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(6)国大横浜小の行動観察対策方法

国大横浜小のテスト形式

もうご存じかと思いますが、横浜小の考査は3日間にわたって行われます。
1次試験:ペーパー(全員一斉)→面接(面接をしていない子どもは待機活動)
2次試験:行動観察1時間~(待機活動もあり)
3次試験:保護者による抽選

行動を観察するという曖昧さ

私も最初、行動観察を課す意義が掴めずに苦労しました。
子どもたちの様子を先生方がチェックすることは分かります。
しかし子どもたちを観察するとは????と戸惑ったのも事実です。
この試験がどういった基準なのか、どんな姿を目指していくべきなのか
最初は全く分かりませんでした。(キラリと光るって一体……"(-""-)")

オホホホホごきげんよう、のような可憐さが必要なんだろうか…?
それともお友達に指示を出せる強さが必要なのだろうか…?
キビキビ軍隊のように動ける屈強さが必要なのだろうか…?
キラリと光る賢さやずば抜けた個性が必要なのだろうか…?
先生に愛される愛嬌や媚が必要なのだろうか…?
答えはどれも違っていました。

結局丸1年、試行錯誤しながら行動観察クラスに定期的に通うことと、模試のフィードバックと減点加点箇所をよく読みこむことで、なんとか10月手前の直前期にやっとコツを掴むことができました。
…もう少し、出題の意図や加点減点の基準を俯瞰で説明してくれる機会があればな…などど思います。それこそがノウハウなんでしょうけどね( ;∀;)

そうやってつかんだコツや練習方法を非常に細かく赤裸々に書いてみました。6200文字と非常にボリュームがあるので読み応えばっちりかと思います。もしよろしければご活用ください。

3つの領域さえ抑えれば通過する

ひとことで行動観察といっても3つの領域に分けられていると感じました。
それぞれの領域で及第点を取れば通過できます。
逆に言うとどこかが著しく欠けていると通過できません。
やはり横浜小の試験は、難関私立など飛びぬけた優秀層を青田刈りするための試験とは全く目的が違うのです。
注:あくまで私が授業や模試から感じたことですので横浜小の考査の意図するものは違う可能性もあります。

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