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再び、メイのもとへ(6)【ナツキの記憶】

どのくらい寝ていたのでしょうか?

メイの膝枕でしばしの睡眠をとっていました。

告白した直度に寝る・・・・。
あっちの寝るではなく、
純粋な寝る。睡眠・・・。

なんとも間抜けな話です。

が、どうも僕らツインレイとして気づいたときから、普通の恋愛ステップには乗らないようでした。

極めて新鮮でドキドキでありながら、とても穏やかで慣れもいる心持ち。

間合いの分からないことは、もちろんありますが、それ以上にお互いの存在が唯一無二であることを深く基盤にしている感がありました。

今日告白して付き合いだした高校生のような勢いと、何十年も連れ添った夫婦かのような、息の合い具合。

本当に不思議です。


体力を回復した僕は、再びメイの唇を求め、情熱の時間を過ごしました。

そして、僕の指は、やさしくメイの胸元を探検し、着やせするメイに、静かに驚き、見た目程なだらかではない稜線に、密やかに喜びを感じていました。

しかし、ああ無情。

公園は閉園の時刻を告げていました・・・。

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