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物語を綴ることから①【メイの視点】

私たちは、会えない時間の間
メールやメッセージのやり取りをしていました。

それは、今のことだったり
答え合わせのことだったり、

今までの答えのすり合わせを
日々しているように思いました。


その中で、

ナツキと再会する一年前ぐらいに
私が瞑想をしていたときのことを思い出しました。


それは、潜在意識に繋がり
ビジョンをそこで創り上げ
理想の自分を重ねる、という願望実現の手法の一つでした。

・・・・・・・・・

私は、深い瞑想に入っているときに
理想の家を思い描きました。


それは、
庭が広く、緑の垣根があり
縁側があり
庭を見るのに遮ることのない大きなガラス張りの窓が
ありました。

そこで子供が遊んでいる姿が見えます。

そして、
夫を探そうとするのですが、
どうしてもそのイメージの中に夫が現れません。

あれっ?おかしいな・・・
うーん、、、

どれだけイメージで創り出そうとしても
なかなか現れないのです。

そして、ふとキッチンを見ると・・・

なんと、そこにはナツキが立っていました。


???


その当時、ナツキがカフェをやっていることは
知っていましたが
もう全然会ってませんし、
しかも、理想の未来を思い描くときに
家族でもないナツキが
どうして出てくるのか・・・・


その時の私には全く理解できませんでした。


きっと、遊びに来てくれて、珈琲を
入れに来てくれたのか・・・

はたまた、私はとってもお金持ちになって
ナツキを雇うのかしら・・・

とか、そんなことを思っていたのです。(真剣に)

その瞑想を日を改めて何度やっても何度やっても

キッチンには必ず
ナツキが立っていました。

そして、夫は容易にはその場面には出てきませんでした。

・・・・・


今思えば、不思議な出来事ですが
潜在意識は知っていたんだなと確信させるような
出来事でした。


半年以上の時間を経て
答え合わせできるなんて
想いもしませんでしたし


それをナツキに伝えて、
二人で驚いたり。


そんな答え合わせはまだまだ続いていきました

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