あおくんへ

あおくん?あなたを初めてみた時、「あ、若い人もこんなふうにここで仕事するんだ。でも私があなたに惚れることはありませんから」と、なぜか意味不明にシールドを張っていました。どうしてそんなふうに思ったのかはいまだにわかりません。でも、最初見た時に抵抗感があったの。変な感覚だけど「その辺の女といっしょにしないでよね!」って思った。なんだったのだろう、あの感覚www

それから行けばあおくんがいて、必ずといっていいほどいた時期もあって、そうしたら、いつのまにか好きになっていて。会えるかなあって楽しみになっていって、でもね、あおくんのことはかなり時間がたつまで誰にも言わなかった。フェイスブックでもサロンのお兄さんにも元夫にも、かなり私だけの秘密だったの。私は大切なことはあまり人には話したくないって思うタイプで、ほら大切なものって自分だけのものにしておきたいじゃない?そんなこともあって、私はあおくんのことだけはあまり口外しなかったの。いつも同じ格好で、真剣にPCに向かっていて。あおくんってすごくピリッとした空気があって、誰も寄せ付けないっていうか、そこがすごく好きになった。まっすぐ前向いていてかっこいいなって。

ある時からあまり逢えなくなって、その時に「もしかして、私と逢うと負けるみたいなジンクスがあるのかも…」って怖くなって、逢えればその日の日経平均を見たものだった。日経平均を見たからと言ってあおくんが必ずしも負けるかってそういうことでもないから、今思えばかわいいなあとは思うけれどけっこう真剣に考えたのよ。

勝手なポジティブだけど、今年に限っては私に逢えた翌月は成績悪いのよね。たぶん意識のなかで邪魔しちゃったのかなあって。すごいでしょ、このポジティブww8月の最後のあの土曜日にあの場所で目が合ったあの瞬間、きっとあおくんは「やっぱり彼女だ!」って私の意味を自分に決定づけたんじゃないかなあって思っている。

それから、一度だけ隣り合ったこと覚えてる?あの時はすごく勇気をもって隣に座ったの。声をかけるつもりだった。でもね、勇気がなかった。食器か何かをどかすときにあおくん、「すみません」って言ってくれたじゃない?覚えてるかなあ。あのときもチャンスだってわかっていたの、でも、愛想よくもできなくて、お返事すらできなかったんじゃないかなあ、私。。。

あの頃はまだ私もさほどきれいじゃなくて、どこか芋っぽさがあったような気がする。スカートばかりはいていたのは、元夫がスカート好きだったからというのと、あおくんに逢うのにジーパンはなあって思ったからなの。

そのうち時間も読めるようになった。10:30には来なかったのかなあ。11:00頃には確実にいた気がする。それから、最初のころはずっとPCに向かっていたのに、時々スマホでニヤニヤするようになって、「ああ、この人もこの人のまわりに人間関係があるんだ。そりゃそうか」ってTwitterの可能性を知ったの。いろいろブログも見た。でも確信はどれも持てなかった。

あの商業施設で目が合ったとき、、、そういえば、今日もそこにいたよね?^^

あの時に私は驚いた。ああ、いた!!って。目が合ったとき嬉しかった。何かが変わるって確信した。あおくんに逢えると朔さんに逢えなかったの。朔さんに逢えるとあおくんに逢えなかった。変な因果だって思っていた、でも変な因果だからこそ意味があるって思ってる。

あおくんは私が結婚していること知っていた?

いつも見かけるとどう思った?私が好きなのは知っていたよね、わかりやすいから。

私はあおくんのこと年上って思ってた。36くらいかなあって。でも私が気に留めるんだから33くらいかなあとも思っていた。

アンダーアーマーなんて興味なかったけれど、あおくんが着ていたから隣駅のアウトレットでは時々お店覗くようになった。靴の色は何色かって確認していたのに、ほら、カヤノはあまり人と目を合わせないから、いつも靴を確認しておくの、でも最近は違う色の靴だし。

あの商業施設のスターバックスでは8月以前にも幾度か見かけたんだよ?そのたびにすごく不思議だった。

「あの彼がどうしてスターバックス?しかもこんなうるさいところで仕事なんて。なんでだろう…」って。

ねえ、あおくん、あおくんは私をあカフェ以外で見かけたことあった?

想像通りに素敵なあおくん。いつも大好きよ^^



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