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上司に期待できないのは、会社のせいではなくて自分の問題ということ

合わない上司はいるけどさ

職場でのミーティングでいつも話や考えが合わない上司がいる。
部下たちの提案に耳を傾けず、独断で決めることにうんざりしている。
上司だから、いちいち部下の許可や機嫌を取る必要はないことは知っている。

話し合った結果よりも、そこで決めるまでのプロセスが大事なんじゃないかと、個人的に感じていたのである。
自分の意見が絶対的に正しいと言い切れるのかも甚だ疑問である。
でもそれはお互い様かも知れない。

話し合っても分かり合えない

譲れるところ譲れないところはハッキリしておきながら、
AでもなくBでもない、ディスカッションを経て生まれる新しい解に辿り着くために、対話を重ねていくのが建設的ではないか。

いや「給料さえもらえれば」「定時に帰りたいし」「問題ないなら良くない」と現状に対しての意見や考えはメンバーによってバラバラである。
組織にとっての優先順位=上司の意見とも限らないので、前提が違う者同士で話し合うことに価値があるのかも考え直さないといけないかも知れない。

独立すれば別の不満が生まれる

なら周りに不満があるなら自分一人でやれば良い。
起業しよう。フリーランスになろう。
誰にも不満を言わず、上司の顔色を伺うことなくのびのびと自分を表現できる。

だが容易に足を踏み出せないのは、自信や勇気がないだけなのか。
いや自分の頭の中で独立して失敗し、家族で路頭に迷うシナリオを思い描いているからに違いない。

会社で仕事をするということは、よっぽどの不祥事を起こさない限り毎月決まったサラリーを手にすることができる。
しかも週2回の休みや公休もついてくるシステムである。

そこにはもちろん代償も付きまとい、期待通りの仕事がいつもできないし、客や同僚に忖度しないといけない場面もある。

ものごとは柔らかく遠くから見ていきたい

だから冒頭の不満も、意見が合わない上司がいるのは、走れば息が切れるくらいの当たり前の現象なのである。
そこにいちいち目くじらを立てるくらいなら、自分の方が出世するか、他の条件が良いところに移るかを検討した方が健全だ。

問題や事象を早急に判断し、原因を外側に見つける傾向に気付いた時は
自分自身が満たされていない証拠なのかも知れない。

深く、広く、構造的な視点を持つクセをつけていこう。

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