西へ行け、そして南へ①

中の人：①あおい（アラフォー、女性、お勤め人、千葉在住、体癖や星、心のことを勉強している音楽好き）　　　　　　　　　　　　　　

②ちー（アラフィフ、女性、脱お勤め人、東京在住、セラピスト、システマ、珈琲とチョコ好き）https://hoshitochi.amebaownd.com/pages/5681000/concept Twitter:@Vanilla_Love77 ユーザー名　Chii

＊＊夢にでてきた＊＊

ある日、夢を見たのです。わたくし、ちーが男性に「三輪山神社に行った方がいいよ」告げる夢を。夢の中では、三輪山行、とテロップにあるバスの前に２人で立っていたのでした。夢の内容はそれだけでした。　　

三輪山って知らなかったのです。だから「面白いこともあるものだ」くらいにしか思わなかったけれど、グーグルさんにお訊きしたら三輪山ってある！そして神社は大神神社と言うらしい・・・当時知り合ったばかりの奈良在住の女性に連絡したら「最近行った」とのことでいろいろ情報を仕入れたのでした。ちなみにこの連絡を取り合っているときは、台風上陸かという時期で、いつも窓際に置いているブルーの瓶が階下の道路に落ちて割れたのでした。怪我人はいませんでした。めちゃくちゃ怖かった。あおいちゃんにもエリックサウスでミールス食べながら話したら、あおいちゃんが手にもっていたカレーをほぼスプーンごと落としてワンピースがカレーだらけになってしまい、「ぎゃあ、三輪山！」となりました。

さらによく行く喫茶店Aの占術もしている店主Pさんに話したところ「行った方がいいね」と言うので「やっぱりそうかな」ということになり、西が吉方位の日など教えてもらい、とりあえず行くことにしたのでした。しかしですね、奈良に対してはノーイメージでして「鹿がいるんだよね、あと大仏？」ぐらい小学生から情報が更新されておらず、全然何も沸いてこない。２日前にようやく帰りのバスだけ予約し、泊まるところも行き方も、決め兼ねていたのでした。　　

松村潔先生の『パワースポットがわかる本』、何気なく開いたら三輪山のことが書いてある！というか三輪山ネットワーク（ってなに・・・？）を基本に書いた本だと。散々読んだと思ったのに。いかに私が奈良を度外視していたことか。三輪山周辺のエネルギーとしては「意思疎通力や通信力、サーチ能力など探しにくいものを探すときに役立つ」とありました。探しものはないのですが、模索していることはあります。これからどんな風に生きていこう？セラピストとして「よくなりたい」と思ってきたけど、どのように活かしたらよいのだろう？とりあえず、この本を読んで三輪山に向かって南に３０度、鏡作神社から歩くのをスタートすることにしたのです。南というのは見える集団性を強め、社会的成功を得る方角です。

こんにちは。あおいです。
私も大神神社には数年前行ったことがあります。コロナ前です。私は作家の吉本ばななさんのファンで、エッセイにたびたび出てきていたことから、この神社を知っていました。
古くて由緒正しい神社、なにやら不思議な現象がおきることがある、といったイメージ。当時なんとなく探したら、日帰りバスツアーで大神神社のプランがあったので行くことにしました。
登拝の説明を受けてたすきをいただき、自祓いしていざ入口へ、といった流れで、説明のなかで三輪山が御神体であることから登拝中は会話厳禁ということでした。体力に自信のない私は登拝のための杖をお借りして無事登拝できました。
三輪山のなかで起きたことは外で話してはいけないらしいのでこの先はここでは書きませんが、ちーさんと食事中にカレーをこぼしたのはここでの出来事を話していたせいかもしれません(笑)
大神神社で撮った写真があるはずなのですが、見つからないのも何かの力が働いているのかも。
ただ、今になって思えばその頃から自分自身が変わってきたように思います。当時も今も悩み事は絶えないタイプですが、世界に対する視線が変わったというか。ばななさんの作品には占い師やセラピストが出てくるものがあるのですが、そういった方々との繋がりが生まれてきてそれによって世界が変わりました。
大神神社のサーチ力のおかげかもしれません。
自分がなりたい自分になる、引き寄せ、といったものがありますが、自分の意識の想像するものが本当に望んでいるものなのでしょうか。本来の自分(というものがあるのならば)が望むのは、社会に認められるものではないかもしれないし何の役にも立たないものかも。目の前で起きている現実が、自分が引き寄せてる結果だとしたら。
悩んで苦しむのはつらいけど、そこから学べるものを望んで目の前の現実を引き寄せたのかもしれない。自分の意識よりももっと大きな変化を本当は望んでいるかも。そう考えたら多少は客観的に自分がどうしたいのか考えられるようになると思うのです。
ということで、もし何か変えたい、きっかけがほしいというときには大神神社はおすすめのようです。