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イギリス王家

ヨーロッパ王家を取り上げて絵画を軸に紹介する。今回はイギリス王家。去年エリザベス2世が身罷られたが、ウインザー家ひとつとっても、実はドイツの家系で、大戦後の国民感情を考慮して変更した、とのこと。こういったこと自体全然知らなかった。

同じ島国でありながら、大陸と近いがゆえにフランスとの長きにわたる戦争、様々な民族を統治するために宗教に頼り、利用され分裂したイギリス。

特権階級であるがゆえに、それを維持するための争い、その反動による贅沢三昧などその時代を生きた庶民からするとろくでもないが、数百年たって見事な宮殿や、博物館が残っていることを考えると何事も悪いことだけではないと思わせる(雑にまとめすぎ)。

「君臨すれど統治せず」はイギリス王室の在り方を端的に表しているが、贅沢三昧するためにお金は持っていくのだから、ずいぶんな話だ。そのお金も産業革命に端を発した三角貿易や、帝国主義による植民地政策などどれをとってもひどいことこの上ない方法で得たものばかり。確かにその時代の王、王女にもさまざまな出来事があっての結果なわけだが、なんだかなーとおもってしまう。

つぎは、フランス王家に手を出してみることにしよう。

街歩きがさらに楽しくなるものがあるといいな