ゲイを金儲けに利用するのは悪なのか

ユーチューバーの登場

最近ゲイのユーチューバーが増え、LGBTQをテーマに実験・考察している動画を見かけることが多くなった。もっとゲイに対する偏見をなくそうと活動しているのだが、Youtubeという収益が得られる分野であるかぎり、ゲイを金儲けに利用していると言われることもあるだろう。人気が高まるほど、いわゆるアンチもしくは否定的な思想を持つ人たちが比例して登場する。果たしてゲイを売り物にすることは悪なのだろうか。

ネット上の商売

現状ゲイバーやゲイに関するショービジネスは、ゲイを対象にして収益を得ている。今や時代の陰に隠れて商売をしているわけでもない。だが、ネット上の商売になると急に眉間にしわを寄せる。もともと無料で活動できるはずなのに金儲けとは何事かと言わんばかりに、攻撃の対象になりやすい。例えばYoutubeは、無料で楽しい時間を与えてくれるツールであるという一般的なイメージがあるものの、実際はとんでもない大金が動いている。金がないと動かない世界と言っても過言ではない。そんな世界でゲイがゲイとして報酬を得ている事は偽善行為なのだろうか。自分の性的指向を肯定し、ポジティブに生きる糧に換えられるのは並大抵のことではない。ゲイを天賦の才能として利用できる人を賞賛したい。

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