「ゲイはキモい」が形成される要因
ゲイを笑い者にしても許される時代バラエティ番組の保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)のように、ストレートの男性がゲイの特徴を誇張したキャラクターを演じても、大きな問題にはならなかった時代、まだ性的指向が定まっていない頃の子供や、身近にLGBTQに該当する人がいないストレートの人たちにとって、ゲイとは一種のキャラクターにすぎなかった。そんな人が実際に存在するとも思っていないから、笑い者にしても誰かが傷つくわけではないという感覚を持っていたかもしれない。でも、その時代にも確実にゲイは