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とだわらびSDGs通信 Vol.6 【NINI(株式開始ニィニ)】後編

前回に続いて、蕨市のアパレルメーカー株式会社ニィニ 取締役の保坂郁美さんのインタビューとなります♫

捨てないアパレルを目指す

細井〉
保坂さんが描かれた漫画を見ると、第一回目シンポジウムの自主開催の強い想いやご苦労が非常によく理解できました!
そして娘さん可愛いですね♪

↓   ↓ 【前回記事はこちらから】↓   ↓
※一番最後に保坂さん作の漫画を載せています!

保坂さん〉
ありがとうございます!
人前で話すなんてやったことないですし、集客ももちろんやったことがありませんでしたので、とにかく近所中駆け回りました。
おかげさまで100名以上の方にご来場いただくことができました。

また、このシンポジウムは学校教育にも重要だと思い、当日に近所の高校の校長先生にもダメもとで直接電話しました。
そうしましたら、その日の夕方の講演に来てくれたんです!

その後、近所の小学校からは社会科見学で当社に来てくれるようになったり、5,6年生を対象とした特別授業をさせてもらえるようにもなりました。

細井〉
また2019年には第2回目のシンポジウムを開催されたんですよね?

保坂さん〉
はい。第2回目のシンポジウムは目黒にある蟠龍寺(ばんりゅうじ)というお寺でファッションショーとトークショーを行いました。

細井〉
なぜお寺で開催されたのでしょうか?!

保坂さん〉
『モノとコトとヒトの輪廻転生』を象徴する場としてお寺で表現したかったのです。

単に煌びやかな和テイストのファッションショーではなく、職人・家族・着物の魂を浄化し、新しい時代と共に形を新たに生き続ける、そんな輪廻転生の想いを込めたショーを行いました。

埼玉県のビジネスコンテストで最優秀賞を受賞

細井〉
素晴らしいですね!
そして2020年に行われた【埼玉スマイルウーマンピッチ】というビジネスコンテストに出場されて、見事最優秀賞を受賞されたということですが、どのような点で評価されたとお考えでしょうか?

出典元)公益財団法人埼玉県産業振興公社 主催
SAITAMA Smile Women ピッチ2020 
https://smile-women-pitch.com/2020_results/

保坂さん〉
新規事業としての『捨てないアパレルを浸透させるセミオーダー・リメイク事業』で出させていただきました。
事業として利益を出すのはもちろんのこと、社会貢献や持続可能性という部分でもご評価いただけたのかと思います。

私たちがやっている『捨てないアパレル』(セミオーダー・リメイク事業)はSDGsの目標12『つくる責任』の部分に該当します。

そしてもう一つ、この目標の中には『つかう責任』というのがありますが、これは私たちではどうにもコントロールすることが難しいんです。
そこで皆さんに問いかけるということの重要性を感じています。

私たち作る人間は『伝える責任』があるのでなないかと考えています。

今後も学校教育やシンポジウムなど、継続して発信していきたいと思っています。

走りながら考える

細井〉
保坂さんの行動力というのは半端じゃないものがあると思うのですが、それを支える原動力は何なんでしょうか?
私なんか「やらないといけないなぁ。」「やりたい!けど難しいなぁ」と結局、諦めてしまうことが多いんですが。

保坂さん〉
出来るとか出来ないではなく、「やるんだ!!」っていう風に思うと勝手に行動しています。
あれをしないと、これをしないと、が溢れ出てくるんです!
考えながら歩んでいるというより、走りながら考えているといった感じです笑

細井〉
ご家族で一緒にお仕事をされていると思いますが、ご家族仲良しの秘訣は何でしょうか?

保坂さん〉
一番は我慢しないことです。
自分の気持ちに正直に。
気づいたら行動に移す、私がそういう人間だということを周りが分かってくれているというのがありがたいですね。

細井〉
お互い我慢しないとケンカになりませんか?笑
社長(お父様)はオーラからして、器が大きくて、優しそうですよね!

保坂さん〉
しょっちゅうケンカしてますよ!
さっきもしてましたから笑

たしかに父の方が器が大きいですね^_^

ただ私が本気で生きているということに、ひょっとしたら周りが共感してくれているのかなと。

自分勝手で好き勝手な想いではなく、地球環境や社会や周りのみんなの気持ちが豊かになる道筋を私はどうしても作りたいんです。そのためにだったら、命と引き換えにでも構わないと本気で思っています。

自分の考えが足りずに見えていない部分が多すぎて、周りに迷惑をかけたりケンカもしますが、周りには良き理解者が多くて本当に助けられています。

明日死んでしまってもしょうがないと思えるくらい今日を精一杯生きたいと思います。

SDGsの取組をしつつ、しっかりと収益をあげていく

細井〉
それでは今後の展望をお聞かせください。

保坂さん〉
まず『伝える責任』の部分では、先日のビジネスコンテストの最優秀賞の特典として、県内の小中高の学校に出前授業の機会をいただきましたので、10月に行ってきます。

貴重な機会をいただいたので全力でお伝えしに行きたいと思っています。

事業の方としては、クリーニング店との業務提携を考えています。
私たちが洋服を作った後にお客様と洋服の付き合いは始まりますが、私たちにとってみたら、作り終わった後は洋服との縁が切れてしまいます。

クリーニング店とタッグを組んでメンテナンスをして差し上げることで、極力長く愛情を注いで着てほしいと思いますし、お客様とそのようなお付き合いできたらいいなと考えています。

また洋服を通してSDGsの取組をしつつ、事業性も上げていきたいです。
どういう風にして収益をあげていくのか、、、
限られた少人数制の中でモノを作る、売上を上げていく、、というのは並大抵なことではありません。

まず一つは、一点一点オーダーメイドで技術を持った職人さんを育てるということに力を入れていきたいです。

そしてOEMに関しては協力工場としての地方のアパレルメーカーと共に収益をあげていけるような仕組みづくりを築くことを最終ミッションとしたいと考えています。

《知って、感じて、考える》

細井〉
ありがとうございます。
最後に地域の方へ向けてメッセージをお願いします。

保坂さん〉
SDGsの目標や理念を初めて見た時に、やっと自分の会社の考えに世界が追い付いてきたぞと思いました!笑

皆様も一消費者として《知って、感じて、考える》という繰り返しを共にしていきましょう!

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
とてもパワフルで子どもたちの未来を考えて、本気で生きている方で、そのお人柄に心を打たれました。

同時に自分自身に対して、、、
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と
喝を入れたくなりました(^_^;)

株式会社ニィニ 取締役の保坂郁美さん、保坂峻社長、お忙しい中取材にご協力いただき、ありがとうございました!

【 株式会社ニィニ 】https://www.nini.co.jp

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