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はじまるふたり③【メイの記憶】

私の詩を送った次の日の朝

ふと、起きてからナツキにメッセージを送りました。
まだ朝の5時12分。

おはよー
雷凄かった、夜中

するとナツキからすぐ返事がありました。

おはよう^_^
そうだねー。雷追いかけてきたよ。
今、近くにいるんじゃないかな

そしてナツキから送られてきた一枚の写真は
我が家から近い風景でした。
私は少しドキドキしました。
すると続いて、ナツキからメッセージが届きました。


ナツキ:
今日は忙しい?

メイ:
少し出ているけど、ナツキは休みなの?

ナツキ:
朝だけ
うんやすみ
そっち行ったら、話せる?

メイ:
もー今日の今日なんだから(笑)

ナツキ:
あ、またかσ^_^;

メイ:
お友達のイベントに出ているの。朝から。
お昼から出られるかな。何時ぐらい?

ナツキ:
12時以降

メイ:
あ、そのほうがいいな。ゆっくりで大丈夫。


ナツキはそのとき用事で、我が家の近くを通り過ぎて
行ったようでした。

そして、私たちは今日
逢う約束をしました。
それは嬉しい出来事でした。

あと一週間後にしか会えないと思っていた人が
またやってきてくれる。。

私はものすごく感激していました。
ナツキの純粋な想いを感じたからです。

そして
私がメールをしたタイミングが
偶然我が家の近くにナツキがいるタイミングだったことにも
自分自身にも驚き

それは
私たちだけが起こしているんじゃない、
なにか大きな力が働いているような気もしていました。

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