させていただきます。 ご依頼のあった記事は,数日後に投稿させて

聞く≒教わる≒学ぶ

◆聞く ☞ 言語・声・音などに対し、聴覚器官が反応を示し活動する。 ◆教わる ☞ 教えられる。教えを受ける。知らせてもらう。 ◆学ぶ ☞ まねてする。ならって行う。              -以上,広辞苑より 私の解釈はこう。 ◇聞く ☞ 音声が耳に入り,聞こえている。 ◇教わる ☞ 問題解決のため,話し相手から聞いた言葉を理解する,あるいは理解しようとする。 ◇学ぶ ☞ 教わった事をベースに,より良く問題解決出来るよう,工夫を加える。 違うようで,繋がっている。

怒りの表現を変えたら荒んだ心に平和が訪れた話

指定こそされていなかったが,実情はまさに教育困難校だった場所に勤務していた頃,朝から大量の生徒が教室におらず,何かしらの問題行動に異常な頻度で見舞われ,規格外の理不尽と日々格闘していた私の心は荒んでいた。 あの時までは 始まりは授かった子供妻が第一子を妊娠したことをきっかけに,乱暴な言葉遣いと煙草をやめる決意をした。 副流煙が母胎と胎児に悪影響なのは言うまでも無く,どこまでが真実なのかは確かめようも無いが,我々の言葉が胎児に届いているということをたくさんの方から告げられた

紙と金属の居場所

私達は,カラー印刷された紙と成型された金属を媒体に,「信用」あるいは「信頼」のやり取りをしている。 だがこの数年,その媒体が0と1に取って代わられようとしている。 今回は,資産の持ち方についての考えを綴る。 「価値」をどう捉えるか言うまでもなく,冒頭で触れたものは『カネ』のことだ。 我々にとって,カネは切っても切れないものであり,保有する紙幣と貨幣の量が,個人の富を表す場合もあった。 歴史を学んだ方ならご存じの事と思うが,元々取引は物々交換で行われていた。 日本では収穫さ

グラスが乾いた日

私の持つグラスは,いつも濡れていた。 ある時は居酒屋で,ある時は友の家で,ある時は自宅で。 飲むものはその場・その時で異なる。 ビール,梅酒,ハイボール,カシスオレンジ,ウォッカ,テキーラ,レッドブル,紅茶,麦茶,牛乳… 「グラスを持つ」という行為は,乾いた喉を潤すと同時に,その場・その時に体と心が訴える乾きをも潤してくれていた。 そこにはいつだって,安堵に満ちた顔が一緒にあった。 私だけでなく,友の,家族の,見知らぬ人達の顔もだ。 いつしか,その顔を見掛ける事が少なく

日常の引き算

以前少しだけ触れたが,現在我々家族が住んでいる家は,元々私の生まれ育った僻地にあった古民家をリフォームしたものだ。 そこにはかつての住人が使ってそのままになった品々が多数あり,これまでは忙しさと疲れを言い訳に,それらをほったらかしてしまっていた。 そこに突如舞い込んだ自宅待機期間,子供達との時間も勿論大切だが,四六時中くっ付いていても逆にお互いのストレスになりかねない。 というわけで,「お互いの心身の健康維持のため」という大義名分のもと,自宅の大整理が始まった。 その中でふと

メルカリ取引に見る 教育の重要性

メルカリでの取引件数が200件を超えた。 友人が某オークションサイトで痛い目に遭った経験を聞いていた私は,何となく個人間の売買という形式に対する警戒感を払拭出来ず,食わず嫌いのままアプリのインストールすらしていなかった。 そんな状態のまま迎えた昨年の秋,妻のキャンペーンポイント欲しさが潤滑にさせた口車にまんまと乗っかり,ユーザー登録に至る。 お陰様でとても良い取引を多数させていただいているのだが,その一方で,ユーザーが受けて来た教育は果たして十分なものだったのだろうかと,不安

三十路に踏み込み 体と向き合う

前回の記事で少しだけ触れたが,私は自粛期間中にトレーニング動画を利用した肉体改造を始めた。 小学校のクラブ活動から始まり,中学,高校と運動部に所属,学生になっても屋内プールでアルバイトをしながら運動をしていた私は,独学の筋力トレーニングが習慣となっていた。 しかし独学は所詮独学,正しい理論に基づいていなければ,目覚ましい変化が身体に現れるわけもなかった。 今回は,やはり何事も学んだ上で自分なりの工夫をすることが大切だと実感したという話を綴る。 鍛えているのに,細くなる体高

自粛期間に変化した思考

昨日に続き,本日も含め,3回ほどお題に沿った投稿をさせていただく。 3月2日から登校禁止になった子供がいる我が家にとって,自宅待機中の子供達がどうすればストレス無く過ごせるのかは,悩みの種になるとばかり考えていた。 しかしそれは実に早い段階で取り越し苦労となり,今となってはそんなに悪い時間では無かったとさえ思える経験になったというお話を綴る。 「郊外の戸建て」という,コロナ禍における最強の環境我々家族はとある事情のもと,これまで住んでいた都心部から,私の生まれ育った僻地へと

今更ではあるが

noteを始めて10日,ただの一般人である私の記事を,私とはまるで住む世界の違う,多種多様な分野でご活躍されている方々にご覧いただき,「スキ」まで付けていただけるだなんて,最初は想像すらしていなかった。 たまたまタイムラインで挙がったからご覧くださった,という方がほとんどだと思うが,それだけ「教育」というカテゴリーに関心を持っている方が多いのだと改めて実感したし,現場に立っていた人間として発信する私の言葉に共感してくださる方がこれほどいらっしゃるということを目の当たりにして,